<彦谷~犬山~鳥羽>2024年春の自転車旅(その四)16-20日目
2024年春のチャリキャンプひとり旅(その四)
今回は、岐阜県の高山辺りから、ひるがの高原を越えて、長良川沿いに南下し、
愛知県の犬山から豊橋、渥美半島、そして伊勢湾フェリーで紀伊半島へ渡る5日間の
旅レポです。
春の旅16日目は、彦谷のキャンプ場からひるがの高原のキャンプ場まで
17日目は、分水嶺を越えて、長良川沿いにある郡上のキャンプ場へ
18日目は、更に長良川沿いに下り、犬山のホテルまで
19日目は、名鉄で豊橋まで輪行して、豊橋のホテルまで
20日目は、渥美半島を横断し、半島先端の伊良湖岬からフェリーで鳥羽へ
【その四の見どころ】
① 紫式部役の吉高由里子さんが!
② 五連水車の大水車を回す水はどこから?
③ ひるがの高原キャンプ場のサイト面は最悪!
④ 分水嶺公園の日本海と太平洋に分かれる小川は偽物!
⑤ 日本の重心地にある温泉と円空仏に…
⑥ おにやんま君とさるぼぼちゃん
⑦ ツアーオブジャパン美濃ステージの交通規制に…
⑧ 交通系カードが自販機から出て来ない!
⑨ 豊橋名物のスパゲッティとカレーうどんは雲泥の差!
⑩ 映画のロケか何だか知らないが感じ悪し…
⑪ 伊勢湾フェリーでサイダーをくれるも…
⑫ エビ三昧の夕食に茫然…
●2024年5月20日(月) 16日目 曇り晴れ 西2m
高山市彦谷→荘川→ひるがの高原
今日は、高山の西に位置する彦谷の里から、山を二つ越えたあと、荘川の里から、ひるがの高原まで登る約40キロの旅。
夜中ずっと降っていた雨は、うまい具合に朝方には止み、いつもの朝食に加えてキウイも頂き、
10時に出発して、下っていると、川に、苔のような植物が、いくつもの石の上に生えている!
あんまり見ない光景なので、一枚パチリ。そして、標高1086mの松ノ木峠をアタックしていると、地面に留まっている黒アゲハ蝶を発見!
車に接触したのだろうか、動きが鈍いので、車に轢かれないよう、指で掴んで道路脇に移してあげる。一日一善。意外ときつかった峠を二つ越えて、12時、道の駅荘川に寄ると、紫式部役の吉高由里子さんが写っている「光る君へ」のポスターが!
丁度、昨日の放送で、越前国守を任命された父の付き添いで越前へ旅立つシーンがあり、ポスターにも書いてある。しかし、「紫式部が福井で暮らしたことがある」とは昨日まで知らなかった…。この前のGW、自分は寄らなかったが、本隊が見たと云う「五連水車」が蕎麦屋の横にあり、メチャ大きい水車を筆頭に五つの水車が綺麗に並んでいる。
本隊の話では、「大水車を回す水はポンプ等の動力を使って揚水しているのでは」と疑っていたが、大水車の裏にあった説明板によると、
「山の中腹から導水し、有効落差28mを利用して直径13mの上掛式水車を回し、そのエネルギーで、2.2mもある世界最大級のひき臼を回して蕎麦の製粉作業をしている」とあり、真相がわかってプチ満足。
岐阜まで繋がる国道156号線に入ったところで、雨が降り出し、丁度、雨宿りできる休憩所があったので、そこに自転車を入れる。
この先、ひるがの高原まで山道で、何もないので、プチラッキー。強くて小さい雨雲は15分ほどで通り過ぎたので、17日前に下った道を逆に上り、高原まで来ると、モンゴル遊牧民の住居であるゲルが立ち並ぶ「ミニモンゴルキャンプ場」が見えてくる。
調べると、二人用のゲルでも12000円、グランピング並みのお高さだ!。
14時、「ひるがの高原キャンプ場」に着き、受付を済ましてテン場へ移動するも、屋根付き炊事場の近くは林間学校用の常設テントで埋まっており、何もない場所に設営を余儀なくされる…。
その上、保冷剤の冷凍も拒否されてしまい困ったが、粘り強くお願いして、何とか業務用冷凍庫で冷やしてもらえることになる。近くにあるホテルのお風呂に入ると、疲れがやっととれた感じがして、脚の攣りもやっと収まりそうだ。
【走行距離40km 獲得標高527m】
【走行時間2:50 平均速度14.2km/h】
【本日の会計】¥3,529
【ひるがの高原キャンプ場評価:41点】
高原まで来ればアクセスは平坦で、1200円の利用料はリーズナブルだが、サイト面は土で、しかも石が多く、ペグの先端が曲がってしまう…。
更に、キャンセル代が三日前から2000円で、利用料より高いなんて、あり得ない…。インフラ的には、ウオッシュあり、ランドリーあり、電波、充電OKなど揃っているのだが…。
●2024年5月21日(火) 17日目 晴れ 北西3m
ひるがの→飛騨白鳥→郡上八幡→郡上
ひるがの高原は日本海と太平洋の分水嶺なので、ここから愛知県まで長良川沿いに南下すれば、基本、下りである。なので、今日は、高低図のように、標高900mから同200mまで50キロずっと下りで、しかもフォロー風なので、楽勝旅である。
9時半、イマイチだったキャンプ場を出発し、まずは分水嶺公園に寄って、偽物と思われる「二つに分かれる小川」をチェックする。
分岐点の上流側は水路のように整備され、地図アプリによると、この先に川は存在せず、よく見ると、日本海へ注ぐ宮川と太平洋へ注ぐ長良川の源流は繋がっておらず、別々に存在しているので、公園内の小川は、やっぱり人工的に作られたものだ、と確信する。
高原から少し下ると、「長良川最上流の滝」があり、この先が長良川の源流で、公園の小川には繋がっていない。
夫婦らしい二筋の素晴らしい滝を見てから、美濃白鳥まで一気に下り、長良川鉄道の始発駅「北濃駅」に保存されている「手動式転車台」を見に行く。
昭和の旧国鉄越美南線当時、使用されていた蒸気機関車は一方通行なので、終点駅で、方向転換する必要があるのは当然だが、人が手でレバーらしき鉄棒を押して転換していたとは、プチびっくり。白鳥から、長良川を挟んで国道と反対側の県道を走っていると、平日なのに、高そうなバイクがたくさん停まっているレストラン「KODACHI」があり、ハンバーグとステーキのお店のようだ。
丁度、12時前だが、既にランチ用弁当を買ってあるので、スルーして、ホテル郡上八幡にある日帰り温泉「宝泉」に入り、13時過ぎ、今日のキャンプ場「KITEN長良川オート」に着く。
グーグルマップで見つけたキャンプ場だが、できたばかりのようで、流行りのグランピング施設もある。なのに、フリーサイトは1500円とお安めで、シャワーも15分間無料…それを知っていれば、温泉には入らなかったのに、プチ後悔。
サイト面は芝生ではないが、水はけのいい砂利で、ペグもしっかり刺さるので問題なし。ランチ後、大相撲観戦、そして夜はポトフを頂きながら、阪神の応援をするも広島に2―6の完敗…。
【走行距離50km 獲得標高194m】
【走行時間2:15 平均速度22.2km/h】
【本日の会計】¥4,858
【KITEN長良川オートキャンプ場評価:39点】
2022年12月にオープンしたばかりの新しい川辺のキャンプ場。ランドリーと充電ができないだけで、他の項目はほぼ完璧。虫も全くいない。因みに、グランピングは、2名2食付きで2万円。
●2024年5月22日(水) 18日目 曇り晴れ 南西2m
郡上→美濃→関→犬山
今日は、更に、長良川沿いに下り、犬山まで約50キロの旅。
9時にグランピングテントをバックに出発ジャンプを決めて、田舎道を走っていると、一両編成の「ながらかわかぜ」と書いた車両が、丁度、踏切前をゆっくりと通過していく。
地方のローカル線などで、最近流行っている観光列車だが、普通に人が降りてきたので、平日は通常の便として流用しているのだろう。
一面金色に輝く麦畑が見えてきて、これだけ綺麗なのは珍しいので、一枚パチリ。「みなみ子宝温泉」と云う駅があり、駅舎がそのまま温泉施設になっているのは珍しい。
そして、この辺りが、日本地図の重心地になるらしく、「日本まん真ん中温泉」と書いてある。更に、ここは、独特な作風で木彫りの仏像を製作した円空の故郷らしく、「円空のふるさと美並」と書いてある。
円空と云えば、高山の千光寺には、円空仏がたくさん保存されており、寺院好きのM村氏がGWに見に行っていたが、激坂だったらしいので、筆者は、これで十分。
「道の駅美並」に寄ると、あの「おにやんま君」があり、筆者のと全く同じなのに、昨年、根室で買った値段より300円も安い!値下げしたのだろうか、気になる…。
既に二つ持っているので、代わりじゃないけど、旅のお守り用に、かわいい「さるぼぼちゃん」610円を一つ買って、自転車に付ける。美濃市の町に入ると、あちこちに通行規制をする警備員が立っていて、「なんやねん!」と思ったら、丁度、今日、ツールドフランスの日本版「ツアー・オブ・ジャパン」の美濃ステージが開催されているようだ。
見学しているおじさんに聞くと、長良川を挟んで県道を周回するコースで、30分置きに走って来るそうだ。通りたい道を走れないし、もっと人の迷惑のかからない山の方でやって欲しいわ、とマジ思う。
刃物が名産の関市から東に向かい、木曽川に出ると、日本三大川下りではないが、「日本ライン」と云われる川下り場があるも、そんなに大した急流ではないので、イマイチ…。13時、犬山のホテルに着き、犬山城が望める城下町へ行くと、観光客が平日なのに結構多い。
店頭販売が多い中、店内で食事できるお店「どて万次郎」に入り、どて煮と味噌串カツ2本に加えて生ビールを2杯飲み、
食い足らないので、近くの店で、タコ焼きを買って、ワンカップも呑む。
夜は、神鉄時代に、ゴルフと麻雀の遊び仲間だったT井氏が単身赴任で犬山に住んでいるので、伝串と云う鳥革串が名物のお店「新世界」で、久しぶりに旧交を温める。
阪神は、大竹の好投と大山の滅多に見られない活躍で広島に2―1で競り勝ち、貯金を6つに伸ばす。
【走行距離53km 獲得標高239m】
【走行時間3:10 平均速度16.7km/h】
【本日の会計】¥9,427(ホテル代¥5,900含む)
●2024年5月23日(木) 19日目 曇り 南3m
犬山→名鉄→豊橋
今日は、明日から始まる本州OBランのために、豊橋まで行かなければならないが、100キロもあるし、豊橋まで乗り換えなしで行ける名鉄特急が、丁度、犬山から出ているので、輪行することにする。
木曽川を渡る犬山橋へ行くと、現存する12天守の一つである国宝犬山城が見え、綺麗に川面にも映っている。改札前のホームから乗車できる「犬山遊園駅」を見つけ、自転車を袋に詰めて、自販機で切符を買うも、イコカのカードが中で引っ掛かって出て来ない!無人駅なので、連絡電話で、その旨伝えると、犬山駅から電車に乗って駅員がやって来て、カードを出してくれるも、「こんな角がめくれたカードを入れたらダメ」と怒られる…。JRでは、チャージするために何度もインサートしているのに、と思ったが、素直に謝る。
そして10時、豊橋行きの直通特急に乗るも、ネットで予約すれば、特急料金が150円安くなるのを知り、プチショック…。
80分で豊橋駅に着き、ランチは、グルメのT井氏に教えてもらった豊橋の名物店「スパゲッ亭チャオ」に入り、一番人気のチキンカツとウインナーが載った「バイキング」を注文するも、カツもウインナーも小さく、これで1000円は高い!
しかし、人気店なので、平日なのにドンドンお客さんが入って来る。トマトベースのあんかけソースはまあまあだが、パスタも普通なので、この量なら700円が妥当だろう、と思う。
そして、夜は、T井氏お薦めの「豊橋カレーうどん」にしようと思っていたら、丁度、東横インのロビーにお店案内があり、ここから近い「勢川(せがわ)本店」で、カレーうどんと蕎麦味噌こんにゃくをテイクアウトする。
豊橋カレーうどんは、うどんの下にとろろご飯が入っているのが特徴で、なかなか美味い。お昼のパスタとは雲泥の差だ。阪神は、広島に2―1で何とか勝つも、チャンスを何回も逃し、イライラする。
【走行距離6km 獲得標高47m】
【走行時間0:29 平均速度12.6km/h】
【本日の会計】¥12,153(ホテル代¥6,460、電車代¥2,210含む)
●2024年5月24日(金) 20日目 曇り晴れ 西4m
豊橋→伊良湖→フェリー→鳥羽→二見
今日は、渥美半島の先端まで走り、フェリーで鳥羽へ渡り、近くの宿まで約60キロの旅。風は西からのアゲインストだが、アップダウンは道を選べば少ないので、気分は楽だ。9時半にホテルを出て、生活道路をのんびり走っていると、人だかりがあり、「レインボー」と云うカフェの前に立っているテントには、機材やモニターが!。
写真を撮ろうとカメラを構えると、テントの人から「カメラはダメ!」と怒られる…。近くにいたお姉さんに聞くと、どうも映画のロケらしいが、誰がいるのかはわからない、とのこと。カフェの中で撮影しているようだが、外の誰もいない景色を撮るだけでもダメなんて、なんか偉そうでプチ気分悪し…。そして、田舎道を走っていると、遊園地みたいな大きな看板と工場が見えてくる。
調べると、サンキョーフーズと云うつくだ煮などのご飯のお供を製造している食品会社で、遊園地とは全く関係ないようだ。
11時前、サイクルトレインができる豊橋鉄道渥美線の終点、三河田原駅に着き、少し待っていると、OBランに参加する諸先輩後輩方が電車に乗ってやってくる。集合は13時なので、挨拶だけして、ひとり、先へ進むと、渥美半島はメロンの産地らしく、あちこちにメロンのお店が並んでいて、大きなメロン看板も。
しかも、店頭に並んでいる「イエローキング」と云う品種は、小さめだが、3個で1200円はお安い。
でも、3個も要らない…ばら売りしてくれると嬉しいのだが…。出港40分前の13時に伊良湖(いらご)港に着き、伊勢湾フェリーの伊勢丸で、紀伊半島の鳥羽へ。フェリーの受付をすると、「自転車の方にはドリンクサービスです」と交換券をくれたので、フェリーの売店で渡すと、なんとペットじゃなく瓶のサイダーをくれる。
お弁当にサイダーは合わないし、鳥羽サイダーとあるので、家へのお土産にするが、瓶は重たいわ…。
フェリー内に「自転車っていいね」のポスターがあり、どうも5月は自転車推奨月間らしく、その関係で、サイダーをくれたようだ。丁度1時間で鳥羽港に着岸し、30分で今日の宿「民宿潮騒」に着く。
その途中、シンフォニアの工場を発見!元は「神鋼電機」と云う神鋼の関係会社で、鋳物屋さんが溶解設備として使う電気炉のメーカーでもあるので、銑鉄営業時代、色々とお世話になった会社である。ここは、「シンフォニアテクノロジー㈱伊勢製作所鳥羽工場」で、昔、お世話になったO島さんは、ここにいた気がする。
16名の本隊は、17時半に到着し、お風呂が小さいので、夕食は19時開始となり、19時にレストランへ行くと、なんと、甘えび、焼き車海老、エビフライのエビ三昧!
伊勢と云えば海老なので、エビ三昧は予想できたのに、事前に宿へ伝えなかった自分が悪いのだが…エビアレルギーはもう出なくなったが、やっぱり食べたくないので、困っていたら、牡蠣が苦手な先輩がいて、交換してくれて、結局、焼き牡蠣が三つになり、プチ嬉し。
残ったエビフライは何とか食べる。阪神は、なんと巨人の戸郷にノーヒットノーランを達成されて、0―1の負け…。今年は、巨人が優勝するかもしれない、と思う。
【走行距離57km 獲得標高269m】
【走行時間3:24 平均速度16.8km/h】
【本日の会計】¥15,351(宿代¥9,000、フェリー代¥3,100含む)
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