<水戸~福島~仙台>2023年春の自転車旅(その九)31-38日目

 2023年春のチャリキャンプひとり旅(その九)


今回の旅レポは、水戸から仙台までの八日間です。


31日目は、雨のため、水戸駅からJR輪行して郡山へ

32日目は、阿武隈川沿いに北上して福島市のホテルまで

33日目は、雨のため、ホテルに連泊

34日目も、雨予報だったため、連泊

35日目は、古関裕而記念館に寄って伊達市にあるキャンプ場まで

36日目は、阿武隈川沿いに下り、丸森町にあるキャンプ場へ

37日目は、岩沼、名取を通って、仙台のホテルまで

38日目は、雨のため、ホテルに連泊


【その九の見どころ】

ホテルの台車で駅構内まで荷物を運べてラッキー

水郡線がJRにもかかわらずサイクルトレインなのはいいけど中途半端…

下車する直前に踏切異常で緊急停止!

懐かしい安達太良山と二本松と本宮駅

朝ドラ「エール」佐藤久志のモデルになった歌手の伊藤久男を知る

コンビニに売っている笹の葉は?

朝ドラ「エール」の古関裕而記念館へ行くも…

100円3分のコインシャワーに…

阿武隈ライン舟下りの名所は…

砂交じりの土サイトはホンマ困る…

仙台の極太牛タンに舌鼓

仙台名物「麻婆焼きそば」も…


●2023年6月9日(金) 31日目 雨 南西風

【走行距離6km 獲得標高18m】

水戸駅→JR→安積永盛駅→郡山

 

今日は、JR水郡線沿いに北上して、「矢祭山」と云う駅の近くにあるキャンプ場まで走る予定だったが、朝から夕方まで、ずっと雨なので、走るのは諦めて、輪行することにする。そして、明日は晴れるが、明後日から三日間、台風3号の接近で、ずっと雨予報なので、明日中に福島駅前の東横インへ行かなくてはならない。なので、今日は一気に郡山まで輪行することに。

ダイワロイネットホテルは朝食もないので、昨日食べ切れなかったホッケともらったトマト、そして納豆と生卵にご飯の朝食を済まして、11時のチェックアウト時刻まで部屋でのんびりする。

ホテルの2階から水戸駅の改札まで行けるので、台車を借りて、雨に濡れることなく、バッグ類を改札口まで楽に運び、

自転車も駅コンコースに持ち込めるので、改札前まで押して、ばらす。

郡山まで乗り換えなしの電車は13時過ぎなので、吉野家でキムチ牛サラダと焼きジャケのランチタイム。

サラダは旨かったが、シャケはパサパサでイマイチ…。

水郡線はJRにしては珍しくサイクルトレインを運行していて、一瞬、好感を抱いたが、よく読むと、利用できる駅は七つしかなく、しかも土曜日を含む休日だけで、事前に申し込まなくてはならない…。これじゃあ、筆者の場合、ほとんど意味がない。

四両編成だった列車は常陸大子(ひたちだいご)と云う駅で3両引き離されて先頭の1両のみとなる。水戸駅で郡山まで行く車両を聞いていたから良かったものの、知らずに後ろの車両に載せていたら、しんどい思いをするところだった。水戸から郡山まで各駅停車なので、3時間もかかる中、郡山駅手前の無人駅で下りようと思っていたら、その駅の手前で急停車!何事かと思ったら、運転手が車内放送で「前方の踏切で異常が発生したので緊急停止しました」とのこと。10分後、動き始めたものの、また停止してしまい、結局2回合わせて30分も停まっていた…ついてないわ。

その間、前方の踏切はずっと閉まっていたので、車も長蛇の列になっている。結局、謝罪や踏切異常の原因説明もなく、悶々としたまま、安積(あさか)永盛駅に着くと、今度はホームが高校生でごった返しており、「すみません」と云いながら、大きな荷物を何とか降ろす。

振り返ると、1両のみの車内は都会のラッシュアワーみたいになっている…。

ここから郡山駅前の東横インまでは6キロほどで、降り続けていた雨もようやく止み、18時過ぎ、ホテルにやっと到着。

すぐできる麻婆豆腐を作り、阪神と日ハムの試合を観ながら頂くも、0―4の完敗となり、今日はとにかく、ついてない一日であった…。

【走行時間0:25 平均速度15.1km/h】

【本日の会計】¥11,558(ホテル代\6,270、JR代\2,640含む)


●2023年6月10日(土) 32日目 晴れ 南風

【走行距離53km 獲得標高286m】

郡山→本宮→二本松→福島

 

今日は、阿武隈川に沿って下り、福島まで約50キロの旅。しかも風は南からの弱いフォローなので、楽勝のランだが、今日も暑そうだ。

昨日、嫁さんに頼んでおいた充電式のランタンがホテルに届いていて、今のランタンが壊れかけてきたので、アマゾンで買ったのだが、明るいし、丈夫そうで正解。

栄養満点のバランスの取れた朝食を頂き、9時前に郡山駅へ移動して出発ジャンプを決めて、北へ向かう。

郡山駅は、今日これから向かう二本松にある三菱ふそう系の大手鋳物メーカーを訪問した帰りに、いつも送ってもらっていた駅なので、懐かしい。30分ほど北上すると、今度は、スキーやゴルフでお世話になった安達太良(あだたら)山が見えてくる。

中腹にあるボナリ高原と云う高そうなリゾートゴルフ場へ、顧客との間に入っている二次店のH専務に、何度か連れて行ってもらったことがある。600ヤードのパー5があるなど、難易度の高いコースだったが、眺めは最高、コースも綺麗で、楽しかった記憶が蘇ってくる。そして、その近くには、熱海磐梯温泉があり、TメタルのM浦専務、H専務、そして一次商社の人と、何度か行き、コンパニオンを呼んで、どんちゃん騒ぎをしたことも、懐かしい想い出である。その時、いつも迎えに来てもらっていたJR本宮駅に寄ると、木造の古い駅舎はなくなり、メチャ近代的な駅に変わっていて、プチびっくり。

タクシーの運ちゃんに聞くと、1年ほど前にできたらしい。

駅前に、ここ本宮出身の伊藤久男と云う歌手のパネルがあり、知らなかったが、2020年の朝ドラ「エール」で山崎育三郎が演じていた佐藤久志がこの人だったのだとわかり、プチ感動。

本宮駅を出て、阿武隈川沿いの田舎道を走っていると、「田口型範」と云う鋳物の型を作る工場があり、きっとここで作られた鋳型は、二本松にあるTメタルへ納入されているのだろう、と思う。

11時半頃、二本松市を抜けて、今まで通過したことはあるが、寄ったことがない福島市に初めて入る。コンビニに入ると、レジ前に保冷剤で冷やしている緑の葉っぱがあり、よく見ると、笹の葉だ。

今までスーパーやコンビニでも、売っている笹の葉を見たことがないので、レジのおねーちゃんに聞くと、「チマキ用の笹」とのことで、新潟や東北地方では、チマキ文化があるので、なるほど、である。そして、笹の葉は、冷たい水に浸しておけば、パサパサにならず、長持ちすることも知る。13時前、福島駅前の東横インに着き、近くのマックスバリューで、シャケ、シュウマイ、唐揚げの入った「特上のり弁」を買って、ホテルのロビーで頂く。

夕食は、ウインナー入りクリームシチューを作る。

阪神は、万波と松本選手の超ファインプレーで、日ハムに3―4で惜敗して2連敗…。今日も暑かったけど、熱中症にはならず、暑さに馴れてきた感じだ。

【走行時間2:59 平均速度17.6km/h】

【本日の会計】¥8,294(ホテル代\6,270含む)


●2023年6月11日(日) 33日目 雨曇り 北東風

【走行距離0km 獲得標高0m】

台風3号の接近で雨が数日続く予報を受けて、今日も明日もここ福島駅前の東横インに連泊することにする。午前中は、旅レポを執筆しながら、大谷エンジェルスの試合をBSで観戦し、午後は阪神の試合を応援する野球三昧の一日。阪神は、才木の好投で日ハムに1―0で何とか勝ち、3連敗を免れる。


●2023年6月12日(月) 34日目 曇り 北東風

【走行距離0km 獲得標高0m】

雨は上がったが、明日からの宿もある程度決まっているので、今日も、連泊。不要になった関東のツーリングマップルを福島の銘菓と一緒に神戸へ送り、午後は、近くのシネマで、是枝監督の「怪物」を観るが、はてなマークが一杯出て、最後も中途半端な感じで終わり、筆者には全く理解できず…。


●2023年6月13日(火) 35日目 曇り晴れ 北東→西風

【走行距離20km 獲得標高137m】

福島→伊達→赤坂の里

 

今日は、福島の北東にある伊達市のキャンプ場まで約20キロの旅。キャンプは、5月24日の木曽駒高原以来、実に二〇日ぶりだ。8時前に起きると外は雨…。10時頃には止みそうなので、止むまで部屋でのんびり。

福島駅前で、ピアノを弾く古関裕而さんをバックに出発ジャンプを決めて、古関裕而記念館へ行くと、「古関裕而のまち」と書いたカラーマンホールが!

多分、一枚オンリーのマンホールだろうから、プチ嬉しい。記念館は無料なので、中へ入ると、いきなり「エール」のポスターがあるも、

大した展示物はなく、「六甲おろし」や「栄冠は君に輝く」など、好きな曲も聞けず、イマイチ…。もう少し、来訪者を楽しませることを考えて欲しいものだ。基本、下りの道を快調に走り、12時半、伊達市にある赤坂の里森林公園キャンプ場に着き、800円の利用料金を払い、ランチは銀ジャケ西京焼き弁当をビールと共に。

新しい管理棟には、シャワーがあるものの、100円でたったの3分しか使えない…。3分で全身洗って洗髪して髭まで剃れるわけがない。でも、200円払うのも、もったいないので、コインを投入する前に、手ぬぐいを濡らし、ボディソープを付けて体をゴシゴシしてから、髪と体を一気に洗い、何とか3分で済ます。今までの最短記録を達成し、プチ満足。久しぶりのキャンプめしは王道の麻婆豆腐にブナシメジ、カイワレ大根、うどんを加え、なま卵を落とす。

18時、テントに入ると、まだ暑いので、今回春の旅初の携帯ファンが活躍。電波状態が悪く、ダゾーンが時々途切れるも、何とか見られたが、阪神は、オリックス戦で、村上と山本の投げ合いになるも、エラーが出て0―2で負ける。

【走行時間1:18 平均速度15.2km/h】

【本日の会計】¥2,491

【赤坂の里森林公園キャンプ場評価:32点】

屋内で休憩できる新しい管理棟があり、しっかりした広い炊事棟もあり、その傍に設営できるのはいいが、100円3分のシャワーはせこいし、50mほど登らなければならないアクセスもしんどい。そして何より電波状態の悪いのが、一番困る。


●2023年6月14日(水) 36日目 雨曇り 南東風

【走行距離45km 獲得標高267m】

伊達→梁(やな)川→丸森→不動尊

 

今日も、基本、阿武隈川沿いに下り、丸森と云う町からはキャンプ場まで上りが続く約40キロの旅。昨日に続き、今日も朝方から雨が降っているので、6時に起きて、完ソロで他に誰もいない炊事棟の中へ、タープ以外のテントやコットなどを移す。

朝食後、まだ雨が降っているので、9時頃管理棟へ移動して、パソコン作業をしながら、雨が止むのを待っていたら、結局、11時半になる。

山を下りて、梁川(やながわ)と云う町から、阿武隈川沿いに下っていると、太平洋まで56キロの標識が!。阿武隈川は仙台の南にある岩沼と云う町で、太平洋に注いでいるので、杜の都、仙台はもう近い。

福島県から宮城県側に入ると、「阿武隈ライン舟下り」の看板があるも、この辺りは、4年前の台風19号で、国道349号線が寸断されるなど大きな被害を受けたようで、その対策で川沿いじゃない山の中腹にトンネルを掘ってバイパス道を通す大工事が行われている。

なので、舟下りを楽しむような雰囲気は全くない…。丸森と云う町で買い出しを済まし、キャンプ場へ向かっていると、パラパラと小雨が降り出すも、10分ほどで「不動尊公園キャンプ場」に到着したので、ほとんど濡れず。

しかし、予定していた1500円のフリーサイトは川の向こう側にあり、自転車では行けない、と云われ、仕方ないので、川のこっち側にある2000円のフリーサイトにするも、サイト面は砂交じりの土…。

設営後、近くの「あぶくま荘」で650円の日帰り入浴をして、鶏もも肉のポトフを作って、テントに潜り込むも、今日も暑いので、ファンを使う。阪神は、オリックスに8―3の快勝。エンジェルスも大谷の活躍でレンジャーズに7―3で勝ち、気分良く寝る。

【走行時間2:29 平均速度18.2km/h】

【本日の会計】¥4,361

【不動尊公園キャンプ場評価:43点】

料金は2000円と高めだが、電波、温泉、ランドリー、炊事棟などインフラは整っているので、高得点をマーク。でも、サイト面が砂地なので、印象的には悪いキャンプ場である。


●2023年6月15日(木) 37日目 霧雨曇り 南風

【走行距離54km 獲得標114m】

丸森→角田→岩沼→名取→仙台

 

今日は、阿武隈川河口の町、岩沼を経由して仙台までまっすぐ北上する約50キロの旅。ここ数日、不安定な天気が続いていて、今朝も、雨雲レーダーには映らない霧雨が降っている…。その上、テントの裾が、雫の跳ね返りで砂まみれになっていて、プチショック。これだから、土や砂のサイトは困る。きちんと芝生や草で覆って欲しいものだ。

朝食用のお米は、自宅から持ち出したお米が無くなり、昨日の買い出しで、丁度、二合入りがあったので、即、購入した北海道産「ゆめぴりか」だ。アイリスフーズさんに感謝しながら、美味しいご飯を頂く。

10時に出発しようとすると、管理人から、キャンプ場のSNSに上げたい、と云われて、写真を撮られる…。そしたら、「この前、青森まで自転車で走ると云う、88才のおじいちゃんが泊まってました」とのこと。88でもまだ走れるのか、とプチびっくり。上には上がいるものだ。

丸森の町中まで戻り、昨日から気になっていた、阿武隈川に懸かる鉄製のレトロな橋をパチリ。

岩沼の町を過ぎて、仙台空港の近くを走っていると、「ここから津波浸水区域」の標識があり、あの日の出来事が思い浮かぶ…。

仙台の市街地に入り、駅前の東横インが近くなったので、歩道をゆっくり走っていると、突然、「野田さん」と云う声が聞こえて、振り向くと、今晩会う予定のK産業のS元氏とH川氏がいて、プチびっくり。この近くにあるオフィスへ丁度戻るところ、とのことで、全くの偶然。13時、ホテルに着き、近くにあった牛タンのお店「善治郎」に入り、折角なので、お高め1800円の極太牛タン+牛ハラミ定食を注文して、生ビールと共に。

やっぱり、極太の牛タンは食べ応えがあって旨い。ホテルに戻り、連泊なので、掃除不要のエコプランにすると、チョコバーをくれる。

これまでエコプランにしても何もくれなかったので、プチ嬉し。走行中の非常食用にする。

霧雨で全然乾かなかったテントとタープを部屋に干して、18時、K産業との食事へ。

3時間半ほど、楽しいひと時を過ごし、22時にホテルへ戻って寝る。今日を振り返ると、仙台に着くまで、弱い霧雨が断続的に降り続き、雨と汗で結構濡れてしまったが、フォローの風を受けて、快調に走れて、一日の平均速度は、過去最高の19.9km/hをマーク。阪神は、9回に登板した湯浅が打たれ、オリックスに2―3の逆転負け。梅野のリードが悪い…。サトテルは相変わらず、高めのボール球を振るし…。

【走行時間2:42 平均速度19.9km/h】

【本日の会計】¥10,255(ホテル代\7,030含む)


●2023年6月16日(金) 38日目 雨 北風

【走行距離0km 獲得標0m】

今日は、終日、雨なので、ホテルに連泊してのんびりすることに。午前中は大谷エンジェルスの試合を観戦。丁度、大谷が先発兼DHの試合で、投げては6回2失点、打ってはホームランと大活躍して、レンジャーズに5―3で勝つ。

ランチは、5年ほど前に行ったことのある「竹竹」へ行き、仙台名物「麻婆焼きそば」をテイクアウトして、ホテルの部屋で頂く。

そばはパリパリ固焼きで食感がいい。麻婆豆腐は辛さを選べるが、辛いのは苦手なので、プレーンにする。午後は、まだ決まっていない五日後以降のルートと宿泊地を決め、11日後の6月27日に、八戸からフェリーで苫小牧へ渡ることにする。元々は、青森から青函フェリーで函館へ渡るつもりだったが、これまでの天候不順で日数を要してしまい、7月中旬に道東で開催される北海道OBランに間に合いそうもないので、道南を諦めて、ショートカットすることに。阪神は、甲子園に戻り、ソフトバンクに、4―1で快勝。試合前、岩崎良美ちゃんが「タッチ」を唄ったのが、良かったのかも…。

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