<広島空港~徳山>2022年秋の自転車旅(その三)7-9日目
2022年秋のチャリキャンプひとり旅(その三)
今回は、広島空港から広島、宮島、岩国、徳山まで、3日間の旅レポです。
7日目は、ワープした広島空港を出発して、酒の都西条を通って広島駅前のホテルまで
8日目は、宮島辺りで道が行き止まりになり、なんでやねん!と思いながら、何とか岩国のホテルへ
9日目は、雨なので、岩国から徳山までJR輪行して、駅前のホテルへ
【その三の読みどころ】
① 広島空港へ行きたいのに自転車では行けないので…
② 山の中の空港って何がいいのだろう…
③ 片側通行規制に助けられる!
④ どこもかしこも赤だらけの広島!
⑤ K産業のOBおじさんと…
⑥ 行き止まりの市道から国道に入りたくても入れない構造に、なんでやねん!
⑦ 岩国はレンコンの町
⑧ 火野正平さんのこころ旅に満を持して投稿するも…
⑨ レンコン畑ととらふく
⑩ 観光クーポン券の転売にトライするも…
●2022年10月5日(水) 7日目 曇り晴れ 北東風
【走行距離52km 獲得標高305m】
棲真寺公園→車→広島空港→西条→R2→広島駅前
キャンプ場から西や南へ行く道がないので、一旦、昨日走った道を通って北へ行った後、西へ向かう遠回りルートしかないことが、昨日時点でわかっていたので、キャンプ場のオーナーおじさんとの会話の中で、「明朝、おじさんの軽トラに自転車を載せて空港まで送ってくれませんか」とダメもとでお願いすると、「ええよ、じゃあ9時に来るから」とまさかの展開に、プチびっくり。なんでも云ってみるもんだ、である。5時頃は雨が降っていたが、起きる6時頃には都合よく止み、9時前には出発準備完了。荷台に自転車とバッグ5個を載せて、助手席に座り、いざ、空港へ。フライトロードに入ると、無料で便利だからか、結構車が走っている。トンネルを抜けると、広島スカイアーチと云う深い谷を一気に越える大きな橋があり、渡ると、またトンネル。自転車で走れない車幅ではないが、橋以外はほとんどトンネルなので、走りたいとは思わない。トンネルを出ると、そこはもう空港エリア内で、オーナーおじさんが、親切心で「八天堂」と云う広島では有名なパン屋さんへ連れて行ってくれるも、定休日でプチ残念。
それでもキャンプ場を出て、あっという間に空港のターミナルに着くことができ、神様のようなオーナーおじさんに感謝を申し上げて、お別れする。
折角なので、ビル内の「八天堂」で230円の「空飛ぶクリームパン」を買って、戻る途中、北海道の白老にあるウポポイの看板を発見!
国というか政治家が作った、「アイヌ民族の文化と歴史を学習する博物館」だが、噂では相当つまらないらしいので、アイヌを愛する筆者としてはプチ残念である。
ターミナルの一階に、「バイシクルハブ」という場所があり、更衣室に加え梱包に使える段ボールルームまであり、サイクリストに優しい空港だ。10時前に、久しぶりに着た野崎さんレーサーシャツで写真を撮り、西へ向かうと、橋のようだが橋でない、着陸する飛行機を誘導する「航空誘導灯」が山斜面から突き出ている。
岡山空港もそうだが、なんで、広島駅から1時間もかかる山中に、山をわざわざ切り開いてまで空港を作る必然性があるのか、全く理解できない。海の近くは海霧でしょっちゅう欠航になるのが理由らしいが、岡山も広島も視界不良でよく欠航になる空港なので、政治家と建設業者の癒着がまた見え隠れする。
すると、今度は、「凍結防止剤自動散布装置」なるタンクを発見!こんな装置を見るのは初めてで、空港へのアクセス道路を真冬でも確保するためだろうが、これも税金だろうから、きな臭い匂いがする。
意外と細かなアップダウンがある県道59号線に閉口しながら走っていると、川辺の砂場に、オレンジ色の脚をした鴨さんたちが休んでいて、数えると12羽もいて心が和む。
でも、ちょっと近づくと、逃げるように川へ入って向こうへ泳いで行ってしまった…。
東広島市高屋町は酒の都とあるが、ピンと来ない中、進むと、酒都西条の看板があり、ピンと来る。
西条は、神戸の灘、京都の伏見に次ぐ酒の町で、銘酒「賀茂鶴」はここ西条のお酒である。毎年、秋には、酒まつりが行われていて、広島支店の人が毎年参加していることを思い出す。西条の町を過ぎると、10キロ程だが、国道2号線を走るしかなく、当然のようにトラックが多く、路側帯もほとんどないので怖い。しかし、すぐに、工事による片側通行区間があり、後ろから車が全く来ない時間帯ができるので、走りやすくなる。逆に車が来たら連なって来るので、歩道で通り過ぎるのを待てばいい。瀬野駅からは、対岸に市道があり、狭いけど交通量はほとんどないので、快調に走っていると、給油口の蓋を開けたまま走る軽トラを見つけたので、知らせたかったが、追いつけず、プチ残念。
昔、安芸の国があった府中町を通過すると、そこはもう広島の中心地。もう13時なので、マツダスタジアムの手前にあった「あき」というお好み焼き屋に入り、1000円のキムチチーズ焼をテイクアウトする。
このお店もそうだが、マンホールも、東横イン「広島駅スタジアム前店」のロビーも、夜に行ったローソンも、どこも真っ赤で、プチ引いてしまう。
お好み焼き屋のメニューにも、辛めんとキムチを使った「燃えろカープ焼」があり、お店のにーちゃんに聞くと、「メチャ辛い」と云われたので、注文するのを止めたが、広島県人はとにかく赤くて辛いものがお好きのようだ。
ホテルのロビーで、赤色に囲まれながら、プチ辛めのお好み焼きを食べて、15時に部屋へ入り、シャワーとランドリーを済まして、部屋干ししてから、元K産業のN田さんとの食事会へ。
N田さんと会うのは15年振りぐらいだろうか、当時は東京で、仕事以外に一緒に飲みに行ったり、ゴルフをしたり、大変お世話になったが、故郷の広島へ戻られてからは、お会いする機会がなかったので、今日は楽しみである。デパート前で待ち合わせして、ほとんど変わらないN田さんにプチびっくりしながら、近くの居酒屋に入り、近況を語り合う。77才になられて古傷の左ひざが炎症気味で痛いらしいが、吞みっぷりは変わっていない。2時間半ほど楽しい時間を過ごして、お互い酔っ払ったので、名残惜しいが、お別れする。
21時に寝るも、深夜、目が覚めてしまったので、ウイスキーを飲みながら、空港で買った「そら飛ぶクリームパン」を頂く。
【走行時間2:51 平均速度18.1km/h】
【本日の会計】¥7,686(ホテル代¥5,550含む)
●2022年10月6日(木) 8日目 曇り晴れ 北東風
【走行距離45km 獲得標高202m】
広島→R2→五日市→廿日市→大竹→岩国
今日は、元々、岩国北部の山中にあるキャンプ場にするつもりだったが、明日の天気が雨予報なので、輪行することも考え、岩国駅前の東横インに変更する。朝5時から、大谷選手の最終登板試合があるので、それを観ながら、出発の準備をする。
5回1失点で交代してしまったが、勝ち投手になり、めでたしめでたし。
9時過ぎにホテルを出て、マツダスタジアム前でジャンプを決めて、市街地を西へ向かい、国道2号線に入り、五日市、そして廿日市(はつかいち)を通ると、マンホールには、牡蠣と宮島と思われる山並みが描かれている。
海岸に山が迫ってくる阿品(あじな)駅の手前で、JR、広電、2号線、そして西広島バイパスが集まってくる中、その浜側に車の少ない市道があったので、そっちに入ると、干潮時らしく、牡蠣の養殖と思われる吊るし場がどーんと現れる。
カメラでズームアップすると、貝が平べったいので、牡蠣と云うよりホタテのようだが、広島と云えば牡蠣なので、牡蠣なのだろう。
阿品駅を通過し少し進むと行き止まりになったので、マップを確認すると、市道に入った所まで戻らないとダメとわかり、プチショック。
しかし、阿品駅まで戻ると、自転車を乗せられるエレベーターがあるので、それに乗せて、道路と線路を越えられる歩道橋へ上がる。
その橋から宮島の方を見ると、国道を挟むように広電とJRの線路があり、踏切がないと国道に入れないことがよくわかる。そして、その踏切も全くない。自転車の事を考えないで、こんなシチュエーションにした行政に憤りを感じる。しかも、歩道橋の向こう側は、山を切り開いた新興住宅街で、そこを上らないと、宮島方面へ行けない…。納得できないものの、今更、市道の入口まで戻るのも嫌なので、意味のない坂をじわじわ上っていると、競艇場が見えてきて、一艇のボートが高速でバックストレートを走っている。
そして、その向こうには、宮島へ渡る船やギザギザの宮島も見え、全く無駄な上りだったけど、景色的にはプチ満足。
60m登った分、すぐに下ってしまい、宮島競艇場の建物が見えるJRの踏切を渡り、エレベーターに乗ってから40分後の11時半、やっと、広電の宮島口駅に着く。
宮島と云えば、焼き牡蠣、あなごめし、そして鹿だが、昔、行ったことがあるので、スルーして、20キロ先の岩国を目指す。
海の向こうに、厳島神社の大鳥居が見えてくるが、大改修工事中で、上半分しか見えないので、行かなくて正解。
途中、大竹市のスーパーで買い出しを済まし、13時に岩国の東横インロビーで、スーパーで買った、広島風お好み焼きでランチタイム。
チェックインしたら、岩国市独自の観光クーポン券を2000円分くれたので、それを使うべく、駅のお土産屋さんへ行くと、岩国はレンコンが名産らしく、蓮根せんべい、蓮根ふりかけ、蓮根かりんとう、蓮根モチなどレンコン関連の品が多い。
これらともみじ饅頭、そして、N田さんに頂いた、しまなみ海道の生口島産である瀬戸田レモンを使った「またきて四角」のレモンケーキを、纏めてゆ―パックで神戸へ送る。後ほど食べた娘の感想は、「見た目より重たくて、しっとりしてメチャ美味かった」とのこと、N田さん、ありがとうございました。レンコンで思い出したが、茨城など普通の蓮根は穴が八つだが、山口の蓮根は穴が九つあるので、皆さん、今度数えてみてください。15時に部屋へ入り、火野正平さんのこころ旅に投稿するべく、温めていた「こころに残った思い出の場所」を書く。
場所は、昨秋に行った鹿児島県の沖永良部島で、採用されるように、いろいろ考えて、翌朝、採用を祈りながら、岩国郵便局で投函する。鹿児島の放送は、12月中旬らしいので、結果が楽しみである。
夕エッセンは、マルちゃんの「パリパリ無限もやしの素」を使って、もやし、シーチキンに加えて、いも、人参、玉葱も投入。ピリ辛醤油味のタレが効いていて、なかなかうまい。今朝の話だが、ホテルを出て、交差点で信号待ちしていたら、自転車に乗ったサラリーマン風のおじさんが近づいてきて、「大学生の頃、自分も同じような装備スタイルで、別府まで走ったよ、懐かしいわ」と云われ、「そうなんですか」と会釈しながら答えるも、「広島から別府なんて近いし、フル装備の必要はないっしょ」と内心思う。
【走行時間2:36 平均速度17.41km/h】
【本日の会計】¥8,126(ホテル代¥5,415含む)
●2022年10月7日(金) 9日目 小雨曇り 北西風
【走行距離3km 獲得標高31m】
岩国→JR→徳山
明日の土曜日は、サークルの後輩で小倉在住のF井氏、大分在住のU見氏と、大分県の国東半島で合流する予定なので、今日は、フェリーが出る徳山まで行かなければならないが、昨日の予報では曇りだったのに、朝起きると、午前中は雨予報に変わっている…。なので、走るのは取り敢えず諦めて、岩国駅から輪行することにする。
8時から、がっつり2食分の朝食を食べて、9時半に岩国駅へ。
岩国と云えば、日本三名橋のひとつ「錦帯橋」なので、マンホールも錦帯橋だ。知らなかったが、鵜飼いの描写もある。因みにあとの二つは、東京の日本橋と長崎の眼鏡橋らしいが、日本橋は高速の高架下にあり、眺めは最悪なのに何故だろうか。筆者的には京都嵐山の渡月橋を推薦したい。
大きな駅で輪行するのは、手荷物の多さを注意された7月の札幌以来なので、改札口をドキドキしながら、六つの手荷物を三回に分けて通過するも、何も云われず、ホッとする。
1時間ほどかかるので、乗車する前に買った「ウメッシュ」と「柿ピー」を飲食しながら、車窓を眺めていると、一面のレンコン畑が!。
ぼちぼち収穫の時期なのだろうか、小型のトラクターが並んでいる。雨が止んだので、途中の柳井駅で降りることも考えたが、モロ向かい風なので止める。
12時前、徳山駅に着くと、大きなトラフグが迎えてくれる。フグと云えば下関だが、ここ周南(しゅうなん)市のトラフグの方が美味で、「ふくのふるさと徳山」と書いてある。こちらでは、「ふぐ」じゃなく「ふく」と云って濁らないようだ。
「フェリー乗り場は駅から直進300m」云う案内板があり、明朝乗船するのは、大分国東半島行きの「スオーナダフェリー」だ。
徳山駅前で一枚撮り、13時過ぎ、駅横の東横インにチェックインすると、また、2000円の観光クーポン券をくれるも、コンビニやスーパーでは使えないし、おみやげ屋で買うものはもうないし、現金化することを考える。
裏面の注意事項には「転売不可」と書いてないので、駅のおみやげ屋で出張帰りのサラリーマンに狙いを定めて、「1000円のクーポン券を700円で買ってくれませんか」と声を掛けることにする。店員に見えないよう勇気を出して、おみやげを物色中のにーちゃんにお願いすると、ラッキーって感じで即売れる。しかし、二人目から、怪しいと思われたのか、三人連続で断られ、心がプチ折れる。それでも、五人目のおじさんが、何とか買ってくれて、1400円をゲットできる。
国東半島の観光地図があり、明日は半島の最北端にある「竹田津」という港から、時計回りに海岸線を走って、大分空港を過ぎた辺りにある杵築と云う町まで行く予定だ。岩国で投函した「こころ旅」だが、12月に、2022年秋の旅最終週の鹿児島編があり、離島を巡る展開にならず、あえなく不採用に終わる…。沖縄県がゴールだったら、奄美大島や与論島など鹿児島県の離島を旅する展開になったと思うので、次回、リベンジを誓う。
【走行時間0:18 平均速度8.9km/h】
【本日の会計】¥7,064(ホテル代¥5,510含む)
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