<札幌・ 帯広~新嵐山>2022年春の自転車旅(その十六)50-55日目
2022年春のチャリキャンプひとり旅(その十六)
今回の旅レポは、札幌に二泊してから、神戸へ一旦帰り、二週間後、札幌へ戻って、
二泊したあと、帯広から旅を再開した六日間です。
50日目は、厚別の友人宅から札幌駅まで走り、北大構内を散策
51日目は、札幌駅から真駒内の友人宅まで走り、自転車を預けて、札幌駅に戻る
52日目は、旅を中断して神戸の自宅へ
53日目は、2週間後、札幌へ戻り、自転車を預かってくれた真駒内の友人宅へ
54日目は、真駒内から札幌駅まで走り、途中、サッポロビール園へ
55日目は、帯広までJR輪行して、芽室駅からチャリ旅を再開して、嵐山のキャンプ場まで
【その十六の読みどころ】
① 変わってしまった北大構内にプチびっくり!
② モンベルストアでクマ撃退スプレーを…
③ 佐藤錦をいっぱい頂きプチ満足
④ サッポロビール園の新人コンパニオンに…
⑤ JR北海道の新人女性駅員に…
⑥ 嵐と我が娘のお話
⑦ 暑い夜にポトフは失敗…
●2022年6月13日(月) 50日目 うす曇り 北風
【走行距離31km 獲得標高177m】
厚別→白石こころーど→北大
5時半に起きて、6時から朝食。
T氏が毎日必ず飲むと云う、いちご、バナナ、マンゴー、ミックスフルーツをミキサーに入れて作るスムージーを頂く。7時に車で北大の職場へ行くT氏を見送り、筆者は、自転車を組み立てて、暫し、奥様のゆかさんと二人で過ごす。ゆかさんは「プリザーブドフラワー」という装飾花の達人で、その教室まで開いて、教えているとのこと。生きたお花の樹液を抜いて保存液を注入して長持ちさせる手法らしい。お庭も綺麗で、お花以外に、ブルーベリーも植えていて、毎年、たくさん実がなるところは、筆者宅と同じである。
10時に二人で出発ジャンプ写真を撮って、札幌駅方面へ向かう。
途中、新さっぽろ駅の近くにある「ミスターバイシクル」という散髪屋へ寄る。
サイクリストを歓迎してくれて、宿泊もさせてくれるマスターがいる、とT氏に教えてもらったのだが、散髪もしないのに、中へ入る勇気がなく、スルーする。この辺りから、T氏が薦めてくれたサイクリングロード「白石こころーど」を走る。
旧国鉄千歳線の跡地を利用しているので、アップダウンがない平坦な道を期待していたが、車道を横切る度に、車道の下を潜る構造になっているので、意外としんどい。でも、信号が全くないので、その分は楽である。信号はないけど、幼稚園の乳母車?が横断しようとしていたので、譲ってあげる。
ピンクの豚の帽子がメチャ可愛い。自転車道を抜けて、北大へ向かう途中、札幌時計台があったので、一枚パチリ。
北大の正門前にある東横インにチェックインしてから、近くの札幌ちゃんぽん専門店「野々(やや)」でランチを済まして、学生の時以来、まじめに北大の構内を見て廻ることにする。
正門から入ると、まずあるのが中央ローン。
昔はここでジンギスカン宴会ができたが、今は禁止されているらしい。
次にクラークさんに挨拶してから、ポプラ並木へ行くも、倒木の危険があるので、中には入れない…。
サークル会館へ行く途中、昔はいなかった羊さんたちが草を食べている。
農場がここへ移転したのだろうか。
懐かしいけど誰もいないサイクリングクラブの部室や、昔、新築だったのに、蔦で覆われて幽霊屋敷のようになってしまった恵迪寮をチラ見して、更に北へ向かうと、昔あった農場の代わりに、触媒研究所や電子科学研究所など、新しい施設が建ち並び、ここに通う学生のためか、昔はなかった構内循環バスも運行していて、プチびっくり。
南へ戻る途中、昔から一度も行ったことがなかった「札幌農学校第二農場」に寄ると、昔の雰囲気があって、なかなかいい感じだ。
三年半お世話になった工学部の正面玄関前で聖子号と記念写真を撮り、T氏が教えてくれた、東京オリンピックのマラソン記念マンホールを探すも、なかなか見つからず、やっと見つけたら、意外と小さくてプチがっかりしていると、今朝別れたばかりのT氏が歩道を歩いている。
聞くと、クラーク会館で会議があり、その帰り、とのこと。彼のいる獣医学部はクラ館から2キロもあるので「なんで車じゃないの」と聞くと、「(本構内の外にある)獣医学部の車は北口のゲートを通れないから」とのこと。同じ大学なのに職員の入場を制限する理不尽さに憤慨するも、本人はあまり気にしていない様子…。
昔は全くなかった構内の洒落たセイコーマートにもプチびっくりして、14時半、ホテルへ戻り、夜は、岩見沢のキャンプ場まで激励に来てくれた、元道庁のH氏と近くの洒落た居酒屋で食事をしながら、楽しいひと晩を過ごす。
【走行時間2:16 平均速度13.6km/h】
【本日の会計】¥12,385(ホテル代¥6,080、呑み代¥5,000含む)
●2022年6月14日(火) 51日目 晴れ 南東風
【走行距離11km 獲得標高194m】
北大前→澄川→地下鉄→札幌
今日は、自転車一式をサークル同期のM氏宅に預けて、夜は、サークルの先輩後輩たちと、すすきのの「グランド富士」で呑み会。9時半にホテルを出発して、大通公園で写真を撮り、懐かしい豊平川のサイクリングロードを南下して、10時半、地下鉄真駒内駅に近いM氏宅に着く。
半休を取ってくれたM氏と再会し、車庫に自転車を置かせてもらい、お昼前、一緒におうちを出て、筆者は地下鉄で大通駅へ。札幌駅まで歩いていると、モンベルストアがあったので、立ち寄る。ブラブラ見ていると、ヒグマの撃退スプレーを発見!
女性店員からいろいろ話を聞いているうちに、「万が一ヒグマに遭遇した時には、何か対抗策がないと自転車でも助からない」と思い始め、ケース含めて一万円するも、買うことに。無風状態で8m先まで届くらしいが、向かい風の時は自分に降りかかるし、保証期間は三年しかないし、撃退できる100%の保証は望めないが、一か月後には、ヒグマが頻繁に出没する知床峠へ行くので、その保険とする。
夜まで時間があるので、「トップガン・マーベリック」を観てから、すすきのへ向かう。忙しい中、五人も集まってくれて、楽しい呑み会になる。
その中で、E先輩が、本旅レポをブログにアップしてあげる、と云う話になり、自分ではなかなか進まなかっただけに、感謝である。
【走行時間0:46 平均速度14.3km/h】
【本日の会計】¥28,061(ホテル代¥5,780、呑み代¥3,500、モンベル¥11,431含む)
●2022年6月15日(水) 52日目 曇り
札幌→JR→新千歳空港→JAL→伊丹空港→バス→神戸
JR、飛行機を乗り継いで、大阪へ戻り、自転車がないので、いつものお迎えはなしで、普通にバスを乗り継いで、神戸の自宅に戻る。
●2022年6月30日(木) 53日目 曇り
神戸→バス→伊丹空港→JAL→新千歳空港→JR→札幌
東京へ行って、呑み会、麻雀、ビリヤード、ゴルフをしたりして、充実した2週間の休暇を経て、札幌のM氏宅へ戻り、予め。アマゾンで送っておいた新タイヤを装着するも、不覚にもチューブをパンクさせてしまい、プチ凹む。夜は、M夫婦と三人で、近くの中華料理店でご馳走になり、食後は、国稀の純米酒でうち呑みして、23時に寝る。
【本日の会計】¥8,990(交通費¥2,900)
●2022年7月1日(金) 54日目 うす曇り 南東風
【走行距離15km 獲得標高104m】
澄川→豊平川→サッポロビール園→札幌駅北口
今日は、夜に、サークルの大先輩たちが集まる会に出席することにしたので、札幌駅北口の東横インを予約してある。
朝食を頂き、庭にある佐藤錦のさくらんぼが、ちょうどいい感じになっているので、M氏と二人で収穫して、生まれて初めて、佐藤錦をお腹一杯になるまで、たくさん頂く。
来年もこの時期に、お世話になりますので、Mさん、よろしくお願いします。10時に、職場へ向かうM氏と出発写真を撮り、途中まで、一緒に走る。
豊平川のサイクリングロードで、自転車を交換して、車道へ上がる道で、坂のしんどさを実感してもらう。想像以上にきつかったようで、びっくりしていたM氏と別れ、夜まで暇なので、久しぶりにサッポロビール園に寄ると、樽に意味不明の文字が並んでいる。
皆さん、なんて書いてあるか、考えてみてください。正解は、のちほど。無料なので、サッポロビール博物館に入ると、おねーちゃんが、ひとりポツンと何か説明しており、どうも、新人コンパニオンの教育中らしい。
コンパニオン付きの見学は有料になるので、普通は同行できないが、「一緒に聴いててていいですか」と尋ねると、先輩コンパニオンが「いいですよ」と云ってくれたので、付いて廻ることに。タダでサッポロビールの歴史を聴きながら学習でき、プチラッキー。売店コーナーには、サッポロクラシックのビアゼリーチョコレートがあり、ここにしかないらしいので、買いたかったが、明日からまた長い旅が始まるので、断念。
いろんな形のビアグラスが並んでいて、クラシックのタンブラー¥700も欲しかったけど、涙を呑んで断念…。
ランチは、お弁当屋で買ったジンギスカン弁当をクラシックと共に、ホテルのロビーでいただき、夜、17名が集まった「福田さんを囲む会」は、初めてお会いする大先輩たちに緊張するも、3年振りにお会いしたM下ちずこさんといろんなお話ができて、プチ満足。
【走行時間1:01 平均速度15.0km/h】
【本日の会計】¥4,615
●2022年7月2日(土) 55日目 晴れ 南東風
【走行距離11km 獲得標高100m】
札幌→JR→芽室→新嵐山
会社同期のM氏と中標津で合流するまで、今日を入れて13日。札幌から走っても、400キロ程なので、走れなくはないが、途中、日高山脈を越えなければならないし、余裕を持って走りたいので、帯広までJR輪行して、今日は、帯広の南西部にあるキャンプ場まで10キロ走るだけの旅にする。9時に札幌駅へ移動して自転車を袋に詰めて、改札口から3回に分けてホームへ運んでいる時、改札で、一冊の分厚い時刻表を手に持った女性駅員に呼び止められ、「一人で持ち込める手荷物は2個まで」と生まれて初めて云われ、メチャびっくりする!。
時刻表のどっかに、そのルールが書いてあるのだろうが、理由を聞くと「乗車や下車に時間がかかり運行に支障が出るため」とのこと。五個下ろすのに一分もかからないのに、意味不明の回答に内心メチャ憤慨する。2個に減らすのは物理的にできないので、困っていると、先輩だけどまだ若い男性駅員も来て、5個の荷物を確認し、「乗車する特急の車掌に連絡しておきますので、今回は乗っていい」と云われ、取り敢えず、ホッとする。帯広行き「特急とかち3号」に乗り込み、荷物の置き場所を探していると、車掌が来て、車いすスペースのある専用指定席に案内してくれる。2個上限とも云われず、親切な車掌さんに感謝。あのいけずな新人女性駅員とはえらい違いである。終点の帯広まで行くと、行き過ぎるので、キャンプ場から一番近い芽室という駅で下車することにする。その手前の十勝清水という選択肢もあったが、その駅は、駅舎とホームがメチャ離れていて、ここにしなくて良かったわ、と、その反面、芽室駅は降りると、目の前が改札でメチャラッキー。しかし、外へ出ると、想定外にメチャ暑い。7月に入ったばかりなのに、35℃ぐらいありそうだ。寒いのはいいけど暑いのは、走るにしてもキャンプするにしても、メチャ困る。
駅舎の壁にある「msg」とは何?と思ったら、「めむろステーションギャラリー」の略らしいが、略す意味がわからない…。出発ジャンプ写真は失敗したものの、14時過ぎ、18日振りにペダルをこぎ始める。少し走ると、ハート形の葉っぱをした蕎麦畑が地表一面に広がっている。
北海道に戻ってきたあ~、って感じだ。ジャガイモ畑では、咲き始めたばかりの白い蕾が可愛い。
今日のキャンプ場は、嵐山と云う場所にあり、近づくと、「嵐」の看板が道端に見えてくる。
この先に、バイクのキャンプミーティングがあるようだが、スルーして、キャンプ場へ。嵐の文字を見ると、翔くんが大好きな我が娘を思い出す。今は、活動休止中だが、嵐解散と云うと、娘に「違う!休止や!」といつも怒られる…。活動再開は、ずっと休みたい大野くんにかかっているらしいが、どうなることやら…。ここのキャンプ場は、人気があるらしく、土曜日という事もあり、家族連れがいっぱいいる。冬は嵐山でスキーもできるらしく、「新嵐山スカイパーク」というホテルのレストランで、生ビールとフライドポテトで遅めのランチを済まして、芝生と云うより原っぱみたいな地面に設営して、ホテル内の温泉へ。
ドラム式の洗濯機があり、乾燥もできる優れモノだが、洗濯だけで300円はチト高い。
芽室駅横のスーパーで買ったじゃがいもは貯蔵して熟成させた「よくねたいも」なので、甘くて旨そうだ。
ポトフを作りながら、士幌産のプチトマトとキンキンに冷えた缶ビールで、火照った体を冷やすも、テントに入ると、やっぱり暑い。
熱を持つポトフ鍋にしたのも失敗…。その時のために買っておいたちゃちい携帯ファンを回すも、モーターの力が弱く、ほとんど意味がない…。
結局、チト面倒でも、原始的なうちわが一番効く。阪神は、大山と伊藤の活躍で中日に5―2で快勝。しかし、相変わらずエラーが多い。エラーをしても咎めない矢野が監督では選手も甘くなるわ。プロなんだから、ちゃんとやって欲しいものである。そしてヤクルトに早くもマジック53が点灯する…。
【めむろ新嵐山スカイパークキャンプ場評価:46点】
1400円と高い割にフリーサイトは地面がジメジメしていてイマイチだが、評価としては、ほぼ完璧。温泉が270円と安いので、高いキャンプ料金と相殺されるし、保冷剤も頼めば冷やしてくれそうなので、また来てもいいキャンプ場である。
【サッポロビール園の樽文字】
「麦とホップを製す連者(れば)ビイルとゆふ酒に奈る」
本文は、「2005年のサッポロビール博物館リニューアルを記念して、サッポロビールの前身である官営の「開拓使麦酒醸造所」の開業式で印された」ものとのこと。
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