2022年春のチャリキャンプひとり旅(その四)13日目

 ●2022年5月3日(火) 13日目 晴れ 西風

【走行距離65km 獲得標高516m】

宿毛→県道4号→津島→R56→宇和島

 

今日のコースは、海岸線の国道ルートと内陸部の県道ルートがあり、距離はほぼ同じ60キロ。県道ルートは標高280mの峠があり、国道ルートは、高い峠はないがアップダウンが多い。筆者は、交通量の少なさそうな県道ルートと決めていたが、U氏とO氏は悩んでいる様子。結局、県道ルートを選んだM氏に倣って、今回初めて全員一緒に走ることになる。

朝食は納豆がないものの、生卵、海苔、ヤクルト、豆腐などがあり、ご飯も三杯きっちり食べる。

宿の前の小さな公園に銅像が三つもあり、この出発写真のバックは、コマツ製作所(現㈱コマツ)を立ち上げた「竹内明太郎」。そして、この方の実弟が、あの吉田茂首相だ。明治から昭和にかけて、錚々たる偉人がここ宿毛から出ているようだ。宿毛駅が高架になっているのも、これでわかった気がする。筆者が神戸へ送った小夏ちゃんも、宿毛の名産なので、探しながら走っていると、それと思われる果樹を発見、プチ嬉し。

県道4号線沿いの川、松田川はメジャーじゃないし、上流にダムもあるけど、澄んでいて美しい。

どんぐり湖というダム湖まで来ると、湖上に降りる急な階段と荷物を降ろすモノレール、そしてボートも。

湖上で作業するためだろうが、水面の高さに応じて上下するボートをどのように接岸しておけるのだろうか。ボートの横に浮き桟橋が見えるので、多分、この桟橋が斜面にある手すりとワッカか何かで繋がっていて、斜面に沿って桟橋が自動で上下動すると考える。

四国を流れる河川の特徴だが、このダム湖の上流も、湖水が青みがかっていて綺麗だ。湖を渡る橋があり、調べると対岸の道の方がアップダウンがなく、上流に戻れる橋もあるので、橋を渡って4キロ程進むと、県道へ戻る橋に着く。橋の上から下流側を望むと、遥か下の方に沈下橋が!。

あそこへ行くのは簡単だが帰りは急な坂を登らなければならないので、筆者は行かないが、半分冗談で「あそこまで行ったら、ここから撮ってあげるよ」と云ったら、この旅に賭けているU氏とO氏は即決、M氏はあまりその気がなかったようだが、二人が行くと云うので、渋々付いていく。沈下橋と云えば四万十川が有名だが、四国の川には大抵沈下橋がある。その沈下橋に着いた三人が、手を挙げているので、ズームアップして撮影。

三人のお陰で、いい写真が撮れる。

出井甌穴(いでいおうけつ)と云う名勝地に着き、川岸へ行くと、大きな岩に穴がたくさん空いている。

「甌穴とは、急流で水が渦を巻き、その渦が大小の礫や砂と共に一定の場所で旋回し、その礫が岩を削って空いた穴のこと」と書いてある。特に、ここには、長さ200m、幅40mの岩床に、大小200もの甌穴があり、これだけ多いのは、全国的にも珍しいらしい。

11時過ぎ、峠に着き宇和島市に入る。ここまでの上りは緩やかだったが、下りは結構な勾配があり、逆でなくて良かったと思いながら、15キロほど一気に下る。

ランチは国道に戻った辺りにあった「八戒」という大衆中華店に入り、チャーハンを注文するも、自分だけなかなか出て来ず、やっと出て来た頃には、三人とも、ほぼ食べ終わっている状況に…ついていない。四人の中で一番食べるのが遅いので、シンプルなチャーハンにしたのに…。

でも、待ったせいもあるが、なかなか旨いチャーハンだったので、許してあげる。ここから宇和島市街までは10キロ。途中に峠があるものの、長いトンネルがあるので、あまり上らなくて済む。市街地に入り、まずは、日本一大きい石造り鳥居をくぐって、由緒正しい「和霊神社」を参拝して、無病息災、家内安全、交通安全を祈願する。

そのあとに、当時の天守閣が燃えずに残っている12城のひとつ「宇和島城」へ。

お城にはあまり興味がないが、皆と一緒に天守閣の前まで階段を登り、一応、写真を撮って、筆者は宿へ。宇和島と云えば、闘牛も有名で、マンホールも闘牛場を描写している。

あとで聞いたが、M氏とU氏は、お城の後、その闘牛場に寄り、もう閉まっていたが、中にいれてもらったとのことで、行かなかったことにプチ後悔。

更に、昼間、たまたま試合があって、その戦い終わった牛さんも見せてくれたらしい。そして、たまにらしいが、横っ腹を角で刺され、出血多量で死んでしまった牛にはブルーシートが掛かっていたとのこと。かわいそうだが、すぐに捌いて、牛肉にしたらいいのに、と思ったが…。15時半に今日の宿「民宿奴」に入り、シャワーを浴びてから、今日、東京から新幹線と特急を乗り継いで来るダズ夫妻を宇和島駅まで迎えに行く。お二人は、宿の前に宇和島城へ行きたいと云うので、一緒にお城の前まで行き、また天守閣まで急な階段を登り、宿までご案内する。

宿の前は自転車を置けないので、近くの駐車場に置いて、とお宿のおねーさんに云われるも、屋根がない。雨の心配はないので、今回はいいけど、と思いながら、六台の自転車を外に並べる。今回のメンバー全員がやっと揃い、夕食タイム。

厚めの鯛の刺身、網じゃなく釣ったと云うアジとトンテキの少なめのおかずだが、このくらいでちょうどいい。阪神はヤクルトに0―3の完封負け。高山がまた落球、テルと大山が不調、ベンチワークも消極的、これでは勝てるわけがない。

【走行時間3:57 平均速度16.4km/h】

【本日の会計】¥8,549(宿代¥7,500含む)


コメント

このブログの人気の投稿

<唐津~五島~うきは>2025年春の自転車旅(その四)15-19日目

<神戸~高松~東洋町>2025年春の自転車旅(その一)1-5日目

<うきは~姫島~杵築>2025年春の自転車旅(その五)20-23日目