<宮古島>2023年秋の自転車旅(その八)36-38日目
2023年秋のチャリキャンプひとり旅(その八)
今回は、宮古島を巡る3日間の旅レポですが、天候不順予報を受けて、石垣、西表、与那国へ
行くのを断念し、急遽、神戸へ帰ることにしたので、2023年秋の旅は、今回で終了です。
そして、2024年春の旅は、今週末からスタートする予定で、新旅レポは5月上旬から
作成していきますので、乞うご期待くださいませ。
36日目は、下地島のキャンプ場を出て、宮古島の北端にある池間島まで往復
37日目は、宮古島の南側にある宿まで
38日目は、下地島空港まで走りスカイマーク便で神戸空港へ
【その八の見どころ】
① 朝起きると炊事場にゴキブリが!
② 伊良部大橋は駐停車禁止なのに…
③ ヤシガニは保護動物なので…
④ 水槽の黒い物体は…
⑤ 雪塩ちんすこうの雪塩を製造している工場が!
⑥ サンゴ礁の浅瀬に欧米系女性が!
⑦ マングローブ林を散策するも…
⑧ サトウキビ畑の散水スプリンクラーの水が…
⑨ 朝起きると炊事場に見たことのない蝶が!
⑩ お宿の洗面所にイモリが!
⑪ 留まった民宿は宮古島トライアスロンのお宿!
⑫ みやこ下地島空港ターミナルは南国の雰囲気たっぷり
●2023年11月8日(水) 36日目 晴れ 東6m
【走行距離74km 獲得標高551m】
下地島→伊良部島→宮古島→池間島→宮古島→伊良部島→下地島
今日は、宮古島を見て廻る日に充てていて、どこを走るか熟慮した結果、一周は100キロ以上あるし、明日は島の南にある宿に泊まるので、ルート図のように、北にある池間島まで往復することに。暦の上では立冬だが、朝から蒸し暑く、炊事場へ行くと、薄茶色の虫が何匹も動いていて、バッグの中にもいる!。本土では見たことがない虫だが、動きが速いので、ゴキブリの一種だろう。その上、羽根が大きいので、飛ぶ能力があり、始末に置けない…。可哀そうだが、駆除してから、朝エッセン。
9時半、キャンプ場を出て、天国まで続くような伊良部大橋の坂をまた上り、
しんどいが、そのてっぺんにある駐車帯からは、サンゴ礁独特の海を眺めることができる。
しかし、伊良部大橋は高速道路のように駐停車禁止区域になっていているので、車は停まることができない。
多分、昔はこの駐車帯に停まれたが、数台のスペースしかなく、路上にはみ出て停車する人が増えて危険なので、全線駐停車禁止にしたのだろう。筆者は、結局、この橋を計五回渡ることになるのだが、大抵、この写真のように、停車して撮影している。更に悪質なのは、駐停車禁止を知っているはずのタクシーが停まっていたり、ドローンを飛ばしている不届き者までいて、プチびっくり。
厳密に云うと、自転車も軽車両なのでダメなのかもしれないが…。
橋を渡り切ったところにある駐車場に寄ると、「ギネス世界記録達成」のプレートがあり、「9年前、伊良部大橋の開通記念で、1509名による橋上フラダンスが認められた」とのこと。
橋のすぐ近くに、「ヤシガニ注意」の標識があり、こんなところをヤシガニが横断するのか、と思う。
明日の話だが、熱帯果樹園のロビーにあった槽に生きているヤシガニがいるも、オマール海老のように、黒に近い色で、プチびっくり。茹でれば赤くなるのだろうが、夜行性なので、夜はわかりにくいだろう…
宮古島の北部まで行くと、「ヤシガニ保護区域」に入り、ヤシガニを無断で捕獲すると、10万円以下の罰金らしい。でも、保護区域外なら、6―8月を除いて、8~12センチの大きさなら捕獲していい、とある。多分、昔から捕っている地元民に配慮しているのだろうが、中途半端感は否めない…。
宮古島は三角形の地形をしており、西に伊良部島と下地島、北に池間島、南に来間島がある。田舎道を走っていると、コンクリ製の水槽が並んでいるのが見えて、ズームアップすると、黒い塊が一杯沈んでいる。
気になったので、隣の事務所にいたおじさんに聞くと、「ひれしゃこ貝」と云って、宮古島市の事業として、食用や観賞用に養殖している、とのこと。
陳列ケースには、ツノみたいのが突き出た真っ白な貝殻が並んでいて、水槽の中にいた黒いのは、殻の表面に藻が付着しているからで、貝の餌になるらしい。少し進むと、今度は「宮古島海中公園」があり、入ってみるも、1000円もするので、水槽にいた、かわいいハリセンボンを見てプチ満足する。
椎名誠さんが「ハリセンボンは鍋にすると美味い」と書いていたが、一度食してみたいものだ。池間島へ渡る橋の手前に「雪塩製塩所」の案内板があったので、行ってみると、あの「雪塩ちんすこう」の雪塩を製造している唯一の工場らしく、無料なので、中に入ってみる。
能登の塩田天日干しのような従来方式との違いを示す製造工程図があり、水分蒸発過程でにがりと結晶塩を分離させる従来式に対し、雪塩は、浸透圧を利用して淡水を減らした濃縮海水を瞬時に蒸発させるため、にがりの成分を含んだ塩になり、雪のようなパウダー状になるため、雪塩と呼ばれている。
にがりには、マグネシウム、カリウムなどミネラルが含まれるので、従来式の海水塩よりミネラルを多く吸収できるようなので、うちへのお土産に、普通の雪塩と雪塩黒糖、そして美容にもいいお風呂に入れる雪塩スパも購入する。
池間大橋を渡っていると、またサンゴ礁の綺麗な海が見えるも、伊良部の海より青みが強い気がする…なぜだろうか。
一周5キロほどの小さい池間島を廻っていると、「TRIATHRON」のマンホールがあり、宮古島と云えば、鉄人レースのフルトライアスロンが有名だが、この小さい島も自転車のコースになっているのだろうか、と思う。
一周して池間大橋を再び渡ると、今度はグリーンに近い色の海があり、
なんと、浅瀬にはモデルのような欧米系女性が立っている!
そして近くにはカメラを構えた男性がひとり…他にスタッフみたいな人はいないので、単なるカップルが個人的に撮影しているのだろうが、許可なしに海水浴場ではないサンゴの海に入るのはダメな気がする…
高くてキャンセルした「狩俣キャンプ場」へ寄ってみると、グランピングみたいな球型テントがあり、ここにフリーサイトがあるのか、と思っていたら、1キロほど先に同じ看板があり、ショボい炊事場とトイレが見える…
これで一泊2200円は高過ぎるわ!そういう意味では、結果論だが、バッグを積まなかったJALのお陰で、安くて便利なキャンプ場に泊まれたので、あの地上作業員に感謝である。西岸を通った行きと違う東岸を南下していると、「島尻のマングローブ林」の看板があるので、遊歩道の入り口に自転車を置いて、入っていくと、どこまでも続いていて、結局20分ほど歩いて全く違う出口に出てしまい、仕方ないので、来た道を戻る…
自転車を押してでも一緒に行けばよかったと、プチ後悔。でも、ここは、宮古島最大のマングローブ林で、「ヤエヤマヒルギ」や宮古が北限の「ヒルギダマシ」など5種類のマングローブが植生しているらしいが、筆者には、全部同じマングローブに見える…。
雨がずっと降っていないのか、サトウキビ畑に、スプレーガンが水圧で回転する散水スプリンクラーが作動しており、普通は、道路に水が飛んでこないよう、リミッターで調節するのだが、モロ、道へ向かって散水しており、濡れるも問題なし…。
15時半、キャンプ場に戻り、腕に塩が吹くぐらい汗をかいたし、暑いので、手洗濯をして干す。
今日も誰もいない完ソロの中、キッコーマンの「豚バラナスのスタミナ炒め」を作ってテントに入るも、
暑いので、携帯ファンを出す。夜になっても24℃…暑い。
【走行時間4:21 平均速度17.0km/h】
【本日の会計】¥4,171
●2023年11月9日(木) 37日目 晴れ 東4m
【走行距離28km 獲得標高161m】
下地島→伊良部島→宮古島上地
今日は、ルート図のように、宮古島に戻り、空港に近いお宿まで約30キロの旅。そして、明日は、宮古空港から石垣島へ飛ぶ予定なのだが、昨日ぐらいから八重山諸島の週間天気予報が悪い方に変わり、明後日から一週間ずっと雨模様なので、悩んだ末、石垣へ行くのは諦めて、明日、下地島にある下地空港からスカイマークの直通便で神戸空港まで一気に飛んで、帰還することにする。天候不順の中、西表や与那国へ行っても楽しくないので、また来年行くことにして、その時は、飛行機ではなくフェリーで石垣から与那国へ渡ることにしよう、と思う。
7時に起きて、朝エッセンをしていると、見たことのない白い羽の綺麗な蝶が飛んできたので、お花に留まったところをパチリ。調べると、「オオゴマダラ」と云う日本最大級の蝶で、沖縄県の県蝶、宮古島市の市蝶に指定されているらしい。珍しくはないようだが、プチ満足。
10時半、キャンプ場を出発し、GSに寄って冷やしてもらっていた保冷剤を受け取り、この旅4度目の伊良部大橋を渡り、南へ向かうと、
また色が違う澄み切った海が見えてきてプチ感動しながら進むと、今度は高い煙突が見えてきて、「沖縄製糖株式会社宮古工場」と書いてある。
売店があれば入ろうと探してみたが、なさそうなので、上地地区にある「民宿ういづ」へ。
12時、お宿に着き、一階の食堂で受付をすると、ウエルカムドリンクとしてアイスコーヒーを出してくれる。コーヒーは基本ホットしか飲まないが、今日もメチャ暑かったので、記憶にないくらい久しぶりにレイコーを頂く。宿泊施設は少し離れた場所にあり、「もう部屋に入れる」とのことなので、バッグを部屋に置いてから、近くにある熱帯果樹園「まいぱり」へ行くも、入園料が700円もするので、ヤシガニだけ撮って、東方20キロさきにある「仲原(なかばる)鍾乳洞」へ。少し走った所で、向かい風だし、暑いし、もしやってなかったらショックなので、グーグルマップで一応、検索すると、「営業時間外」…どうも平日はお休みらしく、プチ残念だが、お宿へ戻ることにするも、暑すぎるので、休みで良かったかも…。
部屋でエアコンをかけながら、とり天、島唐コロッケ、ポーク玉子おにぎりのランチ。食後は、洗濯、昼寝をして、夜は麻婆豆腐を作り、20時半には寝る。
【走行時間1:45 平均速度15.8km/h】
【本日の会計】¥6,409(宿代¥5,200)
●2023年11月10日(金) 38日目 晴れ 南4m
【走行距離29km 獲得標高145m】
宮古島→伊良部島→みやこ下地島空港→スカイマーク→神戸空港→車→神戸北町
今日は、下地島の空港まで走り、14時の便で神戸まで帰る旅。
昨日、宿のお姉さんが「近くの来間(くるま)大橋からの朝陽が綺麗よ」と云うので、6時半に起きて行くも、普通の朝陽であった…。
でも帰り道、バナナ畑やサトウキビ畑に朝陽が当たり、オレンジ色になっている光景にはプチ満足。
宿へ戻り、洗面所へ行くと、なんと壁にヤモリが張り付いている!
でもヤモリは別に嫌いじゃないので、大丈夫。
朝食付きなので、8時に食堂へ行き、ロールパン、サンドイッチ、サラダ、味噌汁、コーヒーゼリーの軽食を頂く。おかわりできそうにないので、プチ不満だが、仕方ない。
赤のロードバイクが置いてあり、ハンドルがトライアスロン仕様なので、おねーさんに聞くと、宿のママが乗ってるバイクで、おねーさんもトライアスロンをするらしい。そして大会の時は、競技に参加する人がこの宿にたくさん泊まる、とのこと。あとで知ったが、このすぐ近くに宮古島トライアスロンの会場となる「与那覇前浜」と云う白砂のビーチがあり、泊り客が多いのも納得である。「また来てね~」と見送られて、9時に宿を出発して、空港の売店は高いので、町中にある「道の駅みやこ」に寄って、お土産用に、大小のシークワーサー、マイカーレモン、サーダーアンダギー、黒糖ピーナッツ、ジーマーミ豆腐などを購入。
今回五度目になる伊良部大橋をまた渡り、波状にうねっている不思議な砂浜を眺めながら、
伊良部島を一周しようかどうか悩んだが、22キロもあるし、今日も暑いので、一周を断念し、直接空港へ行くことにする。
11時、「みやこ下地島空港ターミナル」に着くと、結構新しいターミナルでプチびっくり。この空港は、元々、パイロット養成飛行場だったが、4年前に新ターミナルが完成し、その翌年、スカイマークが参入して、今は、羽田、神戸、那覇便が就航しているようだ。ターミナル内は南国風の洒落た雰囲気だが、シークワーサーのような生ものはなく、高いお菓子ばかりなので、買っておいて正解だ。
到着してすぐ缶ビール、荷物を預けてから、生ビール、フライドポテト、そして飛行機型はんぺん入りの沖縄そばを食べてから、14時前、スカイマーク便に乗り込み、2時間のフライトで神戸空港へ。
そして、空港まで迎えにきてくれた嫁さんと一緒に車で、17時、無事に自宅へ帰還する。
2023年秋の旅は、M本氏のキャンセルと八重山諸島の天候不順予報で、計画より2週間ほど早く終わってしまったが、38日間で雨に降られたのは3日のみで、特に、対馬に渡った9日目から今日までの30日間で、雨に遭ったのは天草の雷雲だけで、ほとんどが晴れの天気で、メチャ天候に恵まれた今回の旅であった。走行実績としては、距離が1143キロメートル、獲得標高が11007mで、平均時速は15キロであった。
【走行時間1:30 平均速度19.2km/h】
【本日の会計】¥34,639(飛行機¥25,350、お土産¥6,699含む)
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