<米沢~会津~日光>2025年春の自転車旅(その八)37-41日目
2025年春のチャリキャンプひとり旅(その八)
今回は、その八で、山形県の米沢から福島県の福島、猪苗代、会津、そして栃木県の日光まで
五日間の旅レポです。
2025年春の旅37日目は、米沢のキャンプ場から峠を越えて福島市、そしてJRで猪苗代まで
38日目は、雨なので、猪苗代の宿に連泊
39日目は、OBランに参加し、会津若松経由茅葺屋根建築の大内宿へ
40日目は、南下して南会津のキャンプ場まで
41日目は、更に南下して日光市川治温泉のキャンプ場へ
【その八のトピックス】
① 日本三大不動尊なのになぜか五つ?
② 大内宿の一本ネギ蕎麦に…
③ 先行した筆者はほとんど濡れなかったが…本隊は!
④ 宿のカギをまた返し忘れる!
⑤ 高級マイカメラの画面が写らなくなり…
⑥ 観光水陸両用車に出会うも…
⑦ 美肌の湯は普通ヌルヌルしているのに…
●2025年5月29日(木) 37日目 晴れ 北1m 13~26℃
米沢→栗子峠→福島→JR→猪苗代
今日は、高低差300mの峠を越えて福島県に入り、明日からのOBランに参加するため、福島駅からJRで猪苗代湖畔まで輪行する旅。
昼頃までに福島駅へ着く必要があるので、早めの5時に起き、8時には公園を出発して、1時間ほどR13号線を進んでいると、「サルに注意」の看板が!
昔、四国でサルに襲われて食べ物を盗まれたことがあるので、クマも嫌だが、猿も苦手だ。写真だけ撮って先を急ぐと、「萬世大路(ばんせいたいろ)記念碑公園」があるので、寄ってみると、旧道のピークにある栗子隧道は明治初期、4年に及ぶ難工事でやっと開通し、東北御巡幸の明治天皇がこの道を通られて後に、萬世大路と名付けられ、その後、昭和40年頃、今の西栗子(山形県側)と東栗子(福島県側)のトンネルが完成したとのこと。
どちらも2500mほどあり、歩道が狭いので車道を走るしかなく危険が多いが、ほとんど車が通らないので、ストレスなく通り抜ける。
しかし、西栗子はずっと上っていて、20分もかかってしまう。福島県側を下っていると、あまり見たことがない「天然洞窟水」の看板があり、結構汗をかいたので、寄って天然水を頂き、ペットボトルにも補充する。
盛岡に入ってから、最高気温が20℃を超えない日が続いていたが、昨日から、20℃を超え始め、今日は体感温度で30℃を超えるほど暑い。
国道から車の少ない県道に入ると、「日本三大不動中野山」の看板があり、地図を見ると、洞窟もあり、無料だし、面白そうなので入ってみる。
入口のお店で鈴の交通安全祈願お守りを買い、洞窟に入ると、お地蔵さんみたいな「童子」と呼ばれる石像が、数メートル置きにある穴の中で祀られており、これが36体もあるらしいが、かなり不気味なので、早々に洞窟を出る…。
知らなかったが、日本三大不動尊は全国になぜか五カ所あり、有名な成田の新勝寺、そして目黒の瀧泉寺までは確定だが、あと一つが定かでなく、ここ中野山と、熊本の木原不動尊、大阪富田林の瀧谷不動尊が争っているようだ。
12時、福島駅に着き、自転車を袋に詰めてから、ランチタイム。駅舎内にあった、麻婆豆腐・担々麺専門店「石林」と云う有名店に入り、辛いのは苦手なので、冷やし中華と炒飯を注文するも、要らないのに大きめのエビが四つも炒飯に入っている…。
13時半過ぎの列車で郡山へ、そして会津に繋がる磐越東線に乗り換えて、猪苗代駅へ。ひとつ手前の無人駅は、ホームの前が改札だったが、猪苗代駅は改札がないホームに車両が入り、「やっぱりあの駅で降りるべきだった」とプチ後悔…。
階段下に駅員が手伝ってくれる「お手伝いボタン」があり、大きな荷物やベビーカーを運んでくれるようだが、荷物が多すぎる、と怒られても嫌なので、ひとり頑張って階段を3回上る。
猪苗代の由来が書いてあり、昔、荒れ地で開墾に困っていたところ、イノシシがこの地を踏みつけて苗代田を作ってくれたらしい、とあるも、踏みつけるだけで開墾できるとは到底思えない…。17時、今日から二泊お世話になる「旅館やまなかや」に着き、夕食はなしなので、麻婆豆腐を作る。阪神は大山がチャンスで全く打てず横浜に1―5の完敗。
【走行距離45km 獲得標高450m、歩数18105】
【走行時間3:03 平均速度14.8km/h】
【本日の会計】¥12,787(宿代¥6920、JR代¥1520含む)
●2025年5月30日(金) 38日目 雨曇り
本来は、今日、猪苗代に入る予定だったが、数日前から、今日が終日雨予報だったため、一日前倒して、今日は、みんなが来るのを迎えることにする。午前中は、ランドリー、朝食、パソコン作業をして、昼になっても雨が止まないので、モンベルのマイ傘をさして近くの食堂「郷」まで歩き、地元の名物「ソースカツ丼」を注文する。
特製ソースがカツに染みついていて旨いが、少な目のご飯がプチ不満である。14時過ぎ、後輩のY岡が東京からマイカーで到着し、雨がほぼ止んだので、車内からロードバイクを出して、郡山から向かっている本隊に合流するとのこと。
彼は、トライアスロンをやっていて、佐渡ヶ島や宮古島の鉄人レースも完走するアイアンマンなのだが、筋肉マンではなく、お腹も少し出ている…。
グッズにも凝っていて、ヘルメットは風防ガード付きで、パンクしても瞬時に空気を充填できる優れモノの圧縮ポンプも持っていて、見せてもらう。
16時半過ぎに本隊が、そしてボナリ峠越え隊が17時半頃に着き、ほぼ全員が揃う。山口県から参加のS木女史が21時頃到着するも、なんと彼女は明日、自転車じゃなくランニングで走るらしく、プチびっくりである。
【本日の会計】¥11,200(宿代¥10000含む)
●2025年5月31日(土) 39日目 曇り雨 北2m 13~14℃
猪苗代→会津若松→湯之上温泉→大内宿
今日は、猪苗代湖北岸をかすめて、会津若松経由大内宿まで約50キロの旅。大内宿は、白川郷や五箇山と並ぶ茅葺屋根家屋が保存されている地区なので、楽しみなのだが、麓の湯之上温泉から宿まで250mもアップしなければならず、しかも午後から雨予報なので、気分はイマイチ…。
8時半に総勢18名で出発写真を撮って、曇り空の下、まずは25キロ先の会津若松へ向かう。猪苗代湖畔に出ると、桟橋に白鳥と親子亀の遊覧船が仲良く並んでいる。
白虎隊が自決した飯森山で、雨が降る前に大内宿へ着くべく、本隊と別れ、ひとり先を急ぐ。追い風を受けながら、11時半、茅葺屋根の湯之上温泉駅に着き、ここから宿(じゅく)までバス輪行する手も考えていたが、何とか持ちそうなので、残り5キロの上り坂を走ることにする。
ポツポツ降ってはいるが、40分ほどで今日の宿「本家扇屋」に着くと、同時に本降りの雨となり、ギリギリセーフ。
宿は茅葺屋根ではないが、大きな蔵のような外見で、別の意味で趣がある。あとで知るが、宿(じゅく)なのに、そば屋などの食堂が多く、宿泊できる宿(やど)は、二軒ほどしかない…そこが白川郷や五箇山とは大きく異なる。
雨雲レーダーによると、一旦止むものの、13時から土砂降りになっている。
マイ傘を出して、ランチは、近くの「石原屋」に入り、ここの名物である「一本ねぎそば」を注文する。
箸の代わりに、この長ネギを使ってそばを掬うのだが、滑ってなかなか取れない…。周りのお客はお椀なので、口をお椀に添えて食べている。汁がないおろしそばにしたのが失敗だった…。
意地でも長ネギ一本で食べたかったが、救えないので、後半は割り箸で頂き、誰もが残す長ネギは辛かったが、齧りながら全部食べる。14時に宿へ戻ると、本隊は既に到着しており、親切な宿の人が仮設の雨除け屋根を準備してくれて、そこに自転車を置いている。
そして、みんなびしょ濡れなので、順番にお風呂に入り、浴衣に着替え、囲炉裏のある大広間で寛いでいると、
宿のお母さんが串に刺したイワナを炭火の周りに並べ始める。
そのイワナを始め、馬刺し、茶わん蒸し、煮物、けんちん汁など、12品ほどの料理が卓上に並び、これで1万円はお安い!。
先ほど、お風呂に入る時、ポケットから猪苗代の宿のカギが出てきて、」「またやってしまった」とプチショック。宿へ電話して、月曜に郵送することを伝えて、事なきを得る。阪神は、大竹の好投と木浪、大山のタイムリーで広島に2―0で勝ち、貯金は9個に増える。
【走行距離57km 獲得標高733m、歩数18291】
【走行時間3:16 平均速度17.3km/h】
【本日の会計】¥12,068(宿代¥10000含む)
●2025年6月1日(日) 40日目 曇り 北西2m 11~17℃
大内宿→湯之上温泉→南会津→会津山村道場
今日は、湯之上まで下り、阿賀川沿いに遡上して南会津にあるキャンプ場まで約40キロのひとり旅。
早く出発してしまった人もいたが、8時半、蔵(くら)風のお宿をバックに全体写真を撮影するも、まだ雨が降っているので、30分ほど宿で待機する。
すると、数人が、朝食を食べたばかりなのに、名物の一本ネギ蕎麦を食べるべく、筆者が昨日入ったお店へ入っていく。R121号線から阿賀川の対岸を走っている県道へ渡ろうとすると、橋が筆者のラッキーカラーである紫色!縁起がいいかも。
「塔のへつり」と書いてある幟があり、川に沿って浸食された奇岩が見られるらしいが、霧雨が降っているし、少し下っているので、寄るのはやめて、先へ進む。
下郷町から南会津町の中心、会津田島駅に着くと、先輩3人組がいて、ここでランチをしてから、JR輪行するとのこと。
宿から一緒に走ってきた同期のN珂は今日中に80キロ先の日光辺りまで走るとのことなので、ここで別れ、筆者はひとり、のんびりとキャンプ場へ向かうも、その入り口に勾配9.9%の標識が!
勾配を示す数字は大抵、整数なのだが、恐らく「10%はないよ」と云いたかったのだろう。高低差60mのアップを蛇行運転しながら上り、13時前、うさぎの森オートキャンプ場にとうちゃこお~。受付でソロキャンプなのに2500円も支払い、広いオートサイトへ移動するが、ソロ用にもう少し考えて欲しいものである。
ランチは、昨夜の夕食で食べ切れなかったいなり寿司が6個もあることを忘れて、普通の弁当を買ってしまい、何とか完食するも、お腹一杯になる。設営後、二日間夜遅くまで起きていたので、テントに入って昼寝。阪神は広島に8―0で圧勝し、貯金が10個となる。パープルブリッジ効果とは思わないが、気分はいい。。
【走行距離37km 獲得標高395m、歩数11675】
【走行時間2:29 平均速度14.8km/h】
【本日の会計】¥7,046
【うさぎの森オートキャンプ場評価:38点】
2500円も取る割に、充電不可、ウオッシュなし。シャワーあり、ランドリーあり、電波よし。屋根付き炊事場あり。ソロ用に1000円ほどにして欲しいものだ。
●2025年6月2日(月) 41日目 晴れ 東1m 11~22℃
会津山村道場→山王峠→日光市三依(みより)→川治温泉
今日は、峠を越えて栃木県日光市に入り、温泉町にあるキャンプ場まで約40キロの旅。山の中を通るが、200mアップの峠を越えてしまえば、あとは下りなので、距離も短いし、気分的には楽である。
いつもの朝食メニューに加え、宿で出たヨーグルトを食べて、いつもの出発ジャンプを撮ろうとしたら、突然、カメラ(キャノンG3―X)の液晶画面が写らなくなり、写真は撮れるものの、ファインダーがないので、構図が見えない状況で撮るしかなくなる…。
10年前に10万円で買い、防滴性、防振性に優れたカメラなのに、2回不具合で修理し、今回も神戸へ戻ってから修理依頼したものの、回路系が錆びており、交換に10万円以上かかることから、諦めることに…。結局、外からの水は防げるが、湿度や温度差による内部の結露は防げなかったようだ。
失意の中、キャンプ場を出て20分ほど走ると、尾瀬と日光の分岐があり、10年前、尾瀬辺りを走ったのを思い出す。そう云えば、あの旅でも、裏磐梯の浄土平でカメラが霧雨で濡れて壊れてしまい、水濡れに強いG3―Xを一生ものと思い買ったのだが…。
国道が三つ重なっているのは珍しいので、適当にカメラを向けてパチリ。山王峠を越えて、栃木県に入り、下っていると、「上三依(みより)水生植物園」があったので、遊歩道を進むと、花の写真パネルがあり、クリンソウやニッコウキスゲなど30種以上の花が、今、咲いているらしいが、入場料が500円もするので諦める。
R121号線沿いに鉄道が走っており、福島県側は会津鉄道、栃木県に入ると、野岩鉄道に名を変え、鬼怒川温泉からは東武鉄道に接続している。
五十里ダム湖の畔にある湯西川温泉駅まで来ると、丁度、ダッグツアーと書いた水陸両用車が着き、平日なのに、お客が結構乗っている。いくらするのかなあ、と思い、受付へ行くと、なんと3600円もする。
特殊車両だから仕方ない気もするが、あまり乗りたいとは思わない。12時過ぎ、今日のキャンプ場がある川治温泉の町に入り、郵便局で、猪苗代の宿へ、レターパックより小さい封筒サイズのスマートレター210円で郵送する。すると、局のお姉さんから、「宿のカギを返し忘れて送る人がよくいるんですよ」と云われ、苦笑いする…。
薬師の湯キャンプ場に着き、まずはランチタイム。
道の駅たじまで見つけた、3個で450円の「しんごろう」と云う味噌餅を頂く。うるち米を半つきにして団子状にし、甘めのじゅうねん味噌を塗って焼いた郷土料理で、なかなかうまい。
キャンプ場は広場の真ん中がフリーサイトでトイレや炊事場から離れているのは不便だが、仕方ない。
美肌の湯と云われる隣接の日帰り温泉「薬師の湯」に入るも、あまりヌルヌルしておらず、普通の泉質だったのに加え、食堂も休憩室も閉鎖していて、プチショック。
湯西川の向こうに混浴露天風呂もあるらしいが、今日の泉温が35℃と書いてあり、ぬるすぎでしょ、と云いたくなる。キャンプ場は、昨日も今日も完ソロで他に誰もいない…昨日はクマ出没と書いてあったので、管理人に聞くと、「近くには出ているが、ここには出ていない」とのことだが…。
【走行距離44km 獲得標高374m、歩数15608】
【走行時間2:52 平均速度15.5km/h】
【本日の会計】¥5,452
【川治温泉薬師の湯キャンプ場評価:33点】
料金2000円、充電なし、保冷剤不可、フリーサイト不便、行きはいいが帰りは激坂を上るか階段のある遊歩道しかなく、評価は低い。
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