<北杜~甲府~大月>2023年春の自転車旅(その七)20-24日目
2023年春のチャリキャンプひとり旅(その七)
今回の旅レポは、北杜の別荘連泊から甲府、大月そして川口までの五日間です。
20日目は、終日、雨予報なので、アルリ舎に連泊
21日目は、甲州街道を下り、甲府の東横インまで
22日目は、雨ではないが、諸事情により連泊
23日目は、フルーツの町、勝沼を通り、笹子峠のトンネルを越えて大月の東横インへ
24日目は、朝から雨なので、JR輪行して、埼玉県の川口へワープ
【その七の見どころ】
① 水面に映る甲斐駒ヶ岳
② 山梨のマンホール特集
③ 武田信玄が作った信玄堤へ行くものの…
④ 甲府連泊のランチはトリもつ煮とほうとう
⑤ 無料のパンの耳なのに取らない人たちと地面にあぐらす座りをする女子高生に…
⑥ シャトレーゼは山梨が地元だったとは…
⑦ 勝沼はぶどうと桃の町
⑧ 背丈の3倍はありそうなブドウ畑!
⑨ 小学校にもブドウ園が!
⑩ 歩道が全くない3キロの新笹子トンネルだったけど…
⑪ 普通に猿がいる大月の町は富士山への玄関だった…
⑫ 川口まで順調に移動できるも大雨の影響で後続列車は…
●2023年5月29日(月) 20日目 雨 東風
【走行距離0km 獲得標高0m】
昨日から決めていたが、今日は、終日雨予報なので、誰も来ないアルリ舎にもう一泊することに。なので。遅めの8時に起きて、ご飯を炊き、9時から朝食タイム。
お昼前、雨なので、徒歩15分ほどの「ひまわり市場」へ行き、コンビニよりちょっと豪華なのり弁とクリームシチュー用の鶏肉などを買って別荘に戻る。
ここの庭にはキウイの木があり、いつも鬱蒼と茂っていたが、バルコニー工事のために伐採され、スッキリ。
昨日、頂いた諏訪大社の御朱印を改めて眺めると、当たり前かもしれないが、ほぼ同じ。
しかも、通常、御朱印代は300円だが、諏訪大社はどちらも500円とチトお高め。でも、いずれ、残りの下社春宮と上社前宮にも参拝して四宮全てを制覇したいものだ。週間天気予報では、明日も明後日も雨なのに、明日は別荘を空けなければならないので、どうしようかと悩んでいたところ、今日になって、雨は四日後にずれたので、明日は輪行せずに甲府まで走ることにする。しかし、例年より早く関西と東海が梅雨入りとなり、関東も時間の問題なので、早く北へ行かなくては…。
【走行時間0:00 平均速度0.0km/h】
【本日の会計】¥3,452(別荘代¥2,000含む)
●2023年5月30日(火) 21日目 曇り晴れ 南風
【走行距離43km 獲得標高104m】
北杜→長坂→須玉→韮崎→甲府
今日は、甲府駅前の東横インまで約40キロの比較的短い旅で、しかも高低図を見ると、ずっと下りで、風はアゲインストだが、楽勝な一日になりそうだ。
朝食は、敢えて残しておいた昨晩のクリームシチュー、牛乳、生卵、プチトマト、納豆、シャケのふりかけ、味付け海苔、そして炊き立てのご飯一合。
10時前、キウイの木をバックに出発ジャンプを決めて、二日お世話になったアルリ舎を出て、田んぼ道を下っていると、標高2966mの甲斐駒ヶ岳が雲の切れ間から見え、水を張った水田にも綺麗に映っている。
ここでマンホール特集です。
上から、日本の国蝶である「オオムラサキ」が棲む長坂町、牛が可愛い高根町、きつつきとツチノコの須玉(すたま)町、どれも細かく描かれていて、なかなか面白い。
サッカーの町、韮崎の手前まで来ると、遠くの雲の上に富士山らしき頂きが見え、道端の畑にはスモモのような赤みがかった実がなっている。
韮崎を過ぎ、釜無川沿いの田舎道を走っていると、「信玄堤」の看板があり、寄るも、地上から見てもどれが信玄堤なのか、全くわからない。
しかし、案内板を見ると、甲府盆地が洪水で水没しないよう、あちこちに洪水を下流へ誘導する工夫があるのが、よくわかり、武田信玄の凄さを感じる。13時過ぎ、甲府駅前の東横インに着き、イオンで買っておいたお弁当を頂く。15時、部屋へ入り、今後の天候を見据えた一週間程度の予定を決める。プロ野球は交流戦が始まり、阪神は村上の好投で西武に3―1で勝ち、16年振りの9連勝。今日を振り返ると、標高950mの高地から280mの甲府まで基本ずっと下りで、向かい風はほとんど気にならず、快調にペダルを漕ぎ続け、平均時速は過去最高の19.9キロを記録した。
【走行時間2:09 平均速度19.9km/h】
【本日の会計】¥8,406(ホテル代\6,365含む)
●2023年5月31日(水) 22日目 曇り 東風
【走行距離0km 獲得標高0m】
今日は、40キロ先の大月にある東横インまで走りたかったが、ホテルが満室で、近くにキャンプ場もないので、ここ甲府で連泊することに。
甲州名物と云えば、鶏モツ煮とほうとうなので、ランチは、「小作」と云うお店でテイクアウトして、部屋呑み。コロナがなければ、お持ち帰りできそうもないお店だが、入って聞くと「できる」とのこと。そういう意味では、コロナのおかげで、部屋で缶ビールを飲みながら、美味しいランチができる。
お店からホテルへ戻る途中、フルーツサンド屋さんがあり、店先に「パン耳ご自由にお持ちください」と書いてあるので、一袋遠慮なく頂戴するも、まだ一杯あるのに、通行人はチラッと見るだけで、誰も持っていこうとしない…。
タダなのに、耳は耳で旨いのに、いつから日本人はこうなってしまったのだろうか、とプチ悲しい気持ちになる…。
そして公園では、女子高生がベンチをテーブル代わりにして、地べたにあぐら座りをしながら、カップラーメンを食べている…。いつから、大和撫子はこうなってしまったのだろうか、とプチ悲しくなる。茸一杯の茸ほうとうは1800円もしたが、ボリュームが半端ないので、食べ切れず、夕食に回したので、一食分浮く。
阪神は、西が打たれて、0―4で西武に完敗してしまい、十連勝ならず…。
【走行時間0:00 平均速度0.0km/h】
【本日の会計】¥9,427(ホテル代¥6,365含む)
●2023年6月1日(木) 23日目 曇り晴れ 西風
【走行距離49km 獲得標高580m】
甲府→石和→勝沼→笹子→大月
今日は、笹子峠を越えて、笑点の小遊三師匠の故郷、大月の東横インまで約40キロの旅。旧道の峠は標高1050mもあるが、国道の新笹子トンネルの入り口は同700mなので、ここから400mのアップだ。
9時、甲府駅前に鎮座する武田信玄像と一緒に出発写真を撮り、東へ向かい、
JRの駅舎とは思えない立派な「石和(いさわ)温泉駅」に寄ると、シャトレーゼ・プレミアム「ヤツドキ」と云うお店があり、知らなかったが、シャトレーゼは山梨県が発祥らしい。
いさわのマンホールには、葡萄と柿、フィッシング、露天風呂が細かく描かれている。
国道を避けて緩やかに上る県道を走っていると、道横の果樹園で袋を被せる作業をしている人がいたので、聞くと、「浅間白桃と云う品種の桃で収穫は7月になる」とのこと。
よく見ると、5センチほどのまだ緑色の実が一杯付いている。
この辺りは、勝沼町で、葡萄やワインが有名だが、桃の産地でもあるようだ。
徐々に勾配がきつくなる道をゆっくりと進んでいると、キウイの赤ちゃん、そして、日よけの紙を被ったブドウの赤ちゃんも!。
こんな粒々の時から、ひとつひとつ丁寧に育てているとは初めて知ったが、道理でブドウは高くなるはずだ、と思う。ブドウの棚は普通、手が届く高さだが、背丈の3倍はありそうな高所に棚があり、特注と思われる昇降機に乗って、お父さんが何か作業している!
なんでこんな高くしたのか、意味不明だが、地面から離すことで、風通しが良くなり、虫も付きにくい利点があるのかもしれない。しかし、命綱なしでは危ないですよ、お父さん。「祝」と云う小学校があり、何と校庭にぶどう園が!
「特色ある学習の一環として保護者の協力により作られた」と書いてある。高級な葡萄がタダで食べられるとは羨ましい限りだ。
おうちの前には、ミカン畑などでよく見かける赤い農薬散布車が停まっていて、この車から農薬がブドウに撒かれるかと思うと、いい気分はしない…。ぶどう街道を抜けて国道に戻る手前で、「勝沼町ぶどうの丘」があり、来た道を振り返ると、一面、緑のぶどう棚が!。
東京の日本橋まで続く交通量の多い国道20号線をじわじわと上り、「道の駅甲斐大和」で一息ついてから、3キロもある新笹子(ささご)トンネルへ。
予想はしていたが、歩道はなく狭そうだが、はみ出し防止用のセンターポールがないのは助かる。テールライトを三つ点けて、対向車が来たら、後方から抜かれないよう、センターライン側に寄るいつもの作戦で、後方車をコントロールして難なく長いトンネルを脱出する。
大月の町が近づいたところで、サルがバス停横のブロック塀にいるのが目に入り、カメラを向けると、塀から下りて道を横切っていったが、住宅街なのに普通に野猿がいるなんてプチびっくり。
大月駅手前にあった弁当屋「おむすびろまん」でシャケコロッケ弁当を買って、13時半、駅横にある東横イン「富士山大月駅」へ。
富士山まで直線距離で50キロ以上も離れているのに、富士山を名乗るとは、と思ったが、河口湖と三島の東横イン、そして途中、富士急ハイランドにも寄る無料のシャトルバスが運行しているので、プチ納得。
そして、猿も出るくらいの田舎なのに、これまでの中で部屋数が最大かもしれないくらいでかいのにもプチびっくり。世界遺産の富士山周りを観光するインバウンドをターゲットに新築した感じで、昨日は平日なのに満室であった…。
そして、ロビーには富士山の形を模したガラス工芸品、壁には葛飾北斎風の富士山画が並んでいて、東横インさんの力の入れ具合がわかる。
夕食は、定番になったクリームシチューに食パンの耳を半分入れて頂く。
阪神は、昨日の西が作った悪い流れを絶つことができず、西武に2―4で負ける…。ここで、筆者が旅で利用している地図アプリについて紹介する。
まず、ルートを決める際に使っているのが、距離と高低がわかる「フットパス」アプリで、走っている時も、GPSで現在位置がわかるので、残りの距離やあとどのくらい上るのか、などを把握することができる。
二つ目は、国土地理院発行の地形図が見れる「スーパー地形」アプリで、距離はわからないが、フットパスより詳細で正確、標高もわかるので、主に走行中の現在位置確認や進む道の選択時に使用している。
そして、三つめは、お馴染みの「グーグルマップ」アプリで、コンビニ、スーパー、キャンプ場、ホテルなどの検索に使用している。これら三つの地図アプリを駆使することによって、紙の地図しかなかった昔に比べ、効率的で迷子にならないなどミスのない快適な自転車旅ができている。
【走行時間2:59 平均速度16.3km/h】
【本日の会計】¥14,080(ホテル代¥6,365、手土産¥4,563含む)
●2023年6月2日(金) 24日目 大雨 南風
【走行距離1km 獲得標高19m】
大月→JR→川口
今日は、朝から雨なので、予定通り、電車で東京経由川口駅まで輪行して、駅前の東横インに泊まるだけの旅。
7時に起きて、朝食を済まし、雨が強くなる前に駅へ移動するつもりだったが、出発する8時半には既に本降りの雨…。でも駅までは500mほどなので、そのまま大月駅へ移動し、優しい駅員の許可を得て、雨に濡れない駅舎内の隅で自転車を分解する。
9時半、エレベーターを利用してホームまでの荷物移動を完了し、11時の発車まで時間があるので、パソコン作業。
知らなかったが、大月駅は富士急行の始発駅で南方にある富士山麓の河口湖まで繋がっている。ここの東横インに泊まれば、タダで河口湖まで行けるので、平日でも満室になるのはわかる気がする。神田まで乗り換えなしの大月駅始発の普通列車を待っているあいだ、甲府から来る目新しそうな「特急かいじ」が通過していく。
大月駅に停車する「かいじ」もあり、これに乗車してもいいが、時間はたっぷりあるので、乗り換えなしで行けるなら、特急券がいらない普通の方がいい。
ホームを渡る階段をよく見ると、大月駅オリジナルキャラクター「いわどん」が描かれていて、富士山が岩になっていてプチ可愛い。ホームで列車を待っていると、真っ赤な車両が入線してくる。
三両しかないが、特別車両なのだろうか、高級感たっぷりで、さすが富士急行である。11時、大月駅を出て、神田で京浜東北線に乗り換えて、13時、川口駅に着き、西口1階の雨に濡れない場所で、自転車を組み立てて、小雨が降る中、ホテルへ移動。
ラジオでは、「東海や関東が大雨の影響で、新幹線や特急かいじが運転を見合わせている」と報道している。特に甲府辺りがひどい雨で、筆者が乗った普通列車のあと、ダイヤが大幅に乱れているようで、ギリギリセーフ…相変わらず、持っている自分にプチびっくり。
ランチは、川口駅のコンコースにあったお寿司屋さんで買ったお寿司。知らなかったが、スシローは2年前、吉野家の傘下だった京樽を買収して、関東を中心にテイクアウト店舗を増やしている。
久しぶりに、回転寿司じゃない寿司を食べたが、ネタのボリュームがあり、酢飯も旨い。
夜は、まだ耳と牛乳が残っているので、昨日に続き、クリームシチュー。今日、報道で、上岡龍太郎氏が亡くなった、とのこと。阪神は、甲子園も雨で中止…。
【走行時間0:03 平均速度16.0km/h】
【本日の会計】¥10,082(ホテル代¥6,745、手土産¥363含む)
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