<東洋町~室戸岬~安芸>2025年春の自転車旅(その二)6-8日目
2025年春のチャリキャンプひとり旅(その二)
2025年の春は、四国からスタートし、九州、東北、関東を巡って、函館辺りまで北上する旅。
今回は、その二で、室戸岬の東側から西側まで廻る三日間の旅レポです。
2025年春の旅6日目は、高知県の東洋町から室戸岬のキャンプ場まで
7日目は、室戸の西側を北上して田野町の公園へ
8日目は、更に北上して安芸市内の公園まで
【その二の見どころ】
① トンネル内でバランスを崩して壁に接触!
② 空海が修行した空と海の洞窟
③ 尋常じゃない室戸スカイラン
④ 上半身裸でうつ伏せになって昼寝している欧米人3人組
⑤ レンコンみたいな本マグロのワタ
⑥ 浜あざみの弁当を買うも…
⑦ 土佐文旦を一個だけ買いたかったのに…
⑧ 幕末時代に23名の武士が処刑された二十三士公園
⑨ らんまんの万太郎が愛した伊尾木洞
⑩ つつじ満開のつつじ公園
⑪ 動いていない安芸の野良時計
⑫ マイスコップが活躍!
●2025年4月19日(土)6日目 晴れ 南3m 15~20℃
東洋町→佐喜浜→室戸岬
今日は、3年前に行けなかった室戸岬のキャンプ場まで約40キロの旅だが、高低図のように、岬からキャンプ場まで強烈な坂が待ち受けている。岬の辺りに、テントを張って野宿できる公園などがあればいいのだが…。
出発前、道の駅に入ると、高級魚ののどぐろが並んでいて、大きめのが1100円、小さめのが680円。普通に料亭で食べると、数千円するサカナなので、メチャ安く感じる。
9時半、白浜海岸をバックに出発ジャンプを決めて、走るも、すぐに上り坂があり、
その20分後、トンネル内でバランスを崩して壁に接触!転倒はしなかったものの、左腕に擦過傷を負う…
バックミラーで後方を確認してから前方を見たら、真っ暗で方向感覚を失ってしまい、ブレーキをかけたものの、歩道との境目にある壁に当たってしまったのだ。サングラスプレートを付けたまま、暗いトンネルに入ったのが要因なので、今後はトンネルへ入る前に外すようにする。
キャンプ場から10キロほどで平坦な海岸線となり、強い向かい風は変わらないが、気持ちがいい道が続く。
所々にサイクリストのための表示が路面に描かれていて、室戸岬まであと10キロやとわかる。
椎名(しいな)と云う町で、廃校になった校舎を改築した「むろと廃校水族館」に寄り、入館料500円なので、トイレだけ借りて、岬へ向かって走っていると、ロードバイク軽装ツーリング野郎に、無言で抜かれる…
挨拶ぐらいしろ!てえの。岬の手前に、空海の全身像「室戸青年大師像」があり、真っ白で綺麗なので、最近、できたのだろうか。
写真だけ撮って先に進むと、今度は、空海が当時、修行したとされる海食洞「みくろ洞」が現れ、ここから見た空と海に感銘を受けて、空海と名乗るようになったらしい。
今は10mほど隆起してしまい、海は遠くなったが、昔は、海に接していて波で削られてできた洞窟で、空海は生活しながら修行していたとのこと。13時、室戸岬の最南端に着くも、44年前の1981年春に来た当時の記憶はほとんどなく、初めての感覚だ。
車道より海側に遊歩道がずっとあるも、観光客が結構いるので、遊歩道には入らず、テントを張れそうな場所を探すが、なさそうなので、諦めてスカイラインの上にあるキャンプ場へ…。
その室戸スカイラインの入口まで来ると、佐渡ヶ島のZ坂のようなヘアピンカーブ橋が遥か上に見え、気分が萎える…。
そしていきなり勾配10%弱の激坂が現れ、車道の幅いっぱいを使って、蛇行走行を繰り返しながら、Z坂も何とかクリアーして、25分かけて、灯台やお寺のある所に着くと、この光景に見覚えがある。
第24番札所がある「最御崎寺」にはお遍路さんが泊まれる安い宿があり、44年前、ここまで登って宿に泊まった記憶が蘇る。キャンプ場は、まだ上にあり、結局、上り始めてから1時間後、やっと標高200m地点にある「室戸岬夕陽ケ丘キャンプ場」に着く。
汗だらだらの中、缶ビールと弁当で遅めのランチをしながら、周りを見ると、今朝のキャンプ場にいた欧米系お遍路さんがいる!
徒歩じゃありえないので、バスで来たのだろうか。そして、車で来た欧米系若手キャンパー3人組は、みんなうつぶせになって上半身裸で寝ている…。
日本人は筆者ひとりだけである。設営、シャワー、昼寝をして、麻婆豆腐を食べて遅めの21時に寝る。阪神は広島に0―3も完封負け。大山がチャンスで打てず、木浪がタイムリーエラーを犯し、逆に広島の矢野がファインプレー連発では、勝てない…。
【走行距離45km 獲得標高405m、歩数12967】
【走行時間3:23 平均速度13.3km/h】
【本日の会計】¥3,588
【室戸岬夕陽ケ丘キャンプ場評価:36点】
100円のコインシャワーあり、虫なし、電波よし、充電よし、ウオッシュあり、屋根付き炊事場ありなのはいいが、山の中なのに料金が2000円と高め、保冷剤だめ。しかし、何よりもアクセスが悪すぎるので、自転車ではもう来ない。
●2025年4月20日(日)7日目 曇り 南2m 15~20℃
室戸岬→奈半利(なはり)→田野
今日は、室戸岬から半島の西側を北上してキャンプができる公園まで約35キロの旅。学生の時は、高知市まで約100キロを一日で一気に走ったのだろうが、今回は時間がたっぷりあるので、高知市まで三日かけてのんびり走るつもりだ。
遅めの10時にキャンプ場を出て、一旦上ってから最御崎寺前まで下り、室戸岬灯台に寄るも、曇っているのでイマイチの眺め…
しかし、日本一の明るさを誇っていて、160万カンデラもあるらしい。海岸線を走っていると、テトラポットを作る金型があり、その先には、出来上がったテトラポットがいっぱい並んでいる。
これで大津波が防げるとは到底思えないが…。イルカと触れ合える「室戸ドルフィンセンター」に寄ってみると、入場料550円、エサやり660円、トレーナー体験2200円、ドルフィンスイム40分で9900円と書いてある。
イルカと一緒にプール内を泳ぐだけで1万円は高い!それより、建屋の手前に、半径10mほどの丸い水槽がいくつもあるので、ドルフィンのおねーさんに聞くと、「あおさ海苔の養殖」とのこと。
近くで見ると、確かに海藻が回転する羽根と一緒にグルグルと回っている。攪拌されることによって、あおさが成長するのだろう。コスト的にはペイしない気もするが…。「キラメッセ室戸」と云う道の駅に入ると、グロテスクなレンコンみたいのがあり、「本マグロのわた」と書いてある。
見た目は悪いが、美味しいのだろうか。その隣には、アワビの小型版「とこぶし」が1500円で売られている。
そして、野菜コーナーには、「はまあざみ」と云う初めて見るものがあり、それを天ぷらにしたお弁当があったので、買ってランを終えてから食べるも、筋が多くて、ゴボウをかじっている感じでまずい…。失敗である。
道の駅の隣に「くじら館」があったので、入ろうとすると、500円もするのでパス…意味が分からない。
更に走っていると、黄色い袋を実に被せている南国系の樹木があり、葉っぱの形状から見て、多分、あの高級フルーツ「マンゴー」であろう。
道沿いに「岡田商店」と云う果物屋さんがあったので、
お店のにいちゃんに「土佐文旦をひとつでいいので売ってください」と頼むも、「ばら売りはやってない」と冷たく断られて、心が折れかけるも、もう一軒「ふくちゃん青果」と云うお店があったので、お店のお母さんにお願いすると、「いいですよ」と優しいお言葉。でも、ひと玉880円もする高級文旦を勧められ、困惑していると、普通のを150円で売ってくれて、プチ嬉し。
13時半、三年前に泊まったことがある田野町の「二十三士公園」に着き、浜あざみのランチを済まし、設営後、隣接の美肌の湯「たのたの温泉」へ。ヌルヌルのアルカリ泉らしいが、それほどでもない…。
着いた時は、欧米系夫婦サイクリストがいたが、温泉から戻るとおらず、今日は完ソロだ。
夕食はチキンのクリームシチューを作って食べて19時半に寝る。阪神は、伊原、近本、テル、前川の活躍で、広島に8―1で圧勝し、貯金ひとつになる。
【走行距離35km 獲得標高148m、歩数14384】
【走行時間2:12 平均速度16.1km/h】
【本日の会計】¥2,993
【二十三士公園評価:36点】
普通の公園なので、保冷剤やランドリーはないが、充電できるコンセントがあり、電波よし、虫なし、風呂よし、東屋ありなので、普通のキャンプ場より十分満足できる公園である。
●2025年4月21日(月)8日目 晴れ 南西2m 16~22℃
田野→伊尾木(いおき)→安芸
今日は、高知市内まで行こうと思えば行けるが、室戸岬の疲れを癒すため、キャンプできそうな公園がある安芸まで約20キロの短い旅。この二十三士公園は、江戸末期、武中半平太の釈放と尊王攘夷を求めて反乱を起こした23名の武士が高知藩によって処刑された場所で、二十三名も斬首刑にされた地に泊まるのはプチ怖かったが、特に何もなく、手を合わせて成仏を祈ってから、10時過ぎに出発。
柚子が名産の安田町を通過し、安芸市に入り、海岸沿いの公園で、あのクイズダービー番組で活躍した高知県出身の漫画家はらたいら氏の碑を発見!懐かしい。
安芸には、2年前に放映された朝ドラ「らんまん」で有名になった牧野富太郎氏が愛した「伊尾木洞」があり、3年前は有名とは知らずに素通りしたので、今回は寄ってみる。
国道からごく近い場所に入口があり、小川が流れる小道を奥へ入っていくと、10m以上はある高い壁の洞門になっていて、崩落リスクで見学できなくなってしまった支笏湖の「苔の洞門」を彷彿とさせる。
コケやシダが壁を覆っていて、苔の洞門のように長くはないが、迫力満点。おばさん3人組がいる奥の方は日光が差し込み、明るくなっているのもいい感じだ。
12時過ぎ、安芸市内の北部にあるキャンプできそうな「安芸広域公園」に着くと、「芝生上のテント禁止」の注意書きがあるので、芝生じゃない東屋内に設営することにして、
ランチ弁当を済ましてから、自転車で、少し上りがあるが、近くの「つつじ内原野公園」へ。
丁度、つつじ祭りが開催されていて、たくさんの赤いつつじが咲いている。
広域公園に戻る途中、陶芸館があったので寄ると、陶芸体験コースだろうか、おばさんがろくろを回している。ひと通り見学して、広域公園へ下っている途中、サングラスを置いてきたことに気付く!来た道をまた上り直し、サングラスを無事回収できるが、外したサングラスは、ちゃんとケースに入れてポケットに入れなければ、と反省する。
公園から町中の日帰り温泉へ向かう途中、安芸の名所「野良時計」を発見!
明治時代、地主さんが野良仕事をする人のために、大きな時計を自作したらしいが、操作が難しく、交換部品もないため、今は動かしていないとのこと…観光客のためにも、何とか動かして欲しいものだ、と思う。海側にある「ヘルストン温泉元気風呂」に入り、昼寝もしてから、公園へ戻り、東屋内にテントを張る。知らなかったが、「ヘルストン」とは、温泉の名前じゃなくて、ミネラルを含んだ人工温泉のことを云うらしい。
東屋内は、大きめの砂利が敷き詰められていて、コット(簡易ベッド)の脚がグラグラしそうなので、マイスコップで、写真じゃわかりにくいが、土面が出るまで砂利を削る。
スコップは滅多に使わないので、重たいだけだが、今回のように、役に立つこともあるので、やっぱり必要である。腕時計で歩数が測れるので、今回から記録して記載しているが、大体15000歩程度。純粋に歩いているのは、5千歩ほどのはずなので、自転車走行時もカウントしていると思われるが、その仕組みは不明である。
【走行距離38km 獲得標高190m、歩数18090】
【走行時間2:22 平均速度16.2km/h】
【本日の会計】¥2,537
【安芸広域公園評価:36点】
普通の公園なので、評価点は低めだが、東屋、トイレ、水、電波OKで。近くに温泉もあり、アクセスも平坦なので、二重丸。
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