2021年夏のチャリキャンプひとり旅(その三)6日目

 その三は、琵琶湖の西岸から南を廻って米原まで行き、敦賀まで輪行してフェーリーに乗り、苫小牧までの六日間です。


6日目は、安曇川から琵琶湖南岸を廻って近江八幡のキャンプ場まで。

7日目は、彦根を通って米原の東横インまで。

8日目は、雨予報のため連泊。

9日目は、雨のため、敦賀まで輪行。

10日目は、敦賀新港まで行き、フェリーに乗船。

11日目は、苫小牧東港に着き、苫小牧駅前の東横インまで。


【その三の読みどころ】

びわいちとは…

湖上に浮かぶ鳥居を取り巻く問題とは…

仙台刈りって何?

琵琶湖でも魚群現る!

琵琶湖大橋と江島大橋

同じ琵琶湖でも東西でこんなに違うとは!

最低ランクの近江八幡のキャンプ場

小鮎がなんと三百匹も!

Aさん油まみれ!

滋賀県立大学の学生恐るべし!

日本縦断こころ旅記念すべき一千回目

輪行はやっぱり疲れる近江塩津駅

敦賀まで延伸される北陸新幹線で思うこと

敦賀と厚真の石炭火力発電所

B寝台と雑魚寝のツーリングJ

ももクロの泣いていいんだよに感動

苫小牧東港の不便さを考える


●2021年6月10日(木) 6日目 晴れ 南東の風

【走行距離52km 獲得標高185m】

安曇川→R161→県道307→県道558→琵琶湖大橋→県道559→近江八幡→県道25→休暇村

 

今日は、ルート図のように、琵琶湖の南岸をグルっと半時計廻りに走るコース。近江八幡のキャンプ場では、クラブの先輩で、京都在住のA氏と合流することになっている。1年前、若狭の和田キャンプ場まで車で来てくれたA氏に、旅の壮行会的な宴会を開いていただき、感謝したものであるが、今回も、琵琶湖の川で小鮎を釣ってから来てくれるとのことで、楽しみである。6時半に起きて、朝カレーを一から作り、ごはんは、炊かずにストックしている佐藤のごはんをカレーに直接入れて温める。今日も快晴の中、10時に出発写真を撮る。一度撮り直して、やっとジャンプショットが成功。国道に入ると、道路上に「びわいち」のマークが。

湖岸沿いに一周200キロほどらしいが、平日の今日でも、それらしきロードバイクライダーが多い。あとでわかったのだが、びわいちには初心者向けの低速コースと上級者向けの高速コースがあり、初心者は歩道や車の少ない市道を通るように、上級者は国道や県道の車道側を走るように、ガイドされている。筆者にとっては、車の少ない裏道を誘導してくれるので、とても有難い。湖岸沿いに少し進むと、湖上に浮かぶ鳥居が見えてきて、そこへ、立ちこぎするボーダーが近づいてくる。

後で知ったが、この鳥居を無断でくぐる不届きなボーダーやジェットスキーヤ―が多いらしく、神社の人が困っているらしい。実際、この人もオールを漕ぎながら、くぐって去っていった。柵を立てる案があるようだが、景観を損ねるので、躊躇しているらしい。神聖な鳥居を挨拶もせずにくぐるのは確かによくないが、通りたい気持ちもわかるので、難しい問題である。

国道の反対側には、格式高そうな白髭神社があり、お参りして、御朱印をもらう。国道から市道に入ろうとすると、「仙台刈り」という幟が目に入る。

カットハウスの看板があるので、刈り方の種類だろうが、聞いたことがない。調べると、「伊達政宗の兜をモチーフにした左右非対称の前髪で、サイドは刈り上げ」とある。最近、若者に流行の髪型のようだ。市道に入ると、大型犬が湖に入水しているところに遭遇。

暑いので、行水しているのだろうか。次は、高級そうなリゾートコテージが現れる。

門の前には、英語で「エバーグレイズ」とある。今はやりのグランピングのようだ。レギュラーシーズンで一泊素泊まり3万円ぐらいなので、家族やグループにはちょうどいいのかもしれない。次は、天満宮御旅所というかわいい宮社が現れる。

旅人が旅の無事を祈る場所のようなので、ちょっと挨拶をして先へ進む。湖へ注ぎ込む川がきれいだからか、琵琶湖の水も透き通っている。昔は汚かったイメージがあるが、浄化対策が功を奏しているのだろう。

湖岸を見ると、またたくさんの魚影が。細長くて、口は鱚のように尖っていて、見たことのない魚だ。

もしかしたら、悪しき外来魚かもしれない。これも昨日の鯉同様、産卵のためにリスク覚悟で、浅瀬に集まっているのだろう。琵琶湖大橋の手前まで来ると、もう12時半なので、「星乃珈琲店」というコメダのパクりみたいなお店に入り、生姜焼き&コロッケランチを注文。

旨かったけど、コーヒーを付けて¥1,230はちと高い。

琵琶湖大橋に差し掛かると、思った以上に勾配がきつい。ダイハツのコマーシャルだったか、べた踏み坂で有名になった鳥取県と島根県の県境にある江島大橋ほどではないが、ギアを一番軽くして上る。ピークでは琵琶湖の西岸を撮影。

一面真っ青な湖で綺麗なのがよくわかる。一方、橋を渡って、東岸の別の橋上からの湖面写真は、↙黄土色に濁っている。

急峻な山が迫っている西岸と、平野が広がる東岸という地形の違いもあるが、人口密度の濃淡や、ダム湖の影響もあるのだろう。近江八幡にある休暇村キャンプ場には、予定通り15時に着くも、Aさんは既に着いていて、受付を済まし、荷物をサイトに運ぼうとしていた。

湖岸にあると思っていたキャンプ場は、湖岸からセリ立つ山の中腹にあり、琵琶湖は全く見えない。しかも車の荷物は台車に載せて急な坂を登らなくてはならない。失敗したと思ったけど、もう遅い。まだ暑いので、設営の前に、Aさんの愛車「三菱アウトランダー」で近くの長命寺温泉へ行き、買い出しも済ます。フリーサイト場所は急斜面なので、ひとつひとつ木の板がセットされているが、ペグが使えないので、筆者は草の上に設営。

昨日の湖岸のキャンプ場と違い、テントサイトには我々以外、誰もおらず、10人ぐらいの若人グループが日帰り用の建屋にいるのみ。これでも一泊料金は¥2,200もする。でも、途中にあった湖岸の「マイアミ浜キャンプ場」は5千円以上するので、贅沢は云えない。Aさんが釣ってきた小鮎を見せてもらうと、これがメチャメチャ多い。全部で三百匹ぐらいあるらしい。

早朝の7時から釣り始めて5時間で、この釣果になったとのことだが、こんなに釣らなくても、と思う。Aさんも、何回もしゃがんだり立ったりしたので、痛めている膝が更に悪化したようだ。釣り方は、チョン掛けといって、エサじゃなく針に魚を引掛ける釣法。最初は上手くいかなかったらしいが、近くにいたベテラン釣り師にコツを教えてもらったら、面白いように釣れたらしい。調理は、炭火塩焼と素揚げと天ぷらと南蛮漬けの4種類。

取り敢えず、揚げておけば、持って帰れると云うので、油まみれになりながら、Aさんは、どんどん揚げていく。片や、筆者は、横で、ビールや日本酒を呑みながら、どんどん食べていく。

この夕闇の写真は19時半頃に撮ったものだが、青とオレンジのグラデーションが綺麗。湖岸だったらもっと…、と思うが仕方ない。入口に近い建屋でBBQしていた連中は、実は暴走族だったようで、バイクや車の爆裂音がうるさい。だいぶ離れているので、そんなには気にならないものの、そういう意味では、指定されたサイトが上の方でよかった、と思う。21時頃、何とか全部揚げ切り、Aさん、お疲れ様でした。そして、ガスランタンを落として割ってしまい、すみませんでした。阪神は、日ハムに、アルカンタラとルーキー中野の活躍で4対2の勝ち。

【走行時間3:10 平均速度16.5km/h】

【本日の会計】¥6,745

【休暇村近江八幡キャンプ場評価:25点】

24点に次ぐワーストキャンプ場。シャワーは管理棟にあるものの、ランドリーはなし。虫も多く、良かったのは、屋根付きの大きな炊事場があるくらい。なので、もうここには多分来ないだろう。


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