<名古屋~恵那~木曽駒高原>2023年春の自転車旅(その五)12-15日目
2023年春のチャリキャンプひとり旅(その五)
今回の旅レポは、広島から自宅に戻って12日後、名古屋から再スタートして、木曽駒高原までの四日間です。
12日目は、新神戸駅から名古屋まで新幹線輪行して、夜は飲み会
13日目は、北東へ向かい、恵那のコンテナホテルまで
14日目は、中津川から木曽川を遡上して大桑村のキャンプ場へ
15日目は、木曽川の源流に近い木曽駒高原のキャンプ場まで
【その五の読みどころ】
① 金属カップを忘れてしまい代用品を東急ハンズで
② 市街地でタッチアンドゴーを繰り返す空軍機に…
③ マス体操の練習に遭遇するも先生が偉そう…
④ カワウの天日干し風景
⑤ 暑すぎてまた脚が攣る…
⑥ コンテナホテルに初めて泊まるも…
⑦ 当時の風情が残る旧中山道
⑧ 雨が降り出すも丁度コンビニが!
⑨ 高い割に不便な大桑村の民間キャンプ場
⑩ IHIターボの工場が!
⑪ センターラインはみ出し防止ポールは要らない!
⑫ 木曽福島の町で日本カモシカに遭遇!
⑬ 木曽駒ケ岳と巴の松
⑭ クリームシチューにプチ感動
●2023年5月21日(日) 12日目 晴れ 西風
【走行距離0km 獲得標高0m】
神戸北町→車→新神戸駅→JR→名古屋駅→ホテル
新神戸駅12時半発の新幹線に乗るべく、車に自転車やバッグを積み込み、11時半に嫁さんと一緒に出発。駅に着くと、芦屋のアパートで独り暮らしをしている我が娘が待っていてくれて、泣きそうになるも、これからポーアイのイケアへ行くと云う二人と暫しの別れを告げて、重たい荷物をホームまで運ぶ。
当初計画では、米原辺りから旅を再開して、今月26日から長野県の松本辺りで開催される本州OBランに参加するつもりだったが、名古屋在住の会社の仲間と食事することになったので、名古屋から走り始めることにしたのだ。
いつもの淡路屋で、いつもより豪華なウナギ入り駅弁1500円を買って、名古屋への車窓旅を楽しんでいたが、キャンピングカップを2個とも忘れたことに気付き、プチショック…。
名古屋駅西側の新幹線口で、自転車を30分で組み立ててから、高島屋デパート内にある東急ハンズへ。金属製のカップを探すも、いいのがないので、諦めかけた時、キッチンコーナーに耐熱性の計量カップがあり、値段も安いので、これをコーヒーカップ代わりにすることに。
いつもの「東横イン桜通り本館」に入り、夜は会社近くの「米寅」でW邊氏、N川氏、N口氏と呑み会なのだが、定刻の17時半を過ぎても、W邊さんがなかなか来ない。30分後、やっと電話が繋がると、今日の事をすっかり忘れていて、口調がとろいので、自宅で既に吞んでいるようだ。なので、三人で三時間ほど楽しく呑んで食って、お薦めの「卵かけご飯」を食って締める。
N川さん、N口さん、お付き合い頂きありがとうございました。そして、ボケがひどくなったW邊さん、お大事に、またお会いしましょう。阪神は、珍しく梅野の活躍で、広島に4―1で勝つ。
【本日の会計】¥15,291(ホテル代¥6,650、JR代\7,070含む)
●2023年5月22日(月) 13日目 晴れ 西風
【走行距離78km 獲得標高773m】
名古屋→春日井→多治見→土岐→瑞浪→恵那
さあ、今日から春の旅ランの続きが始まるので、気分は上々なのだが。恵那の宿まで70キロもあり、しかも峠ありの上りがずっと続くルート。天候的には晴れていて、風も追い風なのだが、暑そうなので、脚がまた攣るかもしれない…。6時半に起きて、朝食後、8時過ぎにホテルを出て、通り道にある名古屋城へ向かい、撮影スポットを探すと、北側の公園から天守閣が望めるので、ここで出発ジャンプを決める。
金の鯱(しゃちほこ)マンホールも、出発を歓迎してくれているようだ。
小牧辺りで、自衛隊か米軍か、グレーの大型プロペラ機が低空飛行しており、小牧空港に着陸でもするのだろうか、と思っていると、何度も、上空を低空で旋回している。
タッチアンドゴーの練習をしているようだが、街中ではやって欲しくないものだ。失敗したらどうしてくれるのだ。よく見ると、六つもプロペラエンジンが付いている。爆撃機だろうか。ロシアもウクライナもいい加減にして欲しいものだ、と思う。。川がちょうど進みたい北東に向かっているので、堤防の道を走っていると、黄色のお花が堤防一面に咲いている。
そして、小学校では、運動会に向けてだろうか、旗を使ったマス体操の練習をしている。
暫し見ていると、教師がマイクを使って、指示を出しているが、メチャ偉そうで、段々と腹が立ってくる。もっと優しく言えないものだろうか、と思う。川を見ると、黒いカワウが羽根を広げて天日干しをしている。
鵜という鳥は、このポーズをよくするが、カモメや鷺では見たことがない。なぜだろうか。鵜は水中に潜って魚を捕るので、羽根が濡れるからだろうか、と思いながら、岐阜県との県境にある内津(うつつ)峠を上っていると、「内々神社」があり、由緒ありそうなので、お参りするも、とにかく暑い。
28℃らしいが、体感は35℃ぐらいありそうだ。水500cc、麦茶600ccも、もうなくなりそうだ。
標高250mの内津峠を何とか越えて、下ると、多治見の町。車や坂の多い国道19号線を避けて、車のいない土岐川沿いの県道を気持ちよく進み、土岐(とき)の町に入ると、「下街道高山宿」の看板が。
右=南へ行くと伊勢、左=北へ行くと長野の善光寺に繋がっていることを示している。土岐を含め、この街道沿いは、焼き物が盛んであり、マンホールには花瓶が描かれている。
瑞浪(みずなみ)の町に入り、10年ほど前だろうか、名古屋支社のY嬢と明世CCでゴルフをした帰りに、この駅まで送ってもらったことがあるので、懐かしい。
この辺りから、上り坂になると、脚が攣り始め、15時半、やっと恵那のホテル「R9ザヤード」に着く。
ホテルと云っても、建物はなく、改造したトラックコンテナが30個ほど広いスペースに並んでいるだけである。管理棟で6600円を払って、指定されたコンテナへ行くと、できたばかりらしく、コンテナ内は綺麗で、シャワー、トイレ、ベッド、机とマッサージ付きチェア、エアコン等が完備されている。素泊まりで6600円はチト高いが、部屋的にはビジネスホテル並みなので、まあまあである。もっと褒めると、朝食用として冷凍のパスタやチャーハンを一個サービスしてくれるし、カセット式のバリスタ機が管理棟にあり、使い放題だし、フロントのおねーさんは「暑いでしょ」と、塩タブレットをくれるし、良い感じである。
コインランドリーも、乾燥も一緒にできる新型ドラム式。しかし、洗濯だけで300円はチト高い。
夜は、麻婆豆腐に中華そばを加えて、バナナと共に頂くも、軽い頭痛がして、脚もまた攣るし、体も熱くて、よく寝られない…。
今後、旅の初日は、もっと短い距離にして、ウオーミングアップ程度にしなければ、と反省。初日で実質5時間のランはきつかった。
【走行時間4:58 平均速度15.7km/h】
【本日の会計】¥8,503(宿代¥6,600含む)
●2023年5月23日(火) 14日目 曇り一時雨 西風
【走行距離47km 獲得標高628m】
恵那→R19→中津川→南木曽→大桑
今日は、中津川で合流する木曽川沿いに遡上して、大桑村にあるキャンプ場まで約40キロの旅。朝方まで降っていた雨は止み、冷凍ボロネーゼ大盛りをレンチンして食べ、9時に出発。
お隣のスーパーで買い出しを済まし、中津川までは国道19号線を走るしかないが、アップダウンが多い上に、トラックが多いので、上りは歩道を走る。
つまんない道を1時間ほど走ると、中津川の町に入り、旧中山道を示す道標があり、古びた木造建築物が数多くみられる。
大きな鯉の絵が描かれた酒蔵があり、「恵那山」という清酒が、金賞を受賞したらしい。上品なお酒には興味がないのでスルーして、駅へ向かうと、欧米人観光客がたくさんいて、やっとインバウンドが戻って来たなあ、と素直に思う。
馬籠や妻籠目と云う中山道の宿場町へ行くと、峠があるので、木曽川沿いのR19を進み、歩道を上っていると、二日後に着く予定の松本まで109キロの標識があり、まだ遠く感じる…。
それよりも、「南木曽」を「なぎそ」と読むことに、プチびっくり。賤母(しずも)と云う道の駅に寄ると、「苗木(なえぎ)城跡」と書いたポスターがあり、小さなマチュピチュのようだ。
行ってみたいが、既に通り過ぎている…。
この辺りから木曽路となり、長野県の南木曽に入った頃から、雲行きが怪しくなり、雨が降り出すも、丁度、セブンイレブンがあり、45分ほど雨宿り。
通り雨が降り出すと、偶然コンビニが現れるのは、筆者にとっては、いつもの事だが、つき過ぎて、逆に怖く感じる。
14時過ぎ、大桑村の「フォレスパ木曽」と云う温泉宿に着き、3500円もするキャンプ場利用料を渋々払うも、隣接のキャンプサイトは激坂の上にあり、ダブルで愚痴りたくなる…。
高い割にサイトはしょぼいが、東屋だけはあり、完ソロになりそうなので、東屋の中に自転車を入れる。
ランチは、のり弁とビールを計量カップで頂き、温泉に入り、二日前から始まった大相撲春場所を観ながら、ウトウトする。夜は、しめじ入りポトフを、ダゾーンで阪神ヤクルト戦を観ながら頂く。
阪神はノイジーの活躍で6―3で快勝。今日を振り返ると、雨宿りしている時、気温は14℃しかなかったが、走っていると寒くなく丁度いい感じであった。
【走行時間3:11 平均速度14.7km/h】
【本日の会計】¥5,637
【フォレスパ木曽キャンプ場評価:42点】
春の旅で最初のキャンプ場であったが、料金が高い上に、激坂の上にあり、炊事場やトイレがチト遠く、不便。但し、点数的には、温泉が隣にあり、電波、充電、ランドリー、保冷剤などOKなので、高得点を獲得。しかし3500円も払う価値はなし。
●2023年5月24日(水) 15日目 晴れ 北東風
【走行距離43km 獲得標高794m】
大桑→R19→木曽福島→木曽駒高原
今日は、更に木曽川沿いに北上して、ピークに近い標高950m地点にある木曽駒高原のキャンプ場まで約40キロの旅。距離は短めだが、ずっと上りが続くハードな道のり。早めの5時半に起きてテントから出ると、肌寒く、なんと6℃しかない。なので、久しぶりに、ジャワのインスタント粉末を使って朝カレーを作り、8時半に出発。
結局、キャンパーは筆者以外に誰も来ず、完ゾロ。そりゃ、3500円も取って、このインフラでは当然か…。
国道に戻る途中、ダム湖に流れ込む阿寺(あでら)渓谷からの川が澄んでいて、メチャ綺麗だ。そこに映る鉄橋の影もなかなかいい。大桑村の町から、木曽川の左岸に県道508号が走っていて、トンネルが多いものの、木曽福島までずっと続いているようなので、県道を選択して進むと、「㈱ⅠHIターボ」の看板を発見。
当社銑鉄のユーザーではないが、日本鋳造工学会の工場見学で、ここではないが、同社の工場を見せて貰った記憶が蘇る。ロウを使った精密鋳造で、車のエンジン用ターボチャージャーのインペラを生産していた。いくつもの新しそうなトンネルを越えて、国道に戻り、木曽町に入ると、「道の駅木曽福島」があり、遠方に御嶽山がちょこっとだけ望める。
そして、木曽川を隔てた向こう側には、崇高そうな神社が見える。
「御嶽山木曽本宮」という神宮で、お参りしたいが、下って橋を渡り、また上るので、諦める。
この辺りから、上りのカーブに、センターラインを越えないようポールが設置され始め、路側帯が全くない箇所もあり、大型トラックが来たら、自転車にとっては最悪である。車が対向車線にはみ出ないようにするためだろうが、国土交通省は、もっと自転車の立場に立ってほしいものである。
4年前、阪急交通社のゴルフツアーで来たことがある、懐かしい木曽福島駅に寄り、この町で買い出しを済ます。
マンホールには、旧中山道の福島関所が描かれている。町はずれまで来ると、歩道に大きめの動物が!鹿かと思ったが、鹿より薄い茶色で、顔が鹿ほど細長くないので、日本カモシカだ。
林道じゃなく、こんな町中に出るなんて、プチ驚きである。自転車に気付くと、道路を颯爽と横断して林の中へ消えていった。
木曽駒高原の入口近くで、変な建物が目に入り、寄ると、何と本格的な土俵が!
あの御嶽海も若い頃、ここで相撲したのだろうか、と思いながら、国道を右折して、更に坂を上っていると、稜線の向こう側に、まだ雪が残る標高2956mの木曽駒ケ岳が見えてくる。
その先に古い一本松があり、「巴の松」と書いてある。
NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で、木曽義仲と恋仲であった、あの巴御前である。この高原を、義仲と一緒に騎馬姿で駆け巡ったそうな。13時半、「木曽駒オートキャンプ場」に着くも、どこにオートサイトがあるのか、わからないほど、しょぼい感じ。管理人もまだいないので、管理事務所の前で、お惣菜と缶ビールでランチタイム。
15時に管理人が現れて、指定された林間のサイトにタープとテントを設営していると、広場で、女性と思われる人がひとりでずっと手をゆっくり動かしている。太極拳だろうか。気持ち良さそうである。
シャワーを浴び、大相撲を観ながら、夕エッセン。今日は、初挑戦のクリームシチュー。人参、じゃが芋、玉ねぎ、鶏もも肉を煮込んだあと、粉末の素を投入し、最後に牛乳を加えて完成。作る際、レシピには、「三皿分として水400cc、牛乳100ccを加える」と書いてあり、ここで、名古屋でシェラカップの代わりに買った計量カップがまさかの活躍。そのおかげで、分量を失敗することなく、意外と簡単にできて、甘くてコクがあり、意外と美味しいので、今後、このシチューに嵌ることになる。
阪神は、梅野のエラーとゲッツーで負けそうだったが、8回に梅野から坂本に代わったことで流れが変わり、ヤクルトに6―5の逆転勝ち。
【走行時間3:25 平均速度12.7km/h】
【本日の会計】¥3,482
【木曽駒高原オートキャンプ場評価:41点】
料金は安めの1000円。サイトは林間で暗い雰囲気だが、木曽駒ケ岳が遠くに望めて、悪くはない。シャワーは200円でタイマーはなく、虫も何故かいない。東屋とランドリーはないものの、電波、充電、保冷剤がOKなので、まあまあのキャンプ場。
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