2022年春のチャリキャンプひとり旅(その一)5日目
●2022年4月25日(月) 5日目 晴れ時々曇り 東風
【走行距離51km 獲得標高580m】
三野→R192→阿波池田→祖谷口→県道32→西祖谷
今日は、吉野川沿いに遡上して、蔦監督の池田高校で話題になった阿波池田を通って、しょんべん小僧の祖谷渓までずっと登りのルート。
8時に二日お世話になったキャンプ場を出発すると、すぐに、昔、銑鉄のユーザーだった「ミヨシキャスティング」の工場を発見。
徳島のS社長が「三好のキャンプ場のすぐ近くに同社の工場があるよ」と仰っていたので、気にはなっていたが、偶然だけど見つかってホッとする。20年ほど前に何度か訪問したことがあるだけなので、特に思い入れはないが、このような田舎にある鋳物メーカーが頑張っているのは、喜ばしいことである。余談になるが、筆者がいつも、出発して最初に大体買うのが、コンビニのウイスキーとワンカップで、ウイスキーは180ccで305円のトリス、ワンカップは300ccで242円の大関ジャンボが一番お得である。
ブラックニッカも安いが、10円ほど高い。ウイスキー独特のスモーキーさは、どちらも全然感じないが、いい気分になるだけなら十分である。日本酒は、当初、四合の紙パックを買っていたが、それより大関ジャンボの方がメチャメチャお安いのに気付いてからは、こればかりである。自宅では、一升1450円紙パックの菊正宗生酛本醸造を愛飲していて、旨さでは菊正に負けるものの、コスパでは同等である。今日は2本ずつ買ったが、これらを一晩で呑むわけじゃなく、キャンプでは、基本、ワンカップ一本とウイスキー一本のみ。ワンカップは夕食時、ウイスキーは深夜に目覚めた時の寝酒用だ。吉野川北岸の県道を走っていると、美濃田の淵という景勝地があり、キャンプ場もあるので、ちょっと寄ってみる。
吉野川の緑色と白い岩が織りなす自然の美しさがあるらしく、橋の欄干には、鮎が飛び跳ねている。
残念ながら、河川敷のフリーサイトには行けなかったが、温泉が近くにあり、なかなか良さそうなキャンプ場かも、と思いながら、先へ進むと、車一台しか通れないかわいい吊橋が!橋塔は古いが吊りワイヤーは新しい。
よく見ると、左に追い越し禁止の標識がある。でも、こんな車幅で追い越しなんて物理的にできるわけないやろ!無駄と云うか、意味がないと云うか、呆れるしかない…。
9時半に池田町に着き、買い出しを済まして、国道32号線を南下すると、祖谷渓への玄関口である祖谷口に着く。ここにはJR土讃線の駅があり、41年前、春の個人ランで四国を一周した時、ここの無人の祖谷口駅に泊まった記憶が突然蘇る。当時、旅の宿は、テントがなくお金もないので、ほとんどが屋根のある駅で、たまに公園のベンチであった。でも、人に云う時は恥ずかしいので、駅ならステーションホテル、公園ならパークホテル、河川敷ならリバーサイドホテルと云い換えていた。余談になるが、無人駅に泊まる場合、マナーとして最終列車が着くまでは寝てはいけない、というルールがある。田舎でも、22時頃まで列車はあるので、眠たくても、ベンチや床に寝袋を敷いて寝ることはできない。なので、今や20時には寝てしまう筆者にとって無人駅は、遥か遠い存在になってしまった…。今日のキャンプ場は、祖谷かずら橋に近いところを予約したのだが、昨日、管理人から「ほんとに泊まるのか」みたいな変な電話があり、不安になったので、ネットで泊まった人の投稿写真をまじめに見てみると、管理棟から離れたテントサイトまで急な階段しかなく、自転車はメチャ不便そう。どうしようか、悩んでいると、ちょうど祖谷渓キャンプ場という看板を見つけたので、まだ12時過ぎだが、電話すると泊まれるとのこと。
しかし、県道から渓谷の下の方まで激坂を下らなくてはならないし、明日のホテルもまだだいぶ先だ。そこで、かずら橋のキャンプ場へ電話で確認すると、やはり自転車ではテントサイトへ行けない、とのこと。すると、そのやる気のない管理人が、ホテルに近い西祖谷にも、同じ経営者のキャンプ場があると教えてくれる。二転三転したが、結局、一番便利そうなキャンプ場を見つけることができ、ホッとする。祖谷渓と云えばかずら橋が有名だが、昔と違って有料化され、その上、見かけは、かずら蔦だけだが、安全上、実際は太いワイヤーで支えているので、幻滅感がある。なので、筆者は、この小便小僧の方が好きである。
そこを過ぎると、写真のように、ケーブルカー(左下に小さく見えている)で崖下の温泉へ行き来する祖谷渓温泉ホテルがあり、結構、車が停まっている。
ちょうど、ホテルから、厨房のおねーちゃんが出て来たので、入浴代を聞くと、1700円とのこと。ケーブルカー代も含まれているので、仕方ないが、高いので諦める。しかし、温泉マニアの間では有名らしく、泉質が国内トップクラスで、温かくて長湯でき、超新鮮ゆえ硫化水素の泡が肌にびっしりとまとわりつき、味も香りもいいと、後で知り、プチショック。おねーちゃんは、日本一のラフティングが楽しめる吉野川のラフティングガイドもしていて、「この先に、ひらがなの「ひ」の形をした渓谷が見えるので、是非見て」と教えてくれたが、結局、気が付かず、プチショック。14時に、「祖谷ふれあい公園キャンプ場」に着き、近くの「道の駅西祖谷」で遅めのランチタイム。
地元名物の祖谷ソバを注文するも、太目でブツブツ切れている。筆者が手打ちそばを打ち始めた頃のそばと同じだ。お店のおばちゃんに聞くと「早く食べやすくするために、わざと切れ切れにしている」とのこと。しかし、食感もふやけ気味で、駅の安い立ち食いソバを食べている感じなので、注文失敗感が漂う。明日泊まるホテルの温泉に入ると、ヌルヌル系なのは良かったが、明日のために聞くと、ランドリーはないとのこと。これだから、温泉系ホテルは好きじゃない。
しかし、キャンプ場に戻り、ここを運営している「フォレストアドベンチャー祖谷」で、にいちゃんに、ダメもとで聞いたら、業務用に置いてある洗濯機を使っていいとのこと。更に、指定されたサイトは暗くて湿っぽいので、眺めのいい東屋の隣に張りたい、と云ったら了承してくれて、ホンマありがたや、である。
そう云えば、昼間、祖谷渓の狭い道を走っている時、前方に小動物がいて、タヌキかと思ったら、鼻先が長い。あらいぐま、だと思ってカメラの電源を入れたが、すぐに逃げてしまい、撮れず、プチ残念。
【走行時間3:44 平均速度13.6km/h】
【本日の会計】¥6,866
【祖谷ふれあい公園キャンプ場評価:39点】
料金が1500円とちょっと高めで、サイトにコンセントがない点はマイナス要素だが、最寄り温泉があり、洗濯もできる。保冷剤も冷やしてくれるし、充電も頼めば、やってくれそう。炊事場が東屋からちょっと離れているのはちと面倒だが、また泊まってみたいキャンプ場である。
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