<神戸~小豆島~岡山>2022年秋の自転車旅(その一)1-3日目
2022年秋のチャリキャンプひとり旅(その一)
2022年の秋は、9月末から11月上旬にかけて、昨年同様、神戸から沖縄本島まで
行ってきました。今回は、41日間で、全走行距離は1433㎞でした。
走った場所は、小豆島、岡山、広島、山口、大分、福岡、佐賀、熊本、鹿児島、奄美大島、
与論島、そして沖縄本島です。
今回は、神戸の自宅から姫路まで走り、フェリーで小豆島に渡り、横断したあと、またフェリーで
岡山へ渡った3日間の旅レポです。
1日目は、神戸北町から加西のキャンプ場まで
2日目は、M氏と合流して姫路港からフェリーで小豆島へ渡り、島南側のキャンプ場へ
3日目は、M氏と別れて島西側の港からフェリーで岡山港へ渡り、岡山駅前のホテルまで
【その一の読みどころ】
① 雨雲がまた避けて去って行く
② 可愛い糸トンボとひめせんの猛獣バス
③ 値上げ前のフェリーにぎりぎり乗れてラッキーなるも…値上げ内容に不満!
④ 八人も亡くなった石切り場を見学して賢くなる
⑤ 世界的に珍しいエンジェルロードが小豆島に二つもあるとは知らんかった…
⑥ 名物の穴子丼なのに…
⑦ 大谷翔平のノーヒットノーラン試合にドキドキするも…
⑧ 出川哲朗の旅番組に片岡愛之助さんが出るなんて…
⑨ スズメバチの巣に遭遇…行政にひと言申す!
⑩ M氏の変速機が車輪に巻き込まれて…蚊に刺される
⑪ キャンプ場への道を間違えて…温泉への道も間違えて…
⑫ 予約したはずのホテルで予約ないと云われ…
⑬ 曲がってしまったエンド部は果たして直るのだろうか…
二年目となる秋の旅は、神戸の自宅から中四国地方を通り、九州を縦断して、鹿児島からフェリーで離島を巡りながら沖縄本島へ渡り、会社同期のM氏と合流する計画で、昨年とほぼ同じパターンではあるが、走るコースは全く異なるルートにする予定。特に沖縄本島では、「ちむどんどん」の舞台になった大自然が残る北部のヤンバル地区を初めて廻るつもりである。そして、その後は11月下旬からサッカーのW杯が始まるので、早めに切り上げることにする。
●2022年9月29日(木) 1日目 晴れ曇り 北東風
【走行距離50km 獲得標高217m】
神戸北町→三木→小野→加西
明日、会社同期のM氏と姫路港で合流して、小豆島のキャンプ場に泊まることになったので、今日、出発することにする。目指すは、姫路港の北東に位置する加西市にある「古法華自然公園キャンプ場」。2年前の6月以来二度目で、あの時は、近道だと思って、東側の道からアプローチしたら、勾配15%以上の激坂が続いて苦労させられたので、今回は、少し遠回りだが、西側からアプローチすることにする。
10時、嫁さんに自宅前で写真を撮ってもらい、人造湖である衝原湖畔の神出(かんで)山田自転車道を走っていると、今流行りのモニュメント「BEKOBE」を発見。
気分よくしながら、三木市を過ぎ、鴨池の小野市に入る。
この町は、北京オリンピックで陸上5000mに出場した小林祐梨子さんの出身地であり、前に云ったかもしれないが、10年ほど前に、親戚(五親等)となり、プチ自慢したくなる。加古川リバー沿いに北上し、粟生(あお)から西へ進み、キャンプ場の南側を廻り西から入ると、楽勝でテントサイトに着くことができるも、久しぶりにペダルをこいだので、太ももが。攣る寸前だ。
ちょうどいい東屋があったので、まずは、三木のマックスバリューで買ったチーズちくわとうちから持ってきた缶ビールでランチタイム。南方の空が暗いので、レーダーを見ると、すぐ近くまで雨雲が迫っている。
「15分後に雨が降り始めます」とあるも、結局、ぎりぎり避けて雨雲は去ってくれる。
初日の夕エッセンは、定番の「丸美屋麻婆豆腐中辛」で、刻み葱、豚ミンチ、焼きそば入りだ。
【走行時間2:40 平均速度18.9km/h】
【本日の会計】¥1,494
【古法華自然公園キャンプ場評価:30点】
無料なのはいいが、管理人がいないので、保冷剤、充電、ランドリー、風呂シャワーがNGなので、連泊はきついが、一泊だけなら、東屋もあるし、快適に過ごせる。トイレが汚いので、炊事場を含め、もう少し綺麗に清掃して欲しいものだ。
●2022年9月30日(金) 2日目 晴れ 北東風
【走行距離54km 獲得標高657m】
加西→姫路港→フェリー→小豆島(福田港→大角鼻→草壁)
今日は、姫路港で加古川から来るM氏と合流し、小豆島フェリー、通称「オリーブフェリー」で小豆島東側の福田港へ渡り、南側を廻って島南岸中央部のキャンプ場まで約50キロの旅。天候は昨日に続いて晴れだ。9時に20キロ先の姫路港へ着くには、遅くても8時には出なければならないので、まだ真っ暗の5時に起きて、朝食を食べていると、糸トンボが寄ってきて、門出を祝ってくれているように、あちこちに止まってくれるので、望遠でパチリ。
テントやタープをすばやく撤収して、何とか8時前に出発。
超フォローの中、姫路港へ向かっていると、全身動物だらけのバスが走っている。
姫路セントラルパーク、通称「ひめせん」の送迎バスだが、近くに住んでいながら、一度も行ったことがない…。
出港45分前の9時に姫路港へ着くと、M氏は港の手前で道を間違えたらしいが、何とか辿り着いていて、無事に合流できる。自転車含め1990円を払ってチケットを購入すると、パネルに「10月1日から燃料高騰により値上げします」の紙が。明日から値上げするとのことで、プチラッキー。でも値上げ幅を計算すると、旅客は10%、車は5%、自転車は何と15%もアップする。窓口のおばちゃんに聞くと、「自転車は元々安いから」とのこと。燃費への影響が一番小さい、軽い自転車が、相対的に一番の値上げになるのは全く納得できないが、値上げ幅は90円なので、許してあげることにする。100分の航海を終えて11時半、超快晴の中、ジャンプを決めて福田港を出発。
小豆島は、大阪城など城壁に適した硬くて大きな石が採れたので、あちこちに石切り場が残されている。その一つ、当時八名が石の下敷きになって亡くなったと云うお化けが出そうな「八人石」の石切り場跡があったので、恐ろしいけど、大きな石がごろごろ残っている見学路を歩いて廻る。
残石には、割る前の「種石」、加工された「角(すみ)石」、余材の「そげ石」の三種類があり、賢くなるも、加工された石、即ち製品になる石がなぜここに残っているのか、わからない…。
切り出してはみたけど、イマイチだったのだろうか。
「希望の道」と云う案内石板があり、その隣にベルがあるので、鳴らしてから読むと、俗に云う「エンジェルロード」で、干潮になると城ヶ島まで行ける道が出てきて、「世界でも数少ない天然のトンボロ現象」が見られる、とのこと。数少ないとあるが、ここ小豆島には、土庄(とのしょう)町にも同じエンジェルロードがあり、そっちの方が有名で、筆者も昔、家族で渡ったことがある。なので、こっちも渡りたかったが、干満の時刻表を見ると、今日は、6時と19時頃なので、海岸へ下りるのはやめて、この先にある穴子食堂「うめもと」でランチタイムにする。
1000円の穴子丼かアジフライか悩んでると、M氏がアジフライにすると云うので、名物の穴子丼にするも、タレが甘すぎてイマイチ…。
M氏の美味そうなアジフライが羨ましく感じる。
テレビでは、大谷翔平がちょうど登板しており、まだ6回だがノーヒットノーランを続けているので、プチびっくり。
その横の壁を見ると、TV東京系の旅番組「出川哲朗の充電させてもらえませんか」の写真と色紙が飾ってある。その時の相棒が何とあの藤原紀香さんと結婚した片岡愛之助さんで、またプチびっくり。大谷の方は、8回二死まで来たところで、センターへ抜けそうなゴロをセカンドがボールに触れたのに捕れず、エラーかと思ったが、「H」のランプが点き、ジエンド…広島の菊地のような巧いセカンドなら処理できたのに、と思うとプチ悔しい。
店先にあった特徴的なオリーブの葉っぱを撮影してから、折角なので、半島をショートカットする国道じゃなく、半島の先端にある灯台まで行くことにする。岬まで10キロしかないものの、最初の100mアップは激坂で、その後もアップダウンが続き、結局1時間もかかって、やっと灯台前に着くと、「この付近よりスズメバチの巣があるので通行注意」の看板があり、プチビビリながら、灯台へ。
歩道を少し下った所に、真っ白で綺麗な大角鼻灯台が現れて、グルっと廻っていると、M氏が灯台上部のデッキ下にあるスズメバチの巣を見つける。
二つあり、左の方は壊されていたが、右の方は、球状でスズメバチがうじゃうじゃいる!
刺激すると襲われるので、写真だけ撮って、その場を素早く離れ、他にも巣があるとやばいので、自転車にも素早く飛び乗って岬を跡にする。しかし、刺されて死ぬ人もいるのに、行政は注意するだけでなく、巣をちんと撤去して欲しいものだ。観光客が襲われてからでは遅いっしょ!
小豆島と云えば、オリーブ、そうめんだが、醤油も有名で、ここマルキン醤油は昔家族で工場見学をしたことがあるので、思いにふけりながら、M氏が来るのを待つも、なかなか来ない。15分ほど待っただろうか、やっと現れるも、リアディレーラーがスポークに接触してしまったとのこと。一応、走れそうなので、少し行くも、また、ディレーラーが接触して止まってしまう。
よく見ると、変速機を固定しているフレームのエンド部が内側に曲がり、変速機のプーリー部も斜めを向いている。変速機を外してチェーンを短くして固定ギアにしようとするも、チェーンがチェーン切りとマッチせず、切れないので、チェーンが何とかスムーズに廻るフリー3枚目当たりのギアで騙しながら進むことにする。キャンプ場は山斜面の途中にあり、国道を右に折れて急な坂を上らざるをえず、M氏はギアを軽くできないので、ほぼ押しになる。
しかも、この三叉路を左へ行けばすぐだったのに、電信柱に張ってあるオレンジの小さな表示を見落として、右へ行ってしまい、だいぶ上の道に出るまで気付かず、M氏に申し訳ないことをしたとプチ後悔。その上、キャンプ場の人に、「16時頃着きます」と連絡していたのに、結局17時になってしまい、1時間も待ってくれていたらしく、怒られても仕方なかったが、親切なおねーさんで温かく迎えてくれて、プチほっこり。
他にキャンパーがいないので、ベンチも何もないけど、一番長めのいいサイトに設営して、夜が更ける中、自転車で最寄りの「サン・オリーブ温泉」まで行くも、また道を間違えてしまい、今日は何かがおかしい。キャンプ場に戻り、M氏に夕エッセンを任せて、設営の続きと食卓や灯りの準備をして、19時半からテントの横で夕食タイム。
M氏十八番のジャーマンポテトとペペロンチーノ、そしてスーパーで買ったポテサラと新鮮サラダを頂きながら、いろいろ語り合う。今日を振り返ると、フェリーの値上げが明日からで微笑んだものの、イマイチだった穴子丼、ビビったスズメバチの巣、蚊に刺されまくりながらもチェーンが切れない変速機トラブル、2回も道を間違えるなど、付いていない出来事が多かった一日であった…
【走行時間3:46 平均速度14.3km/h】
【本日の会計】¥5,734
【チキチキ小豆島キャンプ場評価:38点】
1900円のキャンプ代はチト高いが、他はもっと高いし、管理棟内にキッチンがあり、自転車も管理棟の下に置けるので、インフラはまあまあ。オリーブ畑がすぐ下にあるからか、蚊が多く、ランドリーがなく、坂があるので評価点を下げているが、まあまあのキャンプ場。ベンチを設置したりしてサイト面をもっと整備すればもっといい。
●2022年10月1日(土) 3日目 晴れ 北西風
【走行距離27km 獲得標高304m】
草壁→R436→土庄→フェリー→岡山港→県道45→岡山駅
昨夜、1時半に起きて、M氏からの差し入れ、バーボンの高級酒「メーカーズマークス」を開けて頂く。
いつもの「トリスクラシック」と違って、コクがあり、やっぱりうまい。今日は、東の福田港に戻るM氏と別れて、西の土庄港へ向かい、フェリーで岡山港へ渡って、岡山駅前のホテルまで約25キロの旅。6時半に起きて、備え付けの炊飯器でご飯を炊き、目玉焼きを作って、いつもより豪華な朝食を済まして、10時過ぎに出発。
M氏は、昨日のランで脚が痛いのか、自転車の変速機とフレームエンドが変形してそんな気分じゃないのか、一人だけジャンプする。変速機だけなら、行きつけの自転車屋で交換できるだろうが、エンドの曲がりは簡単には直せないので、新車を買うことを、M氏は考えていたが、筆者行きつけの京都にある「アイズバイシクル」さんなら直してくれるかも、と思いつく。そこは、自社のグランボア車じゃなくてもリストアや修理をしてくれるショップなので、あとで電話確認することにして、国道まで下り、M氏と別れる。
キャンプ場のおねーさんがLINEで写真を送ってくれるも、メチャ上手に撮れていて、プチびっくり。
宣伝用に使うのだろうが、夕暮れ時と朝食時の何もないショボいサイトが広く美しく見える。
土庄までの10キロちょっと、順調に走るも、昨日同様に今日も暑い。体感温度は35℃ぐらいありそうだ。
出港20分前に港へ着き、受付後オリーブLINEに乗り込み、甲板作業員のにーちゃんに自転車を縄で固定されて、70分の航海へ。
13時前、岡山港に着岸・下船し、モロ向かい風の中、北東13キロ先にある岡山駅前の東横インへ。
岡山と云えば、桃太郎伝説なので、マンホールも、もちろん桃太郎だ。
14時、駅横に見えた東横インに入るも、「予約されていません」って云われて、プチ焦る。「ここは西口右店で、駅正面に西口広場店があるので、そっちじゃないでしょうか」と云われ、予約メールを確認すると「西口広場店」とあり、ホッとする。しかし、紛らわしい店名を付けるなっちゅうの、と内心思う。そっちへ移動してチェックインを済まし、「ハローズ」と云う地元のスーパーで買い出し中に見つけた430円の「ちゃんぽん麺」を、ホテルのロビーに置いてある電子レンジでチンして食べるも、スープがイマイチで失敗感…。
昨日、最終回だった「ちむどんどん」をNHKプラスで見るも、死にかけていた歌子が案の定生き返り、いきなり特殊メイクで老人になった四兄妹が現れて、違和感たっぷりの終わり方で、朝ドラもイマイチ。15時に部屋へ入り、シャワー、ランドリーを済ませて、のんびりする。中間のギアでしか走れなくなったM氏は、アップダウンの多い福田港までは順調で、一本早いフェリーに乗れたらしいが、姫路港から自宅の加古川までは、平坦なので、なかなか進まず大変だったとのこと。まあ、とにかく、無事に帰れて、めでたしめでたし。曲がったエンドも、京都のショップが直してくれることになり、良かった良かった。プロ野球のパリーグはソフトバンクが西武に負けてマジック1のままで、明日、オリックスが勝ってソフトが負ければ、オリックスの大逆転優勝だ。頑張れオリックス!。そして、今日は、アントニオ猪木さんと三遊亭円楽師匠が亡くなったとのことで、特に円楽師匠は「笑点」で面白かったので、残念である。円楽師匠は肺がんが原因であり、元々、愛煙家だったので、同じヘビースモーカーの火野正平さんのことが心配になる…。
【走行時間1:53 平均速度14.4km/h】
【本日の会計】¥12,870(フェリー代¥1,590、ホテル代¥5,320)
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