2022年春のチャリキャンプひとり旅(その三)11日目
●2022年5月1日(日) 11日目 晴れ 北西風
【走行距離64km 獲得標高543m】
土佐白浜→入野海岸→土佐中村→土佐清水→足摺岬
今日は、更に南下して名勝「足摺岬」まで約60キロの旅。8時から喫茶店が開くため、早めの7時から食べて、と云われて下へ降りると、モーニング定食のようで、ご飯はお握り2個のみ。
おかわりできる雰囲気はなく、目いっぱい食べたい三人はプチショック。準備を終えて8時に出発しようとすると、地元の人だろうか、車が数台停まり、お店に入っていく。あの朝モーニングが人気あるようだ。お年寄りにはちょうどいい量だろうが、サイクリストには少なすぎる…。
この辺りの海は、クジラが現れるらしく、ホエールウォッチング観光が目玉になっているが、あまり興味がないので、三人ともスルー。国道を離れ、海沿いの小道を走っていると、密漁禁止の警告板が幾つもあり、「あわび、とこぶし、さざえ、いせえびなどを採捕すると、20万円以下の罰金」と書いてある。
きっと、この辺りで密漁する人が多いのだろう。国道に戻ると、四国名物の「アイスクリン」が。
筆者は冷たいのが苦手なので無理だが、200円はリーズナブル。渚百選のひとつ「入野海岸」の遊歩道を走っていると、ボードを持ったサーファーのカップルが砂浜を歩いているので、望遠ズームで撮るも、カップルじゃなくにーちゃん二人だった…。
この海岸はサーフィンだけでなく、「Tシャツアート展」も有名らしく、ちょうどこの時期に開催されている。
有料なので、中に入らず、入り口でスタッフに聞くと、「応募者に無地のTシャツを送り、絵を描いてもらうシステムで、今年は867点も集まった」とのこと。望遠で覗くと、描く範囲枠が決まっているようで、四角い絵ばかりだ。入野海岸を過ぎると、畑があり、収穫作業をしている。
玉ねぎっぽい葉っぱだが、細いので、ラッキョウかと思い、近くで作業していたおとおさんに聞くと、正解。鳥取砂丘の辺りもラッキョウ畑が多く、砂場にラッキョウありである。ここで、日本百名城達成を目指すU氏が土佐中村にあるお城に寄ると云うので、それに付いていくO氏とも別れて、ひとり足摺岬へ向かう。
すると、小さな港に、消防車や救急車が停まっていて、駐車場奥で何か打ち合わせをしている。防災訓練かな、と思って先に進むと、救助ヘリコプターも飛んでいるので、近くにいた地元のおじさんに聞くと、「知らないが、四万十川で遭難事故があったのかも」とのこと。
その四万十川を渡り、少し行くと、うどん屋があり、まだ11時前だが、少なかった朝食の影響で既にお腹が空いているので、入ろうとすると、後ろにO氏が。お城へ行った後、資料館へ行くU氏と別れて来たらしい。国道はここから内陸部に入るので、海岸沿いの険しい県道を行くとのこと。流石である。
ワカメととろろ昆布と卵が入っている650円の田子作うどんを注文。
まだ早い時間なのに、周りには、お遍路さんの格好をした人がいて、結構、繁盛しているので、お遍路さんのための食堂だとわかる。
ゆで卵のサービスがあったので、お遍路ではないが、一個頂いて、海岸線よりは楽な国道の峠をアタック。トンネルがあるので、難なく越えて下ると、「38番札所の金剛福寺まで27キロ」の石標が。
徒歩だとまだ6時間もかかる距離だ。自転車なら2時間ほどなので、やっぱり自転車の方がいい。水を張った田んぼに、山並みが映っていて、のどかな光景に立ち止まってパチリ。
大岐という海岸に来ると、キャンプ場じゃないのに、たくさんのテントが。
サーファーも多いので、その家族のために海岸を開放しているのだろう。
道端の無人販売所があったので、覗くと、野菜ではなく、アサリのような貝がワンパック200円の安値で売っており、キャンプならアサリの酒蒸しにするところだが、ガスもコッヘルもないので、アサリ買うの諦める。
以布利(いぶり)という港へ行く分岐に、「大阪海遊館以布利センター」の案内板があり、ジンベエザメやマンボウがいるようだ。折角なので寄ろうと思ったが、道沿いになく、気が付いた時には行き過ぎてしまったので、ジンベエザメも諦める。この辺りから南国感が漂いはじめ、野生のビワがなっていたりする。
田子作を出て、3時間、やっと足摺岬に着き、少し待っていると、U氏が颯爽とやって来る。
O氏はまだかかりそうなので、二人で岬の見える展望台に行って、断崖絶壁の足摺岬を撮り、灯台前では、追いついたO氏と共に記念撮影。
41年前に来た時は、椿の木が生い茂る遊歩道を歩き廻ったので、今回も、と思っていたが、暑いし、バスツアー客も多いし、マスクをして歩くのもしんどいので、止めて、ひとり入口の自転車置き場に戻ると、隣に、40才ぐらいのロードバイクにーちゃんがいる。
話をすると、宇和島から100キロ走って来て、40キロ先の中村まで行くとのこと。この装備ですごい体力である。筆者には到底無理…。まだ15時半だが、岬から近いお宿「民宿福田家」に入り、クーラーでキンキンに冷えた缶ビールとバナナを頂いていると、二人が到着。
お風呂は、沸かすのが面倒なのか、「近くの温泉ホテルまで送るので、そこで」と女将さんに云われ、料金も不要とのこと。こちらとしても、ホテルの大浴場に入ることができるので、ウエルカムである。
夕食は、カツオのたたき、シマアジ、ブリ、スマガツオの刺身、グレの唐揚げなど魚三昧。筆者は、夕食時、日本酒を呑むので、白米は全く食べないが、二人は、何と五杯も食べていた…。阪神は、西純也の好投、糸原、近本の活躍で宿敵巨人に8―1の快勝。これで巨人三連戦三連勝!最高の気分で寝る。例のヘリコプター捜索事件については、ネットで調べてもわからないので、翌朝、お宿の方に朝刊を借りてチェックすると、なんとそれらしい記事を発見!「田野浦に住む85才の男性が二日前の30日に散歩に行くと云って帰って来ず、警察が情報収集中」と書いてある。
田野浦という地名は、あの救急車や消防車がいた場所であり、間違いない。やっぱり、捜索中だったことがわかり、スッキリする。
【走行時間3:51 平均速度16.3km/h】
【本日の会計】¥10,494(宿代¥7,100含む)
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