<龍飛~函館⇔鹿部>2025年春の自転車旅(その十三)62-70日目

 2025年春のチャリキャンプひとり旅(その十三)

2025年の春は、四国からスタートし、九州、東北、関東を巡って、函館辺りまで北上する旅。

今回は、その十三で、龍飛岬から青森、フェリーで函館へ渡り、恵山、鹿部、大沼を廻り、

函館からまたフェリーで青森へ渡り、青森空港から神戸へ帰還する九日間の旅レポです。


2025年春の旅62日目は、龍飛岬のキャンプ場から青森駅前のホテルまで

63日目は、ホテルに連泊

64日目は、フェリーで函館へ

65日目は、車で恵山まで往復してから自転車で湯の川温泉の宿まで

66日目は、川汲峠を越えて鹿部の宿まで

67日目は、鹿部の宿に連泊

68日目は、大沼廻りで函館のホテルへ

69日目は、フェリーで青森へ

70日目は、青森空港までバス輪行して伊丹空港経由自宅まで


【その十三のトピックス】

モンベルのカメラ濡れ防止バッグが活躍!

ローカルのJR津軽線になぜ架線があるの?

パクリが多いユーモアな蟹田駅…

津軽海峡線と新幹線の関係とは…

青森駅で札幌駅以来2度目となる手荷物の多さを注意されて…

青森名物「のっけ丼」のお店で海鮮をいっぱい買うも…

道南地方の名産「真昆布」があちこちに!

昆布のにいちゃんからスポーツドリンクの善処に…

300円払って鹿部の間歇泉を観るも…

鹿部温泉の蒸し器でジンギスカンを食べたかったが…

函館銘菓「いかようかん」を買うも…

青い森鉄道の「もーりくん」を青森駅でゲット!

空港行きリムジンバスに自転車は普通無料なのに…


●2025年7月15日(火)62日目 曇り雨 北1m 22~29℃

龍飛崎(外ヶ浜町)→今別町→蟹田(外ヶ浜町)→JR→青森

 

今日は、龍飛岬のキャンプ場から80キロ先の青森市へ向かうのだが、午後から雨の予報なので、途中まで走って、輪行することにする。昨日書けなかったが、龍飛岬には階段で繋がっている国道があり、もちろん車は通れない。

海を渡る国道は鹿児島の離島などで、いくつかあるが、階段は珍しい。灯台のある岬は標高75mあり、真下の漁港まで崖になっているので、車道にするには無理があったのだろう。

早めの5時に起きて、テントを畳み、いつもの朝食を作り、7時半、お世話になった炊事小屋をバックに出発写真を撮り、50mアップの坂を上らないと国道に出られないので、仕方なくペダルをこぐ。

東側の海岸に出ると、海霧が発生していて、カメラが濡れるので、モンベルで買った防水防湿用の袋に入れる。湿度が高く結露し易いテント内でも、今回の旅から、必ずこの袋に入れて、カメラ内部が錆びないようにしている。

知らなかったが、青森駅と三厩(みんまや)駅を結ぶJR津軽線は、三厩~蟹田間が運休になっていて、代行バスが運行している。その途中にある津軽二股駅に寄ると、線路は草茫々…その向こうには、新しい新幹線の津軽今別駅が見える。

蟹田駅の手前を走っていると、運休のローカル線なのに。電気の架線が見える。

?マークが消えないまま、蟹田駅に着くと、駅横に、「ウエル蟹」と書いたお店があり、

あの朝ドラの「ウエルかめ」をパクっている!そして、駅舎内には、「観光カニスマ駅長津軽蟹夫よ永遠に」と書いた写真が!

これも、和歌山のどっかの駅で有名になっていたネコたま駅長をパクっている。更に「カニスマ」は「カリスマ」をもじっているのだろう。ふざけた駅である。

時刻表を見ると、3年前の2022年8月に起きた大雨から運休しており、この本数では、多分、復旧するつもりはもうないのだろう。この蟹田駅から輪行しようと思ったが、なぜか、乗車するホームが跨線橋を越えた向こう側にあるので、次の駅まで走ることに。

その瀬辺地(せへじ)駅は、予想通り、駅舎の前にホームがあるので、ここで輪行する。すると、当たり前だが、時刻表には載っていない貨物列車が30分間隔ぐらいで、右へ行ったり左へ行ったり…

地図をよく見ると、津軽線は津軽海峡線を兼ねており、蟹田駅の少し北で、海峡線は新幹線と合体している!ということは、海峡線は、青函トンネルを経由して北海道まで繋がっていて、貨物専用の路線なのだ。これで、災害運休している路線なのに、架電化されている謎がやっと解けて、スッキリする。

ランチは、スーパーで買っておいた500円のロースかつ丼を頂き、14時過ぎ、電化されているのにディーゼル車両に乗り込み、青森駅へ。乗るとすぐに雨が降り出し、青森駅に着く頃には止むも、有人改札を出る時、駅員に「手荷物はひとり二個まで」と、札幌駅以来2度目の指摘を受ける。出るだけなので、通してはくれたが、「3個以上の時は、ここを通すわけにはいかない」とまで言われる…よく利用する新神戸駅では、まだ言われたことがないが、できるだけ、自動改札を通るようにしなければ、と思う。

阪神は、中日に延長10回の末、2―3で惜敗。今日を振り返ると、メチャ蒸し暑く、ランチで缶ビール2本、ホテルでも2本飲む。そして、暑さのせいか、アブが走行中、近寄って来るも、おにやんま君を見て去って行くので、問題なし。

【走行距離50km 獲得標高297m】

【走行時間3:11 平均速度15.7km/h】

【本日の会計】¥10,278(ホテル代¥7030、JR¥510含む)


●2025年7月16日(水)63日目 雨曇り 

今日は、元々、雨予報だったので、予定通り、青森駅前の東横インに連泊。午前中は、MLBのオールスター試合を観て、午後は映画鑑賞と大相撲、夜は阪神を応援して、一日をホテルで過ごす。阪神は中日の好投手、高橋を打てず、0―6の完敗…

【本日の会計】¥10,760(ホテル代¥6745含む)


●2025年7月17日(木)64日目 晴れ 

青森駅→青森港→フェリー→函館港→函館駅

今日は、津軽海峡を渡るフェリーに乗って、函館まで移動する旅。フェリーは11時半出航なので、ランチ用に、一年前、印象が良かった「青森魚菜センター」へ9時に行く。

ここは、刺身やウニいくらなど海鮮類が入った小皿を選び、ご飯にのっけて食べる「のっけ丼」が名物だが、テイクアウトは衛生上、温かいご飯と刺身を一緒にできないので、具材だけを買う。同じようなお店がいくつもあるが、前回まけてくれたお店で、同じお姉さんに、大トロ、中トロ、サーモン、イカ、いくらなど注文するも、今回はまけてくれず…プチ残念。しかも、一皿170円から190円に値上げしていた上に、他のお店の方が、刺身が分厚い…プチショック。

郵便局で見つけたふぐのかわいいポストに癒され、10時、ホテルを出て、青函連絡船の八甲田丸が観光係留されている岸壁の隣にある砂浜に寄り、

アオモリモニュメントをバックに出発ジャンプを決めて、5キロほど離れたフェリー埠頭へ。11時に乗船し、下北半島を眺めながら、15時半過ぎに函館のフェリー埠頭に着き、走り始めると、早速、五稜郭とイカのマンホールが迎えてくれる。

青森と違って函館の空気は涼しく、やっとサイクリングに適した気候になる。今晩は、函館駅前の東横インに泊まり、明日は春の旅の締めとなる北海道OBランである。

【走行距離10km 獲得標高21m】

【走行時間0:42 平均速度14.6km/h】

【本日の会計】¥11,815(ホテル代¥6365、フェリー¥3320含む)


●2025年7月18日(金)65日目 晴れ曇り 東2m 22~26℃

函館→車→恵山→函館→湯の川温泉

 

今日は、函館駅から5キロ東にある湯の川温泉の宿まで走るだけの予定だったが、東京からOBランに参加するH野先輩が函館在住のお友達と車で恵山までドライブするというプランが耳に入ったので、先輩にお願いして筆者も便乗させてもらうことに。11時、ホテルまで迎えにきてくれた函館在住のF野さんは、筆者よりふたつ上の67才、公立はこだて未来大学の先生で、ヨットとキャンピングカーを持つアウトドア人間でもあり、筆者同様、余生を満喫している。函館から40分で、標高330mの恵山自然公園に着くと、恵山の特徴である硫黄山のような山肌が見える。

少し戻って、「海峡展望台」に寄ると、津軽海峡の向こうに、山並みがくっきりと確認でき、下北半島の恐山が見える。

自転車では絶対来ない山岳地域なので、F野さんとH野先輩に感謝である。帰路の途中、ランチを済まして14時、ホテルへ戻り、今度は、自転車で湯の川温泉へ。

14時半、「湯の川観光ホテル祥苑」に着き、続々と現れるOBたちを出迎える。18時から始まった宴会は、カラオケルームでの2次会、部屋での3次会まで続き、筆者も珍しく3次会まで参加し、23時半頃、やっと就寝タイムとなる。

【走行距離5km 獲得標高10m】

【走行時間0:16 平均速度19.9km/h】

【本日の会計】¥10,990(ホテル代¥10000含む)


●2025年7月19日(土)66日目 曇り 南5m 24~29℃

湯の川温泉→川汲(かっくみ)峠→鹿部

 

今日は、東へ向かって恵山(えさん)がある亀田半島をぐるっと廻って鹿部と云う町まで約80キロの旅だが、それは本隊で、筆者は、ひとり、川汲峠のショートカットルートで、約50キロの旅。

9時半、総勢20名で出発写真を撮り、みんなを見送ってから、標高200mの新川汲トンネルを越えて、鹿部側の海に出る。昨日より蒸し暑いので、コンビニで「クーリッシュ」なるものを初めて買って、走りながら吸う。

心なしか体が冷えた気になる。この辺りは、利尻や羅臼昆布より安価な真コンブの産地で、道端に、収穫した昆布を干す昆布小屋があったり、干し終わった昆布を荷台に積んでいる軽トラがいたりする。

道路脇に停まっていると、向かいの昆布工場から出てきたにーちゃんが声を掛けてきて、「暑いからこれ飲んで」と缶のアクエリアスをくれる。

缶はペットボトルと違って、一気に飲むしかないので、困ったが、何とか全部飲んで、にーちゃんに感謝する。鹿部町に入る手前で、派手なトラックが停まっていて、隣のお店はなんと「デコトラ用品専門店」。

以前、キャンプ場の近くの広場で、デコトラのお祭りがあり、何十台もの派手なトラックに驚いたことを思い出す。

間欠泉が描かれている鹿部町に入り、13時前、「道の駅しかべ間歇泉公園」に着き、

えびなし天丼と磯辺挙げを買ってランチタイムをしていると、ひとつ後輩のO山氏が現れて、入る気がなかった入場料300円の間欠泉を見ましょう、と誘われて、仕方なく一緒に入るも、想定通りで感動はない…

学生時代に来た時は、無料で、高く上がり過ぎないように取り付けられた天井板もなかったのに…。でも、間欠泉の仕組みを示した図があり、地下水が沸騰噴出沈静を繰り返す原理がよくわかる。

15時前、近くの宿「鹿の湯」に入り、温泉にも入って、ビールを飲みながら、バラバラと到着する本隊を出迎える。18時頃に着く人もいたので、宴会は18時半からにして、筆者は22時まで頑張る。阪神は、巨人に延長の末、何とか4―0で勝つ。

【走行距離50km 獲得標高250m】

【走行時間2:50 平均速度17.6km/h】

【本日の会計】¥13,316(ホテル代¥11000含む)


●2025年7月20日(日)67日目 曇り 西2m 24~28℃

今日は、ここの宿に連泊で、駒ケ岳を外周する隊、駒ケ岳に登る隊、大沼公園まで往復する隊などに分かれて走るのだが、筆者は、ほぼ毎日走っているので、お宿に留まって休養日とする。

9時に総勢23名の全体写真を撮って、皆さんを見送り、部屋で、ドジャースの試合を観戦する。大谷さんは33号ホームランを打つなど5打数2安打3打点の活躍だったが、ブリュワーズに7―8で競り負ける。

11時、ランチを買いに外へ出ると、水揚げした昆布をトラックに積み込む作業をしており、これから、干し小屋へ運ぶのであろう。道の駅には、温泉熱を利用した蒸し器が並んでいて、野菜やお肉を買って、ここで蒸すシステムで、ジンギスカン(ラム肉)もある。

ビールでも飲みながら蒸して食べたい気分だが、ひとりでは寂しいのでやめる。

ランチは、ウニ、イカ、マグロ、ホタテ入りの海鮮丼と鹿部バーガー、これで1200円はお安い!午後は、昼寝、宴会の買い出し、温泉、そして大相撲観戦。

この宿の名物料理は「蛸のしゃぶしゃぶ」で、昨晩に頂いて美味しかったので、今日も期待したが、出ず…同じメニューで良かったのに、とみんな思う。今日も22時まで粘り、阪神も、巨人に2―1で勝つ。

【走行距離1km 獲得標高1m】

【走行時間0:03 平均速度18.0km/h】

【本日の会計】¥14,200(ホテル代¥11000含む)


●2025年7月21日(月)68日目 曇り 南6m 24~29℃

鹿部→大沼→七飯(ななえ)→北斗→函館

今日は、大沼公園経由函館まで戻る約40キロの旅。北海道OBランは、朝解散で、札幌へ車やJRで、東京へは新幹線や飛行機で帰って

 いく。

9時に解散写真を撮り、筆者は、函館へ戻る人たちと走り出すも、ペースが違うので、最後尾からゆっくり走る。大沼公園へ向けて、緩やかな坂を上っていると、

駒ケ岳と大沼と白鳥の七飯(ななえ)町に入るも、大沼は遠回りになるので寄らず、道道43号線を進む。

でも途中に、大沼と繋がっている小沼と駒ケ岳を望める場所があり、駒ケ岳の特徴ある頂きは雲に隠れているが、一枚パチリ。標高150mの大沼小沼から函館方面へ100mほど下ると、

新幹線の函館北杜駅とトラピスト大修道院がある北斗市に入り、函館の町まで残り20キロだが、強い向かい風が吹いていて、走るのが嫌になる…それでも1時間半かけて何とか函館市内に入り、今回の旅で狙っていた函館名物「いかようかん」を買う。

求肥(ぎゅうひ)をコーヒー餡で包み、更に羊羹生地で包んだ3重構造で、全長20センチもある代物だ。しかし、傾けたり、ゆすったりすると、形が崩れてしまう、とお店のおねえさんに云われ、困ってしまうが、運は天に任せて、サイドバッグに入れ、慎重に運ぶこととする。結果、自宅に戻ってから開けてみると、ほぼ原形を留めており、ホッとする。

夜は、函館在住の後輩B場氏、鹿部から一緒に戻って来た神戸在住のM本先輩と3人で、観光客目当ての居酒屋に入って呑むも、

キンキの煮付けが7500円もして、プチびっくり。

我々は、リーズナブルな物ばかり注文して、ひとり5千円で清む。阪神は、巨人に9回サヨナラ負けを喫す…。

【走行距離41km 獲得標高249m】

【走行時間2:33 平均速度15.9km/h】

【本日の会計】¥15,094(ホテル代¥6840、みやげ¥1404含む)


●2025年7月22日(火)69日目 晴れ曇り 25~33℃

函館→フェリー埠頭→フェリー→青森港→青森駅

今日は、青森空港から関西へ帰るために、青森まで移動する旅なのだが、M本先輩から、函館空港から伊丹便があることを知らされ、プチショックを受けるも、今更どうしようもないので、9時に函館駅前で出発ジャンプを獲るも、失敗。

郵便局で、今回も必要なかったクマ撃退スプレーをレターパックで神戸へ送る手配をしてから、5キロ歩離れたフェリー乗り場へ。

11時、津軽海峡フェリーより安い青函フェリーに乗船し、15時半に下船して、駅前の東横インまで走り、明日は、ここからバス輪行するので、春の旅のランはここで終わりとなる。

火野正平さんがいつも自転車に付けていた、青い森鉄道のマスコット人形「もーりくん」は五年ほど前に買ったのだが、紐が切れて失くしてしまったので、今回、やっと新たに購入することができ、プチ嬉し。

【走行距離10km 獲得標高59m】

【走行時間0:42 平均速度13.7km/h】

【本日の会計】¥12,559(ホテル¥6745、フェリー¥3320含む)


●2025年7月23日(水)70日目 晴れ曇り 西5m 27~33℃

青森駅→バス→青森空港→JAL→伊丹空港→車→神戸北町

今日は、青森空港までバスに乗り、JAL便で伊丹空港、そしてマイカーで自宅へ帰る旅なのだが、空港までのリムジンバスに自転車を積【走行距離10km 獲得標高59m】

【走行時間0:42 平均速度13.7km/h】

【本日の会計】¥12,559み込む場合、別途500円取られることを知り、プチびっくり。大きなスーツケースは無料なのに、自転車だけなぜ!空港まで走れない距離ではないが、標高200mの高台にあるので、全く納得できないが、渋々500円払うことにする。因みに、岡山空港は標高240m、鹿児島空港は同270m、広島空港は同320mの高地で、どこも中心街は海岸べりなので、標高がそのまま高低差になり、自転車にとってはしんどい…特に鹿児島空港は、勾配がきつい上に交通量がメチャ多いので、二度と自転車で走りたくないルートである。9時にバス停前で自転車をばらし、所要時間30分のバスに乗り、JALカウンターで荷物を預けて、エアーラウンジで、アルコールは置いてないので、アップルジュースを何杯も飲みながら、山本が先発するドジャースとツインズの試合を観戦するも、山本は5回3失点、大谷さんもノーヒットで負ける。13時半の便で伊丹へ飛び、迎えに来てくれた嫁さんと一緒に車で自宅へ帰り、4月から始まった春の旅は、転倒なし、パンク2回、ヒグマにも遭遇せず、無事に終了となる。めでたしめでたし。

【本日の会計】¥30,413(JAL¥14,530、みやげ¥11,275含む)

【全走行距離2321km 全獲得標高15283m】

【全走行時間145:59 平均速度15.9km/h】

【全会計】¥757,915


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