<徳山~国東~中津>2022年秋の自転車旅(その四)10-12日目
2022年秋のチャリキャンプひとり旅(その四)
今回は、山口県の徳山からフェリーで国東半島へ渡り、半島を一周して中津まで、3日間の旅レポです。
10日目は、徳山港からフェリーで国東半島の竹田津へ渡り、時計回りで、杵築のホテルへ
11日目は、サークル後輩のF井氏、U見氏の三人で、半島西部の安心院に近いお宿まで
12日目は、F井氏と二人で、院内の石橋群、中津のコスモス園に寄って中津駅前のホテルへ
【その四の読みどころ】
① 杵築の灯籠祭りにプチ感動!
② 大分と云えばカボス
③ チェーンが外れるトラブルに流血!
④ 安心院はスッポンの町なのでスッポンのお話
⑤ 院内の石橋群を巡るも…
⑥ スマホ撮影をする人で賑わうコスモス園で…
⑦ 中津はホルモンの町なのにホルモン鍋に…
●2022年10月8日(土) 10日目 曇り晴れ 北西風
【走行距離57km 獲得標高391m】
徳山→フェリー→竹田津→国東→杵築
今日は、ここ徳山からフェリーで大分県の国東半島へ渡り、時計回りに半島の海岸線をなぞって、杵築と云う町まで、約50キロの旅。杵築では、大学サークルの後輩二人と合流することになっている。7時過ぎの出航なので、東横インの朝食を部屋食用の弁当箱に詰めて、すぐ近くの港へ。
ターミナルの受付で並んでいると、「秋割で5千円キャッシュバック」のポスターが目に入り、ラッキーと思ったが、よく読むと、クルマで往復が条件とあり、プチショック。このチラシを配っていたおじさんに聞くと、「自転車は元々安いから」と云われる。自転車は4500円、一方クルマは12000円、往復すれば24000円なので、5千円引いても高いと云えば高いが、なんか損した気分になる。
乗船して、弁当箱二つに詰めた朝食を完食して、今日のランに備える。
着岸直前に車輛甲板へ下り、準備していると、隣にいたバイクのおじさんが、いろいろ聞いてきて、最後に「気を付けて」と励ましてくれる。予定通り9時20分に着岸して、少し上ると、三叉路があり、ダブルトンネルが現れる。
こんなふうにトンネルで分かれる道は初めてかもしれない。どっちに行こうか悩んだが、左側の国道を選択する。伊美別宮八幡社という神社があったので、九州の安全旅を祈願するも、石橋は柵があり渡れず、小便小僧が池にいたり、男根が祀ってあったりして、怪しい神社であった。
八つもあるトンネルを過ぎると、海を見ながら走れる自転車道があり、天気はイマイチだが、フォローの風なので、快適だ。
今日の中間地点にある道の駅くにさきに寄ると、みかんが10個ほど入って280円、小さめのパイナップルが300円、その横には、違う種類のみかんが15個ほども入って何と160円。
メチャ安いけど、こんなにたくさんは要らない。
いつものことだが、5個ぐらいの小分けサイズも置いて欲しいものだ。
道の駅を出て、少し行くと、道路脇にお弁当を売っているおばちゃんがいたので、立ち止まり、「なんでこんなところで?」と聞くと「コロナでお客が来なくなったので、そこのホテルの厨房でお弁当を作っているのよ」とのこと。折角なので、2種類しかなかったが、高い方の600円の生姜焼き弁当を買い、もう少し先にある大分空港のターミナルで食べることにするも、ターミナルは意外と人が多いので、諦めて先へ。
カブトガニが描いてある杵築市に入ると、日帰り温泉「いこいの湯」があったので、温泉に入る前提で、玄関先のベンチに座ってランチタイム。
弁当をサイドバッグから取り出すと、生姜焼きの汁でレジ袋がビショビショになっていて、焦るも、バッグの中には漏れておらずセーフ。温泉に入る前、今日の宿であるホテルいな里へ電話すると、まだ14時なのに部屋へ入れると云うので、温泉はやめてホテルへ。結局、いこいの湯さんにはベンチを借りただけなので、申し訳ない気持ちもあるが、500円かかるので、やむを得ない。ホテルは田舎の割に綺麗にされていて、自転車もコロナで閉鎖中の食堂に入れてくれる。大浴場に入り、阪神対横浜のCSシリーズを観ながら、小倉在住のF井氏と大分在住のU見氏を待つ。宇佐の方から峠を越えて来た二人は、17時半に無事到着し、18時に居酒屋へ。
F井は学年で四つ下、U見は七つ下なので、U見とはほぼ初対面だ。大分の大学で工学系の准教授をしていて、高一と中三の娘さんがいるらしい。2時間ほどで地元の麦焼酎「とっぽい」を飲み干して、ホテルの人が教えてくれた「観月祭」というお祭りを見に行く。
たまたま今日は、満月で沿道に置いた灯籠に火を灯す日に当たり、町中の至る所にロウソクでオレンジ色に灯る灯籠が数えきれないほど並んでいる。
毎年、満月のこの日に、観月祭をするらしいが、今年は、たまたま三連休の土曜日になり、プチラッキー。阪神も、青柳と近本の活躍で、2―0で勝つ。
【走行時間3:15 平均速度17.4km/h】
【本日の会計】¥10,649
●2022年10月9日(日) 11日目 曇り 南東風
【走行距離34km 獲得標高690m】
杵築→山香→安心院
今日は、三人一緒に西へ向かい、福井が予約してくれた安心院にある津房館という温泉宿まで約30キロの旅。高低図を見ると、ずーと緩やかな上りが続くルートだ。ホテルは朝食も付いていないが、九州在住の二人は県民割りが使えるので、宿代半額に加えて、クーポン券を4千円分くれて、それで、パンやおにぎりが買えたので、プチラッキー。
なので、いつもより豪華に、高めのおにぎりやいつもは買わないフルーツゼリーを購入。
ロビーには、カボスがたくさん籠に入っており、「カボス無料、キズ汚れありますが無農薬もぎたて新鮮」と書いてあるので、日本酒に搾って入れる用に3個ほど頂く。
9時に三人で写真を撮って出発。南東の風なので、基本、フォロー、快調に走る。
山香(やまが)という町に来ると、マンガチックな牛さんが描いてあるマンホール。畜産業が盛んなのだろうか。県道717号と云う狭そうな道へ入り、急な坂のところで、ギアを一番軽いローにした時、チェーンが外れた感じがあったが、すぐに止まらなかったために、チェーンがローギアとハブの隙間に噛み込んでしまう。
サイドバッグを外し、車輪も外し、U見にチェーンを引っ張ってもらうも抜けず、悪戦苦闘。ドライバーをチェーンの下に差し込み、テコの原理を利用して何とか抜ける。大汗を搔くわ、ギアの刃で指を切って出血するわ、甘く見た代償は大きかった…。教訓「チェーンが外れたら無理せず即停止せよ」。リアディレイラーのずれが外れた原因なので、ロー側のネジを調整しなければならないが、とりあえず、宿へ向かう。
12時、津房(つぶさ)館に着くも、向かいの喫茶店は定休日なので、隣のスーパーでお弁当を買って、宿の駐車場にシートを敷いてランチタイム。
スーパーには、昨夜呑んだ国東の地酒「西の関」があったので、記念に一枚パチリ。
サイドメニューとして買った揚げたての大分名物「とり天」がメチャ旨い。食後は、宿のロビーのソファーに座りながら居眠りしてから、15時、F井と一緒に、裏手にある温泉へ。
泉質は無色透明、ヌルヌル感なし、そしてメチャ熱い。本館に戻ると、ポスターがあり、明日行く院内という町は、石橋が有名らしいので、楽しみである。
夕方から雨予報なので、今日中に大分の自宅へ帰るU見は、走るのを諦めて、奥さんに車で迎えに来てもらうことになり、16時頃、宿に奥さんが現れる。御挨拶をして、F井が買い出しに行きたいと云うので、近くの道の駅まで連れて行ってもらうことに。買う気はないが、物色していると、スッポンの切り身や鍋セットを発見!。
500グラムで何と5400円もする。この辺りは、安心院という町で、スッポンが名産品のようだ。余談になるが、神戸製鉄所に勤務していた25年ほど前、出張で呉の日新製鋼へ行った際、スッポン料理をご馳走になったのだが、鍋の前に、ナマの切り身に加え、心臓や性器など怪しい刺身が出てきて、筆者はジャンケンに負けて、性器を食べることに。食感はコリコリ、味はまずくはなかったが、翌日の土曜日の夕方からお腹が痛くなり、月曜に病院へ行くと、スッポンのナマは食べたらダメよと云われ、結局三日間、苦しむことに。一緒に刺身を食べた他の人は誰も当たっておらず。プチショックを受けた記憶がある。その事件以降、中国出張時、スッポン料理が出てきても、一切口にしなかったが、家族で、スッポン鍋が名物料理になっている湯布院の保養所へ行った際は、火が通っているので、頂き、結果、大丈夫でした。因みに、スッポンの血もナマなので、飲まない方がいいそうです。宿の夕食でも、事前に注文すれば、スッポン料理があるそうだが、知らなかったので、普通の和風懐石料理が出てくる。それでも一泊11000円なので、料理の数が多く、お腹一杯になる。
その上、最後に釜めしがあり、普段は夕食にメシを食さないが、もったいないので、無理して完食する。お釜の米も一粒残さずこそぎ落として…。CSシリーズ2戦目は、伊藤が好投するも、大貫を全く打てず、0―1で惜敗。矢野の工夫が全く感じられへんわ…。絶対に勝つと云う意欲が感じられない。
【走行時間2:25 平均速度14.1km/h】
【本日の会計】¥10,050
●2022年10月10日(月) 12日目 晴れ曇り 北西風
【走行距離52km 獲得標高256m】
安心院→R500→院内→R387→R10→R212→中津
今日は、八幡宮の総本山である宇佐神宮には、学生時代に行ったことあるし、通り道じゃないし、福井も最近行ったことあるらしいので、行かず、F井が昨日、どっかのにいちゃんから勧められたと云うコスモス園に寄ってから、中津駅まで、約50キロの旅。
7時に起きて朝風呂に入り、まあまあの朝食を頂き、9時に、優しそうな女将さんと一緒に写真を撮って出発。
津房川沿いの県道を北上していると、「すっぽんの甲羅干しが見られます」という看板があったので、停まって川を眺めるも、甲羅干ししそうな石はあるものの、スッポンは見えず…。
曇っているからだろうか、プチ残念。安心院町のマンホールも当然スッポンが。
スッポンの町、安心院から西へ折れて、今度は石橋の町、院内へ向かい、「道の駅いんない」で、石橋の場所をチェック。
メジャーなのは五つあって、一番は貴婦人と云われている「鳥居橋」だが、ここから7キロもあるので、2キロ先の「富士見橋」まで行くことにする。
大分チャリメシスタンプラリーと云うポスターがあり、来年開催されるツールド九州の大分ステージ応援企画として、県内25ヶ所の道の駅を廻ってスタンプをゲットすると、スタンプ獲得数に応じて、抽選でタイヤや大分和牛が当たるらしいが、どうやって、チャリで廻っているかチェックするのだろうか。
車でもスタンプはゲットできそうな気がするが…。
最初の石橋は富士見橋へ行く途中にあった「水雲橋」。茂った木が全景を遮っており、イマイチ。
富士見橋は3連橋だが、左側の弧が草木で隠れており、イマイチ。
道の駅に戻ってきて、「荒瀬橋」は、院内75橋の内、最も高い橋脚で、これはほぼ全容が見えて高さもよくわかる。
そして、最後は、院内中最も長い「御沓(みくつ)橋」だが、ここも木が生い茂っていて全然長さが伝わってこない。四つしか見ていないが、総じて、木が邪魔をしていて、石橋の華麗さを半減させてしまっている。自然破壊はダメだが、景観を妨げている木を伐採するくらいはいいだろうし、石橋を観光の目玉にするのなら、町はお金をかけてちゃんと見えるようにするべきである。
後で知ったが、ポスターにもなっている美しい鳥居橋は、宇佐へ向かう途中にあったらしく、プチショック。
宇佐市を通過し、中津市に入り、F井氏お薦めの「三光コスモス園」へ行くと、普通の田畑に、コスモスを植えた感じで、もちろん無料で鑑賞できる。
インスタ映えするからだろうか、結構な人が車で来て、スマホで撮影している。
カップルが遠くの方をいい感じで歩いていたので、超望遠で撮影すると、手前のコスモスがぼやけ、色の拡がりが映えて、今日一のショットになる。
顔がわかるように望遠で撮るのはマナーに反するが、マスク越しだと、誰だかわからないので、こういう時は助かる。まあまあ楽しめたコスモス園をあとにして、中津駅へ。13時に、中津駅横の東横インに着き、チェックイン後、F井と食堂を探していると、お肉屋さんがあり、陳列棚には、ハツ、レバー、センマイ、ハチノスなどホルモン系がたくさんセンターに並んでいる。
中津はホルモンの町のようだ。駅前の小さな居酒屋兼食堂「丘」に入ると、ちょっと不安になりそうな高齢のご夫婦がいらして、筆者は名物のホルモン鍋と生ビールを注文。F井は、同じく大分名物の鶏唐揚げ定食。
出て来たホルモン鍋は、塩じゃなく醤油ベースで、ホルモンはイマイチで少な目…名物料理なのにプチがっかり。後から入って来て焼酎と冷奴と鶏唐を頼んだ男の二人連れが、喫煙を断られてお母さんに絡んでいる。まだ昼間なのに、たちの悪い酔っ払いだ。喫煙できないからか、酔っ払いは早々に出て行ったが、そのあともお母さんは怒っていた。輪行に時間がかかるF井に、先に行ってもらい、筆者は、鍋に締めのちゃんぽん麺を入れて、熱燗と共に頂く。14時半にホテルへ戻り、F井の輪行を見定めて、15時に別れ、夕方、ホテルのコインランドリーで、いいことが!。二百円入れるところ、百円玉一個で作動し出し、百円得をする。なぜだかわからないが、プチ嬉し。阪神も、ノーアウト2塁から近本にバントさせるという矢野監督のミスがあったものの、テルのソロ、原口のタイムリー、浜地と湯浅の好リリーフで、横浜に3―2の逆転勝ち。これで、ヤクルトとのCSシリーズに勝ち越せば、日本シリーズだが、矢野では多分無理だろう…。
【走行時間2:25 平均速度14.1km/h】
【本日の会計】¥10,050
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