<釧路~摩周~斜里>2025年秋の自転車旅(その一)1-5日目
2025年秋のチャリキャンプひとり旅(その一)
六年目となる秋の旅は、これまでの九州沖縄ではなく、9月の北海道から始まり、一旦、神戸へ戻ってから、11月に日本最西端の与那国島など八重山諸島を巡る計画であったが、一昨年、昨年に続き、今回も、台風の影響で、八重山行きを断念することになったので、北海道のみとなりました。その北海道は、釧路からスタートし、川湯温泉でのサークル同期会に参加したあと、道東を軽く廻り、そして遥か西方の千歳まで走る計画とする。秋の北海道を走るのは、学生時代以来で、紅葉にはまだ早いが、初夏とは違った風景が期待できそうで、楽しみである。
今回は、その一で、釧路から鶴居村、弟子屈町、摩周湖、川湯温泉、そして斜里まで五日間の旅レポです。
2025年秋の旅1日目は、伊丹から羽田経由釧路空港まで飛び、北へ向かい、鶴居村のお宿まで
2日目は、更に北上して弟子屈の摩周駅前にあるお宿へ
3日目は、摩周湖まで登って下りて、弟子屈のキャンプ場へ
4日目は、摩周湖と屈斜路湖のあいだにある川湯温泉のホテルまで
5日目は、強風と雨のため、車で小清水まで移動し、斜里のキャンプ場へ
【その一のトピックス】
① 釧路湿原の展望台へ行くも…
② 宿の夕食に大きなエビが二尾も…
③ 釧路湿原を抜けると牧草地帯とアップダウン…
④ 摩周駅前にあるポッポ亭の豚丼に…
⑤ 霧じゃなく快晴の摩周湖!
⑥ 走って来た道はヒグマ出没情報だらけ!
⑦ 川湯温泉の源泉は世界的に珍しいらしい!
⑧ 10mを超える強風でJRも運休!
⑨ モンベルのクマ撃退スプレーは強力になるも品切れ…
●2025年9月10日(水)1日目 晴れ曇り 北1m 25℃
神戸北町→車→伊丹空港→JAL→羽田→JAL→釧路空港→下幌呂
初日の今日は、神戸から一気に釧路まで飛んで、空港から鶴居村の宿まで25キロ走る旅。9時前、自宅を出て、大阪空港10時半発の便で羽田へ、そして12時過ぎの便に乗り換え、14時には釧路空港に到着する。早割とは言え、これで19000円はお安い。9月の北海道は閑散期なのだろうか、と思うほどである。
空港にあった道東の地図でランルートを説明すると、南端にある釧路からほぼ真北へ進み、屈斜路湖と摩周湖の間にある川湯温泉経由、知床半島の西側にある斜里にでんして、南東廻りで釧路に戻るのである。
15時、丹頂鶴をバックに出発写真を撮り、30分ほど走ると、牧草地帯となり、丁度、牧草ロールに黒いビニールを巻いている機械を発見!
牧草ロールを卵を産むように出しているところは見たことあるが、このシーンは初めてである。道道53号線を北上していると、「釧路市湿原展望台」があったので、寄ってみるも、展望台に上がるだけで400円も取るので、遊歩道を通って湿原が見えるところまで、自転車で行く。
しかし、沼や川などの湿地帯が全く見えないので、湿原というより単なる草原にしか見えない…。これも温暖化の影響なのだろうか、と思う。
丹頂鶴の鶴居村に入り、17時、下幌呂(しもほろろ)という町にある宿「宿房まきごや」に着く。
この先に、村が運営するキャンプ場があったのだが、コロナで休業そしてそのまま閉鎖してしまったので、この宿にしたのだが、電波が1本でスマホが全く使えない…。しかも、事前に言ってなかった自分が悪いのだが、夕食に、大きめの海老の丸ごとが2匹も!
残すわけにはいかないので、何とか頂く。阪神は、横浜にⅠ―6で負けるも、貯金は31個もある。ドジャースも26個の貯金、大谷さんも、48号ホームランを打つ。
【走行距離28km 獲得標高187m、歩数5565】
【走行時間1:38 平均速度17.1km/h】
【本日の会計】¥30,276(宿¥9500、JAL¥19000含む)
●2025年9月11日(木)2日目 晴れ曇り 南2m 16~23℃
下幌呂→鶴居村→標茶(しべちゃ)町オソベツ→弟子屈(てしかが)町
今日は、摩周湖の南に位置する弟子屈町まで約50キロの旅。
8時半過ぎに宿を出発し、鶴居村の中心まで来ても、丹頂鶴には出会えず、牧場前にいた模型をパチリ。
わかっていたことだが、この辺りは、阿寒湖の方から流れて出てくる川がいくつもあり、その川に近づくと坂を下り、川を通り過ぎると坂を上り、上り切ると、牧草地が広がるパターンを繰り返すので、心身ともに疲れる…。
この辺りの牧草地は丁度、草刈りの時期で、トラクターの後ろにあるクルクル回る機械で刈った牧草を線状に集め、それが終わると、面白い模様ができるので、それを眺めながら、のんびり進む。
そして、重機が入りにくい斜面には、いろんな模様の乳牛が黙々と草を食べている。
鶴居村から標茶(しべちゃ)町に入ると、変わった地名が!「中久著呂」と書いて「なかくちょろ」と呼ぶらしい。
源はアイヌ語なのだろうが、当て字の文字が面白い。鶴居の宿を出て、4時間、13時前、弟子屈町の中心、JR摩周駅前にある宿「ペンションニューまりも」に、やっと着き、
ランチは、駅横のレストラン「ポッポ亭」に入り、当店の一番人気メニュー「摩周の豚丼」大盛り1400円を注文すると、なんとロース肉が10枚も!
豚丼が名物の帯広では、同じ値段でも6枚しかはいっていないのに、プチびっくり。そして、味もタレが肉に浸み込んでいてメチャ旨い。摩周駅には何度も来ているが、いつも店の前に行列ができていたので、納得である。9月は観光客が少なく、しかも平日なので、今日は空いている。15時前に宿へ入り、シャワーのあと昼寝をしていたら、太ももの裏が両足とも攣り、冷や汗が出るほど痛い。ツムラ68番を飲んだら和らぐも、寝られなくなる。阪神は、大竹の完封で、横浜に2―0で勝ち、貯金は32個に増える。既にリーグ優勝を史上最速で決めているので、貯金数は全く関係ないが、やっぱり勝つと嬉しい。
【走行距離49km 獲得標高501m】
【走行時間3:14 平均速度15.0km/h】
【本日の会計】¥8,035(宿代¥5000含む)
●2025年9月12日(金)3日目 晴れ 北2m 13~24℃
摩周駅前→摩周湖第一展望台→第三展望台→弟子屈町
今日は、宿に荷物を置かせてもらい、軽装備で標高550mの摩周湖の展望台を目指し、また弟子屈まで戻って来る約30キロの旅。弟子屈の町との高低差は450mもあるので、自転車では学生時代の夏ツアーで一度登っただけで、あとは車で二度ほど。天気予報を見ると、良さそうだし、フル装備じゃないので、45年振りに自転車で行くことを決める。
快晴の下、9時に宿を出発し、摩周湖の第一展望台まで12キロ、450mアップに臨む。
フロントバッグのみなので、空に向かっているかのような10%近い坂も順調に進み、宿から80分で第一展望台にとうちゃこ~。昔と違って、カフェテラス風の洒落た建物に変わっていて、展望テラスも柵がガラス張りで湖が見やすくなっている。
案内地図のように、第一展望台は、摩周カルデラの南西端にあり、北を眺めると、ポツンと浮いているようなカムイシュ島が見え、東側は、深さを感じる群青色の湖面が美しい。
ここから北へ更に100mアップすると、第三展望台があり、軽装備だし、天候もいいので、もうひと頑張りして、行ってみる。
途中、西方に、屈斜路湖と硫黄山が!あの山のすぐ傍に明日泊まる川湯温泉がある。30分ほどで第三展望台に着き、ここには建物がなく、展望台だけだが、第一から望めたカムイシュ島とカムイヌプリ(摩周岳)がより近くに見えて、アイヌの神様なので拝みたくなる。
第一展望台へ戻り、弟子屈まで10キロ、豪快な下りを楽しむ。「人生下り坂最高~」(火野正平さんの名言)。
12時半、今回で4回目となるキャンプ場「RECAMP摩周」に着き、無人のスマホによる受付、ランチ、設営を済まし、3回目となる近くのヌルヌル温泉「ビオラ」まで自転車で往復し、ランドリーも済まして、夕食はカボチャ入りクリームシチュー。
ジャガイモより甘くて美味しい。本当は、昨日もここに泊まりたかったが、火曜と水曜がお休みなので利用できない…管理棟は終日無人で、支払いもQRコード決済なので、休みにする必要はないと思うのだが…。
【走行距離36km 獲得標高672m】
【走行時間2:44 平均速度13.3km/h】
【本日の会計】¥6,835
【RECAMP摩周キャンプ場評価:36点】
このキャンプ場に最初来た時は、管理人がちゃんといて、500円のフリーサイトがあっていいキャンプ場だったのだが、来る度にコストダウンと値上げが進み、今や、フリーサイトはなくなり、料金も1600円に上昇…まあ、それでも安いのだが…。
●2025年9月13日(土)4日目 曇り 南5m 16~22℃
弟子屈→川湯温泉
今日は、同期会が開催される川湯温泉まで約20キロの旅。
余裕があるので、10時に出発ジャンプを決めて、北へ。
釧路湿原に繋がる釧路川の語源は、釧路川の水源である屈斜路湖のアイヌ語「クスリトゥー(温泉の出る湖)」に由来しており、それが転訛した、とのこと。またひとつ賢くなる。11時半、今日の宿「川湯観光ホテル」に着き、近くの川湯ビジターセンターへ行くと、ヒグマの出没マップが!
緑のクマが昨年、赤が今年で、明らかに昨年より数が増えている。そして、屈斜路湖畔とさっき走ってきた国道391号線沿いに集中している…出没した日付を見ると、5月~7月が多いが、今月もいくつかあるので、プチヤバイ。
ホテルへ戻ると、ここ川湯温泉の生いたちを示したパネルがあり、硫黄山で熱せられた地下水が深さ2~30mの極めて浅い層を流れ、2キロ離れたここで、湧き出ているらしい。
強酸性の硫黄泉で、丁度、ホテルの前で湧き出ているので近づくと、確かに硫黄の臭いがする。
ランチはホテル前にあった「9・SHARO」と云うレストランに入り、1200円のポークチャップを注文する。
変わった店名だなあと思っていたが、屈斜路湖の「くっしゃろ」と読めるので、モヤモヤが解消する。14時になると、今回の幹事で、知床の標津に住んでいるⅠ藤シゲが、自社で生産している無添加ソーセージを抱えてて現れる。
その後も関東、関西、九州などから続々と同期が自転車や車で到着し、総勢13名がここ川湯に集まる。阪神は、巨人相手に10点取るも、11点取られてサヨナラ負けを喫す…。
【走行距離22km 獲得標高171m】
【走行時間1:20 平均速度16.4km/h】
【本日の会計】¥21,875(宿代¥18,000含む)
●2025年9月14日(日)5日目 雨曇り 北西13m 25~17℃
川湯温泉→車→小清水→斜里
今日は、自転車で北方40キロ先の斜里にあるキャンプ場まで走るつもりだったが、10mを越える北からの風と雨予報に危険と判断し、JR釧網線で斜里まで輪行することに。しかし、なんとJRも強風で運休しており、焦ったが、シゲの車で近くまで送ってもらえることになり、ホッとする。
女満別空港から帰るM崎も同乗するので、軽に自転車二台を何とか詰め込み、
3人で9時に北へ向かうと、峠辺りから雨が降り出し、風も凄いので、シゲにお願いして大正解。M崎は西へ向かうので、斜里の西方に位置する「道の駅小清水」まで行くと、丁度、雨は止んでおり、自転車を組み立てて、M崎は超向かい風となる西へ。
筆者は、逆に超フォローの余裕なので、道の駅に隣接している「モンベルオホーツク小清水店」に寄ると、クマ撃退スプレーがあるも、品切れ状態…
自分が買ったのは3年前で、ホルダー込みの一万円だったが、5千円も高くなっている…でも、噴射距離が9mから12mに伸びていて、ひと廻り大きいサイズもあるので、撃退力は向上しているようだ。
小清水と斜里の中間にある止別(やむべつ)と云う無人駅に、「ラーメン喫茶「駅馬車」が駅舎内にあるも、昼間は一便しかないので、誰がくるのだろうか、と思う。国道を避けて、農道を走っていると、アスパラ畑とその向こうにはトウモロコシ畑も見える。
アスパラは種を採取するために、伸ばし放題の茫々状態なので、一見、アスパラには見えないが、茎はアスパラである。そして秋なのに、満開の菜の花畑も。
菜の花やひまわりは土を活性化させるので、農家にとっても大事である。12時過ぎ、今回で4回目となる「クリオネキャンプ場」に着き、チェックインは15時からなので、炊事や休憩ができる共同スペースで弁当ランチ済まし、モバイルテントと云う一人用の小屋に入り、
キャンパーは200円で入れる「斜里温泉湯元館」へ。
珍しいモール泉と云う茶色の温泉で温まる。朝方は25℃もあったのに、9時には15℃まで急激に下がり、今も17℃しかないので、長袖を着て湯冷めしないようにする。阪神は、才木が好投するも中日の大野を打てず、0―1で負ける。でも貯金はまだ30もある。
【走行距離19km 獲得標高50m】
【走行時間1:03 平均速度18.1km/h】
【本日の会計】¥2,553
【斜里クリオネキャンプ場評価:46点】
フリーサイトもあるが、1650円で泊まれるソロ用の常設テントがあり、床もあるので、快適に過ごせる。電波が2本でギリギリだが、お風呂シャワー、ランドリー、冷蔵庫、ウオッシュ、休憩スペースなどインフラは完璧なので、何度来てもいいキャンプ場である。
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