<奈良井~高山~下呂>2024年春の自転車旅(その一)1-5日目
2024年春のチャリキャンプひとり旅(その一)
2024年春の旅その一は、自宅から輪行して、長野県の旧中山道沿いにある奈良井宿から
高山、下呂を走る5日間の旅です。
1日目は、神戸の自宅を出て、新幹線と特急、普通を乗り継いで奈良井駅へ
2日目は、木曽駒高原、木曽福島、開田高原を通って日和田高原の宿まで
3日目は、高原を下って高山の宿へ
4日目は、雨がぱらつく中、下呂温泉の宿まで
5日目は、軟弱だが、郡上八幡まで輪行して長いトンネルを越えて板取の宿へ
【その一の見どころ】
① 10年前の御岳山水蒸気噴火を見て…
② ホテルで水を分けてもらうも脚が攣りまくり…
③ 宿にアフリカ系の陸上ランナーが!
④ さくら、スズラン、チューリップ、芝桜…
⑤ 「女」が消えてしまっている標識に…
⑥ 新しい御朱印帳を買おうとするも…
⑦ 奮発してうなぎを注文するも…
⑧ 下呂温泉名物の河原露天風呂が…
⑨ 全くやる気のない居酒屋に…
⑩ 宿のカギをまた…
⑪ 飛騨地方のおみやげと云えばこれ…
⑫ 寝そべって走るリカンベント車に…
ロングツアーを始めて5年目になる2024年春の旅は、信州飛騨北陸地方を巡るGWグループランから始まり、その後、金沢から愛知県まで南下し、渥美半島と伊勢を走る本州OBランに参加してから、北海道に向けて北上する。そして、今回最大のミッションは、厳しいアップダウンが多いと云われている佐渡ヶ島一周だ。5年前、初めて佐渡ヶ島へ行った時は、金山など中央部を齧(かじ)っただけなので、一度きちんと廻ってみたいのだ。その後は、秋田、青森、そして函館へ渡り、7月中旬に道南の瀬棚で開催される北海道OBランに参加する。そして7月下旬から8月上旬にかけては、パリオリンピックが開催されるので、神戸へ一時帰宅して、日本の試合を中心にテレビ観戦したのち、北海道へ戻り、会社同期のM本氏と一緒に帯広から襟裳岬を廻って千歳まで走るという、約4ヶ月に渡る壮大な旅が今年も始まる。
●2024年4月27日(土) 1日目 曇り 南西1m
【走行距離0.4km 獲得標高12m】
神戸北町→車→新神戸駅→JR→奈良井駅→奈良井宿
元々の計画では、4月22日の月曜日に自宅を出て、豊橋からキャンプしながら、天竜川沿いに北上して中山道の奈良井宿までの200キロを五日かけて走るつもりだったが、天候不順のため、足慣らしは断念して、GW初日に新神戸駅から長野県の奈良井駅まで一気に輪行することに。昨秋、宮古島から帰還してから五か月間、全く自転車に乗っておらず、ハードなGWランがぶっつけ本番になるので、プチ心配である…。
自転車とバッグ3個を車に積み込み、新神戸駅まで移動し、12時過ぎの新幹線で名古屋へ。特大荷物が置ける最後尾の席を確保していたが、2列シートの方だったので、自転車を立てることを覚悟していたところ、3列シートのおじさんが「ここに置いていいよ」と云ってくれたので、横にした状態で置くことができる。
そして、幸いにも新大阪、京都から3列シートに座る人が来ず、無事、名古屋に到着し、そこから「特急しなの」に、木曽福島からは普通に乗り換えて、16時、奈良井駅にやっと着くと、塩尻から走ってきて、既に先着していたサークルOBの4人が出迎えてくれた上に、荷物運びも手伝ってくれ、プチ感謝。
中山道の宿場町の一つである奈良井宿は、「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されており、今日、お世話になるお宿「民宿かとう」さんも、純日本式家屋である。
なので、建物は古いが、お風呂、洗面所、トイレは最新式で、部屋も掃除が行き届いていて、気持ちがいい。女将さんに聞くと、コロナ禍の時に、リフォームしたらしい。ドジャースはブルージェイズに11―2で大勝するも、大谷は4―0に終わる…。阪神は、前日の試合で三つもエラーした木浪に代えて先発した小幡の攻守に渡る活躍で、ヤクルトに5―4で何とか勝つ。
【走行時間0:02 平均速度12.0km/h】
【本日の会計】¥25,950(交通費¥13,930、宿代¥11,200含む)
●2024年4月28日(日) 2日目 晴れ曇り 南西2m
【走行距離55km 獲得標高1000m】
奈良井→鳥居トンネル→木曽福島→三岳→開田高原→日和田高原
今日が実質の初日だが、いきなり600mぐらいアップしなければならないコースなので、朝から気が重い…。近年は自分がGWランのコースや宿を決めていたが、今回は、峠大好きのG先輩が立てた計画に乗っかることにしたので、仕方ないけど…。そして、今日は、G計画では、国内最高所の温泉地で、標高1800m地点にある濁河(にごりご)温泉まで行くのだが、筆者には到底無理なので、自分だけ、標高1300m地点にある宿に泊まることにしたのだが、それでも、しんどそうだ。
早めの6時に朝食を頂き、7時に宿を出て、トンネルがあるのに、旧道の鳥居峠へ向けて、いきなりの急坂を登っていく本隊を見送り、
筆者は、奈良井宿にある「鎮神社」で、旅の安全祈願をしてから、
自転車も通れる鳥居トンネルを抜けて、木曽福島までの下りを楽しむ。
木曽福島までは、一年前、逆に上ってきた道なので、木曽駒高原、木曽義仲と巴御前の碑など懐かしい場所を通りながら、9時半、木曽福島の町に着き、
ランチ用の弁当を買ってから、標高750mから1350mまで600mアップのルートに入る。
知らなかったが、この県道20号は、御嶽山に繋がる道で、道の駅三岳(みたけ)に寄ると、10年前に起きた、あの水蒸気噴火による噴石被害がわかる御岳ビジターセンターがある。
中に入ると、山頂にある「御岳神社頂上奥社祈祷所」の壁が展示してあるも、噴石が当たって穴だらけになっている…。
他にも、山頂近くの登山道の手すりが曲がり、千切れている写真もあり、大きな石が大量に飛んできたことがよくわかる。丁度、多くの登山客が山頂にいるランチタイムの時間帯で、しかも大きな爆発音はなく、突然、噴石が飛んできたので、避難する余裕がほとんどなく、63名もの方が犠牲になったのは、ついていない、としか言いようのない自然災害だ…。
三岳村のマンホールには、ライチョウが描かれており、御岳にもライチョウが生息しているようだが、あの噴火では大丈夫だったのだろうか、気にしてしまう…。
県道20号に入って1時間、取り敢えずの目標である開田高原まで19キロの標識があり、その下には、しだれ桜が満開になっている。
そして、道端にはかわいい黄色い花が咲いていて、調べると、「やまぶき」のようだ。
13時、丁度、600mアップの中間地点に当たる標高1040mの御岳ロープウエイへの分岐まで来ると、残雪を纏った御嶽山が見えてくるも、1リットルあった水もなくなり、暑さと疲れでフラフラ…。
このままではまずいので、近くにあったリゾート風の「ホテル木曽温泉」に入り、ロビーにいたおねえさんに、「水を分けてください」と、しんどそうにお願いすると、快くボトルに水を入れてくれて、プチ感謝。
しかし、このあと、太ももが攣り始め、痛みをこらえながら、ペダルをこぐも、5分おきに小休止しないと走れなくなる…。14時過ぎ、開田高原に何とか着き、勾配は緩くなるも、最後に、150mアップの長峰峠がある。でも、もう、こぐ力が残っていないので、人生初めて普通の峠道を、自転車を下りて全押しすることに…。痛い右足を引きずりながら登っていると、道端に、少し大きくなった「ふきのとう」が!
疲れ切った筆者を慰めてくれているようだ。木曽福島から登り始めてランチもせず、5時間半後の15時半、やっと長峰峠に着き、岐阜県高山市に入る。
少し下り、今日の宿「スポーツインオラ」に着き、外のバルコニーで、とりから&じゃこ弁当を出して、缶ビールをお友に遅めのランチを済まし、お風呂に入るも、脚が攣って洗っていられない…。阪神は、ヤクルトに負けそうだったが、サンタナが大山の平凡なレフトフライをキャッチできず、4―3のまさかの逆転勝ち!超しんどい一日だったが、終わり良ければ全てよし。
【走行時間4:59 平均速度11.1km/h】
【本日の会計】¥10,535(宿代¥8,800含む)
●2024年4月29日(月) 3日目 晴れ曇り 南西5m
【走行距離50km 獲得標高283m】
日和田高原→朝日村→高山
今日は、北西に進み、高山まで約50キロの旅だが、基本、ずっと下りなので、気分はいい。
6時半に起きて8時から朝食なので、食堂へ行くと。昨夜もそうだったが、長距離ランナーぽいアフリカ系の人が二人。あとで、宿のおねーさんに聞くと、「ケニアの人で、実業団のランナーとして、ここで合宿生活をしている」とのこと。すぐ近くには、陸上競技場があり、標高1300mもあるので、高所トレーニングに適しているらしく、今日からも、関東の大学陸上チームが合宿に来る、とのこと。
9時に出発ジャンプを決めて、その競技場へ行くと、立派なブルーの400mトラックがあり、走る準備をしている学生さんが何人もいる。
15キロほど下ると、「青氷の滝」の看板があるも、近くを探しても滝は見えず、看板をよく見ると、「地下水が染み出て凍ってできる滝なので、真冬にしか見られない」とあり、プチ残念…。
更に下っていると、道に沿って桜がまだ咲いており、手に取ると、ソメイヨシノより花びらの数が多いので、調べると「サトザクラ」という種類らしい。
高山の南東にある朝日村に入り、生活道路を走っていると、いろんなお花が道端に咲いている。
まずは、スズラン、かと思ったが、よく見ると、葉っぱがスズランより細く、可愛い花も先端が緑色なので、調べると「スノーフレーク(別名:鈴蘭水仙)」と云うらしい。
そして、春の定番「チューリップ」も丁度満開だ。
最後は、芝桜だが、紫色は珍しい気がする。
「美峠」と書いた標識があるも、よく見ると、「女」の文字と右矢印だけが、なぜか消えてしまっている…。故意なのか、自然に色あせてしまったのか、わからないが、早く修復すべきだ、と思う。
その美女峠をショートカットできるトンネルへ向かっていると、「美女街道」の石碑があり、その向こうには、標高3000m級の乗鞍岳連峰が望める。昨日のダメージが大きく、全然回復していないが、下りに助けられて、何とか、高山に着くも、今日のお宿「民宿長五郎」は、激坂の上にあり、最後に苦しめられる…。
13時に着いてしまったので、お宿の玄関前で総菜ランチを食べていると、13時半には部屋に入れてくれて、お風呂も16時かららしいが、14時半に入れて、プチラッキー。若いご主人は、愛想は悪いが、いい人かもしれない。15時半頃、二人が到着するも、あとの二人は、今日から合流するM村先輩と一緒に、高山の北にある千光寺へ寄っていて、夕食の18時ギリギリに到着。M村さんの神社寺院好きは相変わらずで、宿に直行する筆者とは気合が違う。
飛騨牛やホタルイカなどボリュームたっぷりの夕食を頂きながら、みんなの話を聞いていると、「美女峠辺りに群生している水芭蕉を見るために、楽なトンネルを通らず、わざときつい200mアップの峠道へ行った」とか、
「円空仏がいっぱいある千光寺は激坂の200mアップの先にあり、きつかった」とか、言っているが、みんな楽しそうである。
雰囲気のいい囲炉裏や暖炉があるくつろぎ部屋があり、大型テレビもあるので、深夜の2時半から、パリ五輪サッカーのアジア予選準決勝イラク戦を最後まで観戦する。
負けるかな、と思っていたが、意外に、危なげなく2―0で完勝して、パリ行きが決定する。よかったよかった。
【走行時間2:44 平均速度18.2km/h】
【本日の会計】¥11,192(宿代¥8,900含む)
●2024年4月30日(火) 4日目 曇り一時小雨 無風
【走行距離57km 獲得標高441m】
高山→飛騨一宮→久々野(くぐの)→飛騨小坂→下呂
今日は、ひたすら50キロ南下して温泉で有名な下呂までの旅だが、天候が怪しい…。雨なら、JR高山本線で下呂まで輪行することも考えたが、何とか持ちそうなので、取り敢えずスタートして、もし雨が降ってきたら輪行することに。
朝食に、飛騨名物の「味噌の朴葉(ほうば)焼き」があり、香ばしい味噌より朴葉の大きな葉っぱの方が、懐かしい。と云うのは、昔、飛騨の山道を走っている時、この大きな葉っぱが一杯落ちていて、これを持って帰れば、朴葉焼きができる、と思ったが、パリパリなので、この状態のまま保持するのは無理と見てやめたことがあり、この朴葉もきっと秋に山奥へ行って拾ってきたものだろう、と思う。
宿の道端に、さほど高地じゃないのに水芭蕉が咲いていて、美女峠に行かずとも水芭蕉の写真が撮れて、プチ満足。
8時にお宿のお母さんと一緒に出発ジャンプを決めて、10キロ先の飛騨一宮にある「水無神社」へ。
神社マニアM村氏のお薦め神社は、鳥居も本殿も立派で、ちゃんと御朱印も貰えるので、安全祈願後、社務所へ寄り、御朱印帳を出すも、全部埋まっている…。仕方ないので、御朱印帳を買おうとしたら、社務所のにーちゃんが「最後のページが空いてますよ」と云うので、そのまま渡すも、「2000円の御朱印帳を買うと、500円の記入代は無料」と書いてある。なので、新しい御朱印帳と合わせて2000円を払うと、「それはできない」と云われ、2500円払うことになる。メチャ損した気分なので、新しい方にも書いてもらい、同じ御朱印が二つになる…。
飛騨一宮駅の近くに「臥龍(がりゅう)桜」と云う名所があるらしいので寄ると、桜はもう終わっていたものの、どこに龍がいるのかわからない…。
どうも右側の幹が龍の頭、左の幹が尻尾で、龍が地面に臥しているように見えるらしいが、想像力に欠けている筆者には見えない…。
ここに、宮川と臥龍桜と水無神社の神体山である位(くらい)山が描かれているカラーマンホールがあり、こっちの方が写真映えする。因みに、水無神社の由縁は、昔、高山の町を流れている宮川が神社のところだけ枯れ川になっていたかららしい。ここから計500mもアップして位山峠にある水芭蕉を見に行く本隊と別れるも、最近できた宮峠トンネルは軽車両通行禁止なので、「なんでやねん!」と思いながら、ひとり、100mアップの宮峠へ。この辺りから、ポツポツと小雨が降り始めるも、濡れるほどではないので、そのまま走り続け、12時前、滝、温泉、やまめ、位山、紅葉など見どころ満載マンホールの飛騨小阪(おさか)に着き、
一時(いっとき)、雨が強まりそうなので、国道41号沿いのレストラン「ひのきや」に入って、3500円のうな丼を注文する。
頭から尻尾まで丸ごと一匹入っているも、厚みがなくペラペラ、タレも濃すぎで、イマイチ…。隣の会社員が食べている、1200円の鉄板ジュージューけいちゃん焼き定食の方が旨そうなので、プチ後悔…。
川で遊ぶ子供が描かれている飛騨萩原のマンホールを見ながら、14時、下呂温泉のお宿「ラムネ屋」に着き、河原の露天風呂が見える下呂大橋へ行くと、足湯だけになっている!
14年前、OCCメンバーで来た時は、簡易脱衣所で裸になり、タオル一枚で、露天風呂に入ることができたのに…プチ残念。橋上から丸見えのため、どうも、観光客からクレームがあり、行政が露天風呂廃止に動いたようだ。県道98号を通って位山峠の水芭蕉を見に行った本隊は、県道が工事で通行止めになっていたらしく、同じ頃に宿へ着く。
夕食が付いてないので、温泉街の居酒屋「むとう」へ行くと、愛想が全くないにーちゃんに、居酒屋なのに「定食しかない」と云われ、みんなで「けいちゃん焼き定食」を食べるも、イマイチで、お昼のお店にあった鉄板ジュージューの方をを食べたかったわ…。因みに、けいちゃんとは鶏の「けい」であり、味噌や醤油で漬け込んだ鶏肉を野菜と一緒に炒めた飛騨地方の名物料理である。北海道の郷土料理「鮭のちゃんちゃん焼き」と味付けも名前も似ている。阪神は、村上の好投とノイジ、坂本の活躍で、広島の床田を打ち崩して、7―1の快勝となり、これで貯金が6つ。
【走行時間3:29 平均速度16.3km/h】
【本日の会計】¥16,842(宿代¥6,700含む)
●2024年5月1日(水) 5日目 曇り一時小雨 北3m
【走行距離16km 獲得標高211m】
下呂駅→JR→美濃太田駅→長良川鉄道→郡上八幡(相生駅)→板取
今日は、下呂から西へ向かい、郡上八幡の西にある板取と云う小さな町まで約80キロの予定であったが、山越えを回避できる新しそうなトンネル二本が、いずれも自動車専用道であることがわかり、山越えするか、川沿いに遠回りするしかないので、輪行することに決める。宿のお風呂は、源泉掛け流しで、朝もはいれるので、まずまず。
朝食は付いていて、まあまあの献立だが、生卵がないので、マイ玉子を出してTKGにする。
8時にラムネ屋を出て、三つの峠を越えるハードなルートを行くみんなを見送り、ひとり、下呂駅へ向かい、自転車を袋に詰める。列車が来るまで待っていると、ポケットに宿のカギが!
幸いにも、宿は駅から近く、徒歩で返しにいけたので、事なきを得たが、一年前にも、返し忘れてゆ―パックで送り返したことがあり、ホンマ注意しなくては、と反省する。駅へ戻る途中、土産店に寄ると、飛騨の名物土産と云えば、これしかないカラフルな「さるぼぼ」ちゃんが、これでもか、と云うほどいっぱい並んでいる。
因みに、ウチにも、なぜだか、嫁さんが実家から持ってきた赤い大きめの「さるぼぼ」ちゃんが、昔からいる。特急ひだ号に乗るつもりだったが、美濃太田駅での乗り換え時間が短く、心配なので、特急の前に来る普通列車に変更し、改札前のホームから乗車する。100分で美濃太田駅に着き、意外に近かった長良川鉄道のホームに荷物を置き、発車まで1時間ほどあるので、駅前にあったカフェ「花笑み」でナポリタンを注文するも、少な目で塩分も高くてしょっぱい…。
大谷の試合を観ようとアベマを開けると、蜂が球場のバックネットに巣を作ろうとしていて、その駆除作業が映っている。ミツバチには申し訳ないが、やむを得ない…。13時、意外に乗客が多い一両編成の気動車に乗り、いざ郡上八幡へ。…のつもりだったが、ちょっと行き過ぎるし、階段があると嫌なので、ひとつ手前の無人駅「相生駅」で下車し、組み立てていると、珍しい「リカンベント車」が!
背もたれに寝そべった状態で前方のペダルをこぐスタイルで、空気抵抗が少ない反面、上りでは体重をかけてこげないので、峠越えには向いていない。見た目、同年代のおじさんで、豊橋在住、キャンプしながら全国の鉄道駅を撮影する旅をしていて、今回は、長良川鉄道の駅を全て動画に収めてユーチューブにアップする、とのこと。筆者と違って、基本、キャンプ場には泊まらず、公園や道の駅でテントを張って野宿しているが、一度も注意されたことはないらしい。お互いに、自転車を撮り合い、なぜか名刺もくれて、リカンベントおじさんは颯爽と次の駅へ向かって行った。板取のお宿「千家」までは、450mアップのタラガ峠があるが、川沿いに150mアップするだけで、自転車も通れるトンネルがあり、心配していた雨も止んだので、快調に走る。タラガトンネルは長さが5キロ弱もあり、広い歩道もないので、車道を走るしかないが、後ろから抜かれたのは2台だけで、しかも5キロ中4キロは下りなので、気持ちよく走れる。16時、宿へ着くと、本隊はもう到着しており、聞くと、タラガトンネルも通らず、わざわざきつい旧道の峠を登ったとのことで、プチ呆れる。
この辺りは、山女魚(やまめ)が名物らしく、夕食は、山女魚の塩焼き、鮎の甘露煮、岩魚の唐揚げのまさしく川魚三昧で、全て美味しく頂く。阪神は、広島と2―2の引き分け…加治屋投手が出した二つの四球が痛かった。
【走行時間3:29 平均速度16.3km/h】
【本日の会計】¥16,842(宿代¥6,700含む)
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