<弘前~能代~深浦>2025年春の自転車旅(その十一)55-58日目

 2025年春のチャリキャンプひとり旅(その十一)

2025年の春は、四国からスタートし、九州、東北、関東を巡って、函館辺りまで北上する旅。

今回は、その十一で、青森県の弘前から秋田県の大館、能代を廻って、青森の深浦まで、

四日間の旅レポです。


2025年春の旅55日目は、弘前から南下して大舘のキャンプ場へ

56日目は、西へ向かい能代の町にあるキャンプ場まで

57日目は、日本海沿岸を北上して八峰町の海岸にあるキャンプ場へ

58日目は、更に北上して青森県に入り深浦のキャンプ場まで


【その十一のトピックス】

懐かしい弘前のりんご公園で赤ちゃんリンゴをゲッツ!

風穴内の温度はなんと3℃!

ハートマークが一杯ある道の駅…

いぶりがっこ、ハタハタ、秋田いぬ、秋田杉…

ブラックサンドビーチの正体は…

JR五能線は見どころ一杯!

火野正平さんのサイン色紙を不老不死温泉で発見!

夏場しか開放していないキャンプ場だけど…


●2025年7月8日(火)55日目 晴れ 北3m 24~33℃

弘前→りんご公園→大鰐温泉→平川→矢立峠→大舘

 

今日は、弘前駅前の東横インから峠を越えて秋田県の大館市にあるキャンプ場まで約60キロの旅。予想最高気温が33℃なので、全然涼しくないが、北からのフォローなのが幸いである。

9時半、快晴の中、弘前駅をバックに出発ジャンプを決めて、五年前に家族で行った思い出の「弘前りんご公園」へ。

懐かしいりんごポストがあったり、リンゴ畑の向こうには、會森県のシンボルである岩木山が綺麗に望める。

五年前は11月だったので、リンゴは丁度収穫時期だったが、今回は、まだ赤ちゃんサイズだ、

その赤ちゃんりんごが丁度、遊歩道に転がっているので、拾ってポケットに入れる。このくらいは許してくれるだろう。売店で、五年前に買って1年ぐらいで割ってしまった、超薄ガラスでできたりんご型置物を探すもないので、代わりにサンリオとコラボした「ぐでたま」キーホルダーを買う。

公園を出て、南へ進むと、大鰐温泉があり、その駅前にはスキー板を持った大鰐さんが!

マンホールにも同じ鰐さんが描かれている。

五年前は、ここの「星野リゾート界」に泊まったのだが、駅には寄っていなかったので、やっぱり自転車の旅行の方がいろんな物事に出会えて、楽しい。標高260mの矢立峠を軽く越えて、秋田県に入り、国道7号線(通称羽州街道)を下っていると、「長走(ながばしり)風穴」の看板があり、鍾乳洞や洞窟や穴が好きな筆者としては、寄らない訳にはいかない。

風穴の入口へ行くと、外気温が32℃に対し、風穴の中はなんと3℃!がけに岩が積もった「累石型風穴」らしいが、なぜ温度が下がるのか、は明確な理由があるわけじゃなく、空気対流説、氷河地形説、断熱膨張説、蒸発潜熱説と云う4つの説がある、とのこと。

筆者としては、断熱膨張説を推すが、それだけで30℃も下がるとは考えにくいので、複数の説が偶然に重なっているのでは、と思う。

風穴のある場所を示す日本地図を見ると、なんと全国で約400カ所もあり、その内、約300カ所に冷蔵倉庫があったらしい。大舘の町中で買い出しを済まし、15時半、キャンプ場に着くも、まだ暑いので、隣にある日帰り温泉「たしろ温泉ユップラ」で涼んだあと、温泉に入ってから、18時にキャンプ場へ。

それでも暑いので、ビールを飲みながら設営。炊事棟には、1年前のクマ出没情報があり、クマよけ用の鈴が二つぶら下がっている。

今日も完ソロみたいなので、注意しなくては、と思う。阪神は、広島にも勝ち、これで9連勝!今日も暑い中、70キロ近く走り、獲得標高も400m越えたので、キャンプ場に着く頃にはフラフラだったが、ユーグレナ効果で脚は攣らず。

【走行距離68km 獲得標高427m】

【走行時間4:02 平均速度16.9km/h】

【本日の会計】¥4,199

【ゆっぷらオートキャンプ場評価:33点】

利用料は1760円、電波ぎりぎり、ランドリーなし、充電なし、ウオッシュなし、虫なし。可もなく不可もなくだが、450円の温泉があり、休憩もできるので、まあまあのキャンプ場である。


●2025年7月9日(水)56日目 晴れ 西3m 21~34℃

大館→北秋田市→能代

 

今日は、米代川沿いに西へ向かい能代のキャンプ場まで約50キロの旅。

久しぶりのキャンプを過ごし、朝エッセンも、きちんとして、9時半に出発。

ここ田代町のマンホールには、ハングライダー、鮎、竹林が描かれていて、町の特徴がよくわかる。

鷹巣(たかのす)の町がある北秋田市を通り、能代市に入ると、ハートマークだらけの「道の駅ふたつい」があり、隣接の「きみまち阪公園」が出来て百周年らしい。

ここ二ツ井(ふたつい)町では、「きみまち恋文全国コンテスト」が開催されており、恋愛成就の恋文神社まである。最近、あちこちでハートマークを見かけるが、ここが元祖なのかもしれない。

道の駅の中に入ると、秋田犬のぬいぐるみが、これでもかと山積みになっていて、思わずパチリ。

14時半、グーグルで見つけた能代市内のキャンプ場に着くと、ペットショップがメインで、キャンプ場は付け足しのような感じだ。ショップのお姉さんから、白い毛虫が大量発生しているので、離れた場所に設営して、と云われ、毛虫は嫌いなので、その通りにする。遅めのランチを済まし、自転車で近くの「ゆらくの宿のしろ」まで行き、汗を流し、戻る途中、野球場があり、「山田久志サブマリンスタジアム」と書いてある!

あの阪急(現オリックス)黄金時代に下手投げ(サブマリン投法)でエースだった山田久志さんだ。秋田出身なのは知っていたが、能代が地元だったとは。今日は、昨日より蒸し暑く、緩やかに下ってはいるものの、残り25キロが長く感じる。昼間、二ツ井の郵便局に寄り、山形でお世話になったS木さん、桃を頂いたM村さん、そして自宅へ、昨年好評だった山形庄内産のメロンを贈る手配をするも、締め切りが今日までと知り、危ないところであった。

阪神は、広島に今日も勝ち、なんと十連勝!貯金は17に増える。

【走行距離56km 獲得標高177m】

【走行時間3:40 平均速度15.1km/h】

【本日の会計】¥16,769(メロン\12540含む)

【ななキャンプ場評価:32点】

片手間のキャンプ場なので、インフラは粗末で、トイレは簡易トイレのみ、炊事場は簡易シンクのみ、充電なし、蚊あり、サイトは砂地…しかし、保冷剤を自宅で冷やしてくれたおねーさんは親切でした。


●2025年7月10日(木)57日目 晴れ 東6m 21~29℃

能代→八森(八峰町)→御所の台

 

今日は、日本海沿岸を北上して八峰(はっぽう)町にあるキャンプ場まで約20キロの短い旅。朝食を済まし、テントを撤収して、おねーさんから保冷剤を受け取ると、差し入れだろうか、レモンケーキも渡されて、プチ感激。

9時半、キャンプ場を出発し、この先、スーパーがないので、能代のマックスバリューで買い出しを済まし、北へ。

快晴の中、東から強い風が吹いていて、少し抵抗感があるが、昨日までと違い、涼しく感じるので、心地よい。

少し進むと、風力発電の風車が水田の向こうに一杯見えてきて、空には白い線状の雲が!珍しいので一枚パチリ。八峰町に入り、道の駅「みねはま」で、お土産用に秋田名物「いぶりがっこ」を買う。

みねはまのマンホールには、秋田杉とカタクリの花、そして鳥は県鳥である「やまどり」だろうか。

みねはまの町を過ぎて、同じ八峰町だが、「八森(はちもり)」と云う町のマンホールには秋田名物「はたはた」が描かれている。

秋田音頭の冒頭は「秋田名物八森ハタハタ…」で始まるほど、ここ八森はハタハタがよく獲れたらしい。雷のあと、産卵のために群れをなして接岸することから、雷神の使いと云われたので、ハタハタの漢字は「鰰」になったとのこと、またひとつ賢くなる。キャンプ場の手前に、砂浜が黒くなっているところがあり、ハワイのブラックサンドビーチのようだ、と看板に書いてある。

ハワイのは流れ出た溶岩が急冷されて黒くなったものだが、ここのは、昔、鉱山があり、そこの溶鉱炉から流れ出た残り滓(かす)を水で急冷して海岸に捨てたものらしい…同じ黒い砂でも、成り立ちは全然違うのだ。

12時半、キャンプ場の隣にあるハタハタ館に着き、館内にある「いさりび温泉」に入ったあと、ランチはハタハタじゃなく、ミニ丼が付いたそば定食にする。

御所の台キャンプ場のテントサイトは松林に囲まれており、洗濯物を干すのに丁度よく、風もあるので、早く乾きそうだ。

キャンプ利用の受付時、冷蔵庫が見えたので、管理のにーちゃんに、保冷剤をお願いしたら、できないと冷たく断られ、プチショックだったが、阪神は今日も勝ち、これで11連勝。

【走行距離23km 獲得標高161m】

【走行時間1:38 平均速度13.8km/h】

【本日の会計】¥5,975

【御所の台キャンプ場評価:42点】

利用料700円で、アクセスよし、眺め良し、屋根付き炊事場あり、電波よし、充電よし、温泉あり、ランドリーもあるので、インフラ的にはほぼ完璧。なので、10項目中9項目が5点満点の4点以上。唯一1点が保冷剤で、管理人評価も低し。


●2025年7月11日(金)58日目 晴れ 北2m 18~26℃

御所の台→十二湖(深浦町)→黄金崎→岡崎海岸

 

今日は、海岸線を北上して、青森県の深浦にあるキャンプ場まで約40キロの旅。5時半、直射日光が当たり始め、暑くて目が覚めるも、テントから出ると、普通。

9時、まあまあ快適だったキャンプ場を出発すべく、管理棟へ行くと、「あわびの里づくり祭り」のポスターがあり、あわびのつかみ取りや稚貝放流のイベントなどが開催され、ゲストが細川たかしと書いてあるが、来るか来ないか?マークが付いている…

きっと来るのだろうが、ユーモアがあって面白い。八森町は、世界自然遺産になっている白神山地があり、「道の駅はちもり」に寄ると、世界最大のぶな原生林から湧き出る「お殿水(とのみず)」と云う名水があったので、一杯頂く。

能代から青森の五所ヶ原までをつなぐJR五能線は鉄道ファンに人気のある地方路線で、その線路を渡る跨線橋からパチリ。

まだ10時だが、とにかく暑い。ヤフー天気を見ると、東北で秋田が一番暑くなっている…しかし、走るしかない。その秋田県から青森県に入り、11時、大小33個の湖沼群が綺麗らしい十二湖の駅に着くも、その十二湖は標高200m地点にあるので、パス。

五能線には、三つの観光リゾート列車が一日一往復運行しており、オレンジのくまげら号、ブルーの橅(ぶな)号、そして白の青池号がある。

特急ではなく快速なので、普通運賃だけで乗れるのだろうか。

12時半、黄金崎の不老ふ死温泉に着き、ここで、ランチ、お風呂、そしてできれば昼寝も済まして、5キロ先にある無料のキャンプ場へ向かうことにする。十二湖や白神岳を有する、ここ深浦町は、あの大間を上回る県下一のまぐろの産地でもあるので、ランチは、マグロの刺身をジンギスカン鍋で焼く「ふかうらマグロステーキ丼」1800円を注文するも、普通の赤身が五切れほどしかなく、これで1800円は高い気もするが、周りを見ると、お店いち押しのメニューなので、頼む人が多い…

食後、千円もする鉄の臭いの温泉に入り、ロビーから外の海岸を見ると、ここの目玉である「海辺の露天風呂」が見える。

ロビーにある写真を見ると、湯船は混浴用と女性用に分かれており、眺めはいいが、撮影禁止でカメラは持ち込むことさえできないので、遠くから眺めるだけにするも、囲いがあって湯舟は全く見えない…

温泉棟からホテルへ戻る通路で、火野正平さんのサイン色紙を発見!

98秋と書いてあるので、27年前の正平さんは49才だ。

写真をよく見ると、頭にまだ毛が残っていて、若い。折角、不老不死温泉に入ったのに、74才の若さで亡くなってしまうとは、残念である。昼寝もして、17時、温泉を出発し、20分ほどでキャンプ場のある渚百選の岡崎海岸に着くも、そのキャンプ場が見つからない…結局、海岸から少し上ったところにあり、「夏場のみ開放」の表示があるも、トイレも炊事場も水が出るので、「夏場のみ」の紙は見なかったことにして、堂々と設営する。

夕食は、もう遅いので、インスタントラーメンとプチトマトと買っておいたイカメンチにする。いわし缶も用意したが、結局要らず。

阪神は、村上が2回6失点と乱れて、ヤクルトに3―6で負け、連勝は11で止まる。

【走行距離42km 獲得標高310m】

【走行時間2:43 平均速度15.5km/h】

【本日の会計】¥4,025

【岡崎海岸キャンプ場評価:32点】

無料なので評価点は低いが、屋根付き炊事場とトイレはあるし、電波も全然OKなので、泊まるだけなら、まあまあのキャンプ場である。

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