2022年春のチャリキャンプひとり旅(その五)15日目

 ●2022年5月5日(木) 15日目 晴れ 南西風

【走行距離60km 獲得標高543m】

内子→R197→肱川→日吉→梼原

 

6時半に起きて7時から朝食。

地産地消の五皿に加え、生卵とヨーグルト。旨いので、ご飯もいっぱい食べたいが、昨夜の食べ過ぎが効いて二杯しか入らず。いつも4―5杯食べるU氏も珍しく2杯のみ。そのU氏とU氏同様このGWランに気合の入っているダズ夫婦は、早起きして、朝食前に、筆者が昨日行ってきた田丸橋までポタリングしてきたとのこと。中の土間に置かしてくれた自転車を外へ出して、バッグをセットし、お世話になったご主人と女将さんにも入っていただき、出発写真。

今日は、山の中を通って、雲の上の町と呼ばれている梼原(ゆすはら)まで約60キロの旅。筆者はずっと国道197号線を通る川沿いのルートだが、気合の入り方が違う4人は、険しい山の中を通っている「龍馬脱藩の道」ルート。距離はほぼ一緒だが、獲得標高は筆者の500m強に対し、なんと1300m以上もある。内子の町を出て、肱川沿いに南下すると、宿間という小さな集落があり、高知から見つからないように険しい山道を歩いてきた坂本龍馬は、ここ宿間から川舟で肱川を下り、大洲、長浜を経て、瀬戸内海を渡り長州に入ったらしい。

パレテーナの工場だろうか、パレテーナがジェンガのように高積みされている。ここまで高積みしなくてもいいのでは、と思うが…。地震が起きたら総崩れやで。

内子から15キロほど、道の駅「清流の里肱川」で、何もない山中を走る4人は昼食の買い出しを済まし、その先で、筆者と別れて、山の方へ入っていく。ダズの奥さんであるアコが別れる時のポーズなのか、ハートマークを作ってくれる。M氏もなぜか真似をしている。

肱川の上流にある鹿野川ダムを越えると、湖上に競技用ボートがアメンボのようにスイスイ動いている。

ダム湖は湖面が安定していて細長いので、距離を稼ぎやすく、ボートレースに適しているのだろう。「路面に溝あり」という警告板が現れて、「二輪車走行注意」とあるが、どう注意しろというのか!。

路面に水が溜まらないように溝を切っているのだろうが、タイヤが細い自転車にとっては左右にハンドルを持っていかれるので、不安定極まりない。水を切るためなら、縦溝じゃなく横溝にして欲しいが、縦溝の方が、工事が簡単なのだろう。歩道との段差、トンネル内の狭い歩道、歩道はあるが路側帯のない狭い車道など、自転車の事など、ほとんど考慮しないお国の道路政策には、いつも不満を感じる。

日吉という集落は、マンホールに依れば、四万十川と鮎とミカンと椎茸の町らしいが、四万十川沿いの町は皆そうだろう、とひとり突っ込む。ここから高知県の県境まで勾配がきつくなるものの、1時間で県境のトンネルを越える。

梼原町のマンホールには、古い木造の建築物が描写されており、これが町のシンボルなのだろう。

今日のお宿「農家民宿いちょうの樹」は町外れの田畑地帯にあり、わかりにくかったが、何とか見つけて、14時にとうちゃこお~。近くを流れる川には無数の鯉のぼりがそよ風に揺ら揺らと泳いでいる。

のどかな田園風景を眺めながら、ランチ用に買っておいたお総菜をつまみながら、ビールとワンカップを呑む、このひと時が疲れた体を癒してくれるし、至福の時。標高950mのきつそうな韮ヶ峠を越えてくる本隊にLINEすると、まだ峠辺り。シャワーはあるものの、お宿のお母さんが車で近くの温泉まで送ってくれることになっているので、皆が揃うまで待つしかない。なので、わかりにくい宿に迷わないよう、県道から入るルートを写真で伝える。16時半頃、無事迷うことなく本隊が到着し、早速2台に分乗して「雲の上温泉」へ。

足摺のお宿は温泉代を全部出してくれたが、そんなラッキーはなく、400円を払って入浴。夕食は18時から居間で。まず目に入ったのが、大盛りの炊き込みご飯。キジの肉が入っているらしい。

キジを頂くのは初めてかも。なので、昨日に続き、ご飯を食べないわけにはいかず、またもお腹一杯に。食通のM氏曰く「キジ肉は鶏よりしっかりした食感」とのこと。

おかずは、農家民宿らしく、畑で採れた?ウド、花ニラ、ワラビなどなど。食堂兼居間にはいろんな物が飾ってあり、奥の方に「農林漁家民宿おかあさん百選」の賞状を発見!。

お母さんにこれを見せると、「隠していたのに、お恥ずかしい」と云いながら、いろいろと説明してくれる。農家民宿とは農業を主業とし、その代わり獲れた農作物を宿泊者に提供するシステムで、四国で最初に始めたのが、お母さんとのことで、プチびっくり。夏には、ゼミ合宿で慶応や東大の学生さんが泊まりに来るほど、人気があるようだ。清潔さでは劣るが、昨日に続き、大正解のお宿であった。そして、阪神も、6回からの継投策が嵌り、ヤクルトからサヨナラ押し出し四球を得て、3―2で何とか勝つことができる。

【走行時間3:59 平均速度15.1km/h】

【本日の会計】¥9,622(宿代呑み代¥8,400含む)


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